本庄市の粗大ごみ・不用品回収を解説

本庄市のゴミ事情

本庄市のゴミの量は埼玉県で第21位です

本庄市は埼玉県の北西部県境にあり、北側には利根川が流れています。平成16年3月6日に坂東大橋が架け替えられ、同年3月13日には上越新幹線の本庄早稲田駅が開業しています。市の人口は平成12年までは増加し続けていましたが、以降は減少傾向に転じ、現在は77,880人(平成28年度）となっています。本庄市のゴミの搬入量（生活系ゴミ収集量+事業系ゴミ収集量+直接搬入量）を調査すると、31,970ｔでした（平成26年度実績）。この値は埼玉県内では第21位（平成26年度）となっています。

本庄市のゴミの量は増え続けています

ゴミの搬入量が埼玉県で21番目という本庄市では、人口が減少が加速している状況ですが、ゴミの量は全体としては増えています。一方、生活系ゴミに関しては年々減少しているようです。ゴミの搬入量の推移をみると、平成24年から26年の間で1,032ｔ増加させています。

市民1人1日当たりのゴミの量は増加傾向にあります!

人口が減少している状況にありながらゴミの搬入量が増えている本庄市では、市民１人1日当たりのゴミの排出量に関しても増加傾向にあります。内訳を見ると、生活系ゴミ、事業系ゴミのいずれにおいても増加しています。埼玉県全体の平均値は生活系と事業系を合わせると1人1日当たり897g（平成26年度）であるため、本庄市民1人1日あたりのゴミの搬出量は県の平均より大幅に多いことになります。

市民1人1日当たりのゴミ搬出量

本庄市の特徴

本庄市は宿場町として栄えた歴史のある街です

本庄市は、中山道の中で最大の宿場町・本庄宿として早くから栄えていました。市内には多くの古墳があることから、縄文期から人が暮らしていることが分かります。旧児玉町下浅見の鷺山古墳は4世紀中頃まで遡る県内でも最古級かつ最大の前方後方墳です。本庄市のマスコットは浪速を模した「はにぽん」で、ゆるキャラとして市民に愛されています。歴史ある街らしく、市内には国指定文化財も多く、観光名所としても見どころがたくさんあります。近年は、新幹線の開通に合わせて都市開発を行っており、本庄早稲田駅は、ニュータウン「本庄早稲田の杜」として企業誘致にも力を入れています。現在は、ホームセンターの「カインズ」が本社を構えています。

本庄市のゴミに関する情報

本庄市の粗大ごみの出し方・収集方法

家庭で出るゴミのうち、専用指定ごみ袋に入らない大きなサイズのゴミ、寝具、家具、電化製品などは粗大ゴミとなります。家庭ごみの収集場には出せないため、所定の方法で処理をする必要があります。ただし、特定家庭用機器(テレビ・エアコン・洗濯機・衣類乾燥機・冷蔵庫・冷凍庫)は家電リサイクル法に則り、リサイクル券を購入して指定取引場まで持ち込むか、小売店などに処理を依頼しなければいけません。

1. 自分で直接、ごみ処理場(小山川クリーンセンター）に持込む。
2. 自宅まで収集に来てもらう「リクエスト収集」（有料）を依頼する。
3. 本庄市一般廃棄物(ごみ)収集運搬許可業者へ依頼する。

粗大ごみ有料リクエスト収集の申込方法

大型の家具類や集積所まで運べない場合、解体や分別が困難な場合に、ご自宅の玄関先まで回収に伺うサービスがあります。粗大ごみの数量は1回の回収で5点までとなり、手数料は品目ごとに決まっています。収集の際は家の中には入らないため玄関先に出しておく必要があります。申し込み方法は以下となります。

収集日および申し込みの締め切り

本庄地域は毎週末に申し込みを締め切り、翌週水曜日に収集します。児玉地域では毎月第4金曜日に収集を行うため、直前の火曜日に締め切ります。

申し込み方法と収集までの流れ

本庄地域は以下となります。

1. 窓口申込み→本庄市役所4階環境推進課。
2. 電話申込み→本庄市役所環境推進課。電話0495-25-1172

1. 窓口申込み→児玉総合支所2階環境産業課環境係。

粗大ごみ収集地区一覧

本庄市では、以下の地区で粗大ごみの収集を行っています。

不法投棄に関する罰則

個人、事業所のいずれにおいても不法投棄を行った場合、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下（法人の場合は3億円以下）の罰金となります。不法投棄の未遂に関しても同様の罰則が科せられます。不法投棄は犯罪です！

ゴミ・リサイクル関連施設のご紹介

ゴミ焼却施設のご紹介

本庄市には、下記のようなゴミ・リサイクル関連施設があります。

小山川クリーンセンター

家庭から出る一般廃棄物及び事業系ごみ（一般廃棄物）を搬入できる施設です。

リサイクルに関する取り組みの一例

本庄市では資源再利用の推進と廃棄物の減量を目的とし、集団資源回収を行う団体等に対して、回収量に応じて報奨金を交付しています。対象有価物は紙類・布類・金属類で、1㎏につき3～5円を報奨金としています。このような取り組みもあって、市内の自治会、PTA、子ども会などが集団資源回収活動を積極的に行っています。

職場で出るごみ・産業廃棄物について

事業所から出るごみの出し方

事務所・店・工場などにおいて事業活動に伴い排出されるゴミで、産業廃棄物以外のごみは、事業系一般廃棄物となり、廃棄物の処理及び清掃に関する法律により、事業者自らの責任で処理することが定められています。以下の方法のいずれかで処理しましょう。

1. 児玉郡市広域市町村圏組合立小山川クリーンセンターへ自己搬入する。
2. 市の許可を受けた一般廃棄物収集運搬業者に処理を委託する。
3. 事業所用認定袋に入れて地域のごみ収集所に排出する。（2袋まで、1袋の総重量は8㎏以下）

産業廃棄物について

産業廃棄物とは、事業活動により生じた廃棄物のうち、廃油、燃え殻、汚泥、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類、その他政令で定める廃棄物のことを示します。産業廃棄物を処理する場合は、事業者自らの責任において自己処理するか、許可業者に処理を委託する必要があります。

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