失敗しない粗大ゴミ回収業者選び!依頼する前に要チェック

引越しの際にゴミ回収業者を見つけておくべき理由

粗大ごみを出すなら行政よりも専門の業者の方が便利なのですが、どこに依頼するかという業者選びはとても重要です。中には悪質な業者があるので、特に注意が必要です。そこで、このページでは悪質な業者の特徴と失敗しないための粗大ごみ回収業者選びについてのチェックポイントをご説明します。

粗大ごみ回収業者の中には悪徳業者があるので要注意!

粗大ごみ回収と言って思い浮かべるのは、「どんなものでも無料で回収します」とアナウンスしながら町内をトラックで巡回している業者ではないでしょうか。このような業者は社名や連絡先が不明で、後でトラブルになるケースがあります。
一方、きちんとホームページで会社概要や料金、サービス内容などを公開している業者もあります。
粗大ごみ回収をうたっている業者でもこのようにサービス内容や信頼性は千差万別です。
まずは悪徳業者の特徴を見ていきましょう。

悪質・悪徳な粗大ごみ回収業者の特徴

悪質や悪徳な粗大ごみ回収業者の特徴には、次のような特徴があります。

  1. 「無料回収」をアピールしている
  2. チラシ配布や電話でアポイントメントを取ってくる
  3. 金額を告げずに粗大ごみを引き取ろうとする
  4. 連絡先や所在が不明である

では、1つずつ詳しくご説明していきます。

無料回収をアピールする業者

町内を「無料で回収しています」とアナウンスしながら回っている回収業者の中には
「回収は無料だが処分料が必要」
「回収は無料だが運搬料が必要」
などと言って法外な料金を請求するケースがあります。

高齢者は要注意!

高齢者だけの世帯では使わなくなったストーブやコタツ、タンスなど重くて自分たちでは持ち出せない粗大ごみを仕方なく保管されているケースがあります。そこに「無料で引き取ります」と言って車で回ってきたら、ついお願いしたくなるものです。

しかし、結果的に数千円もの費用を請求されたという事例が多く報告されています。国民生活センターにも苦情が多く寄せられているため、注意を呼びかけています。
「タダほど高いものはない」ということを肝に銘じておきましょう。

チラシ配布や電話でアポイントメントを取ってくる業者

これも上記の町内を巡回する回収業者と同じで、自分の所在をはっきりさせていません。電話番号だけが書かれたチラシや「こちらの地域には○月○日に回収にうかがいます」などと書いたチラシをポストに投函しています。
このケースも「無料で回収します」とアピールしていますが、依頼すると結果的に高い処分料やリサイクル料などを請求されます。

どんなごみも無料で処分できるということはないので、くれぐれも注意しましょう。

金額を告げずに粗大ごみを引き取ろうとする業者

町内を巡回している回収業者に声をかけたところ、いきなり粗大ごみをトラックに積み込み、その後に「○○円です」と高額料金を請求する事例が多く見られます。
しかも、「そんなにかかるのなら断る」と言ってもキャンセルに応じないために、仕方なく支払ったというケースがあります。

こういった業者はなかなか見積もりには応じてくれませんし、積み込んだ後のキャンセルにも応じてくれる可能性は低いでしょう。

領収書を発行してくれないので、後で苦情を言うにも連絡先がわからないというケースが多く泣き寝入りされる事例が多発しています。

連絡先や所在が不明である

悪質な業者は自社の連絡先を明記していません。

  • トラックに社名や電話番号を書いていない
  • チラシに住所を書いていない
  • 名刺を渡さない
  • 領収書を渡さない

など、後で苦情を言えないようにしています。一方、きちんとした回収業者はホームページを持っていて、会社の所在地や連絡先、社長の名前など「会社概要」を明記しています。
また、料金の内訳やサービス内容、セットプラン、見積もりが可能なことなどをきちんと公開しています。
依頼するなら、このように所在がはっきりしていて料金設定などが明確な業者に依頼すると安心です。

悪徳業者は回収した粗大ごみを違法投棄することも!

悪徳な粗大ごみ回収業者は無料と言いながら法外に高い料金を請求し、リサイクルできるものはよそに高く売りつけ、換金できないものは不法投棄している可能性があります。
「粗大ごみが片付いてヤレヤレ」と思っていたら、後日近くの河原や山中にそのごみが放置されていたというケースがあります。少しでも不審な業者には依頼しないことが大切です。

悪質業者を見分ける方法

では、このような悪質な業者はどこで見分ければいいのでしょうか。
次の5つの点をチェックしてみてください。

  1. 社名や住所を明記しているかどうか
  2. 見積もり金額を出してくれるかどうか
  3. 社名入りの制服を着ているかどうか
  4. 一人だけで巡回している業者は要注意
  5. 従業員の対応をチェック

社名や住所・電話番号をトラックに書いていない業者や名刺を渡さない業者は、後でトラブルになったときに連絡が取れません。まずは社名や連絡先を公開している業者かどうかを確認しましょう。

スタッフが社名やロゴ入りの制服を着ていない場合や単独で巡回している場合も同様に、怪しい業者である可能性があります。先に「名刺をください」と聞いてみましょう。

さらに見積もり金額を先に聞くようにします。ただし、回収後に何かと理由をつけて見積もり金額よりも高額な料金を請求する業者がいます。そういった場合は上記のように連絡先がはっきりしているかどうかを事前に確認することである程度のトラブルは防ぐことができます。
また、従業員のマナーや態度が悪い場合も要注意です。しっかりした業者ならば顧客対応やマナーをしっかり教育しています。相手の対応などから信頼できる業者かどうかが判断できます。

粗大ごみ回収業者選びは比較サイトの利用が便利

最近は粗大ごみ回収業者が増えてきました。
信頼できる業者もあれば、悪質な業者もあります。そんな中で本当に信頼できる業者を選ぶには、複数の業者を比較しているサイトで調べてみましょう。
各回収業者のホームページを見なくても、一覧でサービス内容や特徴を見ることができます。その際には、次のように自分の状況に合うサービスを提供しているかどうかをチェックしてください。

  • 1品だけのごみを出したい
  • 大量のごみを出したい
  • 家電リサイクル法対象の電化製品を出したい
  • パソコンの処分とデータの消去を頼みたい
  • 重い家具を運び出してほしい
  • まだ使えるものはリサイクル品として買い取ってほしい
  • クレジットカードで支払いたい
  • ごみを回収した後の掃除もしてほしい
  • 2階の窓からクレーンで運び出してほしい

大手の粗大ごみ回収業者ならばこのようにさまざまな顧客のニーズに合わせたサービスを提供しています。
自分の希望するサービスがあるかどうかを確認してみましょう。

口コミもチェック

比較サイトでは実際に業者を利用した人が感想を書き込んでいます。それを見るのも粗大ごみ回収業者選びの参考になります。中には自分とよく似た境遇の方が「助かった」などと感想を書いているので見てみてください。

必ず見積もりを取ってみる

粗大ごみ回収業者の料金設定は各社で異なります。複数の粗大ごみをまとめて○○円としてパック料金で回収してくれるところもありますし、1品ごとに細かく料金設定をしている業者もあります。自分が出したいごみの量や内容によってどれくらいの金額になるのかを聞いてみましょう。
きちんとした業者ならば電話でもある程度の見積もり金額を出してくれますし、実際に訪問して計算してくれる業者もあります。
その上で金額やサービス内容、スタッフの対応などを見て判断されるといいでしょう。

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