ゴミ屋敷まとめ|片付け・掃除の方法から不用品回収業者への処分費用まで

ゴミ屋敷

ゴミ屋敷を放置していると不快な臭いを発生させたり、景観を悪くして周囲の人にも迷惑をかけることになります。できるだけ早く片付けて掃除をするためにはどうしたら良いのか、不用品回収業者に依頼する場合は処分費用がどのくらい必要なのかなどを詳しく解説します。

そもそもゴミ屋敷とは

ゴミ屋敷とよく耳にしますが、一般的には家の敷地内または、室内にゴミで埋め尽くされているような状態で足の踏み場がないほど散らかっている状態を言います。現在、このようなゴミ屋敷と化した住居が急増しており、深刻な社会問題にもなっています。ここではゴミ屋敷の現状についてご紹介します。

ゴミ屋敷が社会問題に

あなたは度々テレビなどでゴミ屋敷の社会問題が紹介されているのをご覧になったことがあるでしょうか?ゴミ屋敷に関する問題はたくさんありますが、主な事例は以下の通りです。

ゴミ屋敷の問題

  • 家主に収集癖があり、ゴミを集めて景観を悪くする
  • ゴミを捨てずに部屋に放置して悪臭を放っている
  • 家の敷地内から溢れたゴミを道路に放置する
  • 劣悪な環境の敷地内に害虫やネズミなどが大量発生
  • 大量のゴミから自然発火して火災が発生

これはほんの一例に過ぎませんが、ゴミ屋敷がもたらす社会問題は深刻なものです。何よりも周辺住民に迷惑をかけてしまうことが大きな問題で、家主と近隣住民との間に大きな亀裂が生じてしまい、ご近所トラブルに発展する可能性が高くなります。家主が孤立する原因にもなるため、早急に問題を解決することが大切です。

高齢者のゴミ屋敷問題

現在の日本は、65歳以上の方が人口の21%を超えている超高齢化社会です。高齢者の割合が増えたことで、更にゴミ屋敷の問題が急増しています。ゴミ屋敷問題が表面化している中でも特に多いのが、一人暮らしの高齢者がゴミ屋敷の家主だったという事例です。超高齢化社会がもたらす弊害の一つが、ゴミ屋敷問題と言っても過言ではありません。

高齢者の家がゴミ屋敷化しやすい3つの理由

高齢者の住まいがゴミ屋敷になりやすいのかという原因は主に3つあります。

  1. 物を捨てられない
  2. 認知症
  3. 孤独感

若い世代の人は物に対する執着心があまりなく、使えなくなった物やもう二度と使わないような物なら思い切って処分する人が多いです。しかし、高齢者は物に対する執着心が強く、「まだ何かに使えるかも」「思い出の品だから捨てられない」などの理由で物を溜め込む人が多いのです。思うように物を手に入れることができなかった時代を過ごした世代の高齢者にとっては、ある意味仕方のないことかもしれません。

でも、ゴミ屋敷になるほど物を捨てられない状況になると、周囲の人に迷惑をかけることになるので、本当に必要な物と不要な物に分けて処分することも考えなければいけません。

年齢を重ねるほどリスクが高まるのが認知症です。認知症になるとよく見られる症状として、ゴミの分別ができなくなるという問題があります。まだ在庫があることを忘れてしまったり、どこに保管したのかわからなくなって、どんどん物が増えていくというケースもあります。認知症に関しては高齢者に限らず、比較的若い世代でも発症する場合もあるようです。

そして、高齢社会がもたらす大きな弊害になるのが、一人暮らしの高齢者が増えているという現状です。

  • 配偶者に先立たれてしまった
  • 子どもがいない
  • 頼る親類もいない天涯孤独の身
  • 子どもはいるが離れて暮らしている

このような理由で一人暮らしをする高齢者が増えています。一人暮らしでもご近所同士で仲良く生活していれば良いのですが、近隣住民との付き合いがあまりない状況では孤独感を募らせる大きな原因になります。寂しさを紛らわせるためにペットを飼育してみたものの、世話ができないため家の敷地内が汚物まみれになったり、周囲の人が敵に感じられて外に出るのも億劫になってゴミを捨てるのも嫌になったりしてゴミ屋敷化するケースが多いです。

このような原因が重なるほど、高齢者の家がゴミ屋敷化する可能性が高くなります。

都市別で見るゴミ屋敷対策

ゴミ屋敷の問題が各地域で深刻化している中で、各自治体では様々な取り組みを実施しています。それぞれの地域によってどのような取り組みを実施しているのかは異なりますが、ある意味行政が強制的にゴミを撤去する強硬派と、徐々にゴミを片付けるように促す穏健派の取り組みがあります。ここではその一例をご紹介します。

【強硬派】富山県立山町の場合

富山県立山町では、ゴミ屋敷問題に関する条例(環境美化推進に関する条例)を制定しています。家主に片付けをするように再三の要請をしても改善が見られない場合には、ゴミを強制的に撤去してその費用を家主に求めることができる、いわゆる行政代執行の内容も定めています。

【穏健派】東京都世田谷区の場合

東京都世田谷区ではゴミ屋敷対策として定めている条例の中で、地域で暮らす人たちが過ごしやすい生活環境を維持する取り組みを実施しています。区としては、家主が自分で片付けできるように医療や福祉の面から支援することを前提にしています。

これは、認知症などがゴミ屋敷になった原因になっている可能性が高いためで、行政代執行で無理に片付けをしても、更に収集癖が悪化する可能性も考えられるためです。徐々に解決策を探りながら、必要に応じて代行措置や緊急措置を行うようにしています。

あなたもゴミ屋敷予備軍かも

汚部屋
ゴミ屋敷問題なんて他人事だと思っていませんか?あなたも自分では気付いていないだけで、ひょっとしたらゴミ屋敷化させる可能性を秘めている予備軍かもしれません。もし、これから紹介する内容に心当たりがあれば、できる事から改善する努力を始めてみましょう!

ゴミ屋敷になりやすい人の傾向

ゴミ屋敷で生活している人は、ある共通点があります。以下の項目に当てはまる数が多いほど、ゴミ屋敷になる傾向が強いと考えられます。

  • 整理整頓が苦手
  • いつまでも物が捨てられない
  • 物を溜め込むクセがある
  • 物を拾ってくる、もらってくる
  • 忘れ物が多い
  • 人付き合いが苦手
  • うっかりミスが多い
  • 日々の生活が忙しいと感じている
  • 意地っ張り

ゴミ屋敷の住人は女性が8割!?

ゴミ屋敷で暮らしている人のうち、約8割が女性だと言われています。しかも、その女性達は一見すると普通の身なりで、仕事も普通にこなしていると言われています。外ではバリバリ仕事をこなしているキャリアウーマンなのに、家に帰ると足の踏み場もないような家で暮らしていることが多いそうです。

女性がゴミ屋敷の住人になる傾向が強いと言われている理由で多いのは以下の項目です。

  • 片付けをするのが苦手
  • 必要な物も買い込むクセがある
  • 忙しくてゴミを捨てられない
  • 捨てるのはもったいないと思ってしまう

片づけられないのは「精神疾患」という病気のせい?

ゴミ屋敷の住人に多く見られる傾向として、精神疾患などの問題が挙げられます。うつ病やADHD、アスペルガー症候群、溜め込み症候群などが考えられます。

ゴミ屋敷の住人にみられる精神疾患
病名 主な症状 治療法
うつ病 興味や意欲の低下⇒掃除をしたくないと思う、もうどうでも良いと思ってしまう 休養
投薬
ADHD(注意欠如多動性障害) 集中できない、落ち着きがない⇒片付けようとしても気が散ってしまう、他の事に気を取られてしまう 生活の見直し
投薬
アスペルガー症候群 対人関係が苦手⇒殻に引きこもりがち。外に出たくないのでゴミを溜め込む。
物へのこだわりが強い⇒必要なくても捨てられない
脳トレーニング
投薬
溜め込み症候群(ホーダー) 不必要なものを収集する。
必要のないものを捨てられない
集めた物を整理できない。
心理療法

このように様々な精神疾患が関係している可能性が考えられます。いずれの場合も、自分では気付かない場合が多いため、周囲の人が早い段階で気付いてあげること、専門医に相談して適切な治療を開始することが望ましいと考えられます。

ゴミ屋敷の始まりは汚部屋から

自分の生活している家は、まだまだゴミ屋敷とは言えないから大丈夫!と安心していませんか?確かにゴミ屋敷とは言えない程度でも、「汚部屋」の状態になっているなら要注意です!手の施しようもないくらいに荒れ果てたゴミ屋敷になるまでの過程には、必ず汚部屋の状態から始まっているのです。汚部屋という認識がなくても、あなたの家はこんな状態になっていませんか?

  • お弁当の容器が何日か放置されている
  • 空き缶やペットボトルが散乱している
  • ゴミ箱からゴミが溢れている
  • 服を脱ぎっぱなしで床に放置している
  • いつのものかわからないゴミ袋が残っている
  • 洗濯物が乾いているのに干しっぱなし
  • 前に掃除をしたのはいつなのか記憶がない

当てはまる項目が多いほど、汚部屋からゴミ屋敷へと発展する可能性が高いです。手遅れにならないうちに片付けをして、スッキリした状態で過ごしたいですね。

自分でできる?ゴミ屋敷の片付け・掃除の仕方

ゴミ出し
ゴミ屋敷と化してしまった家の中を片付けたい!という気持ちがあっても、自分だけの力では無理なのではないか?と諦めてしまう方も多いです。でも、ゴミの量が少ないなら、特に片付けのプロではない素人でも片付けすることはできるはずです。自分でゴミ屋敷を片付ける場合に知っておきたいことをご紹介します。

ゴミ屋敷の片付けは、一人では無理!3人程度は必要

大量の物が溢れているようなゴミ屋敷を、たった一人だけで片付けしようとするのは正直なところ無謀な話です。細々した物を片付けするなら一人で十分かもしれませんが、膨大な量があることを考えると一人だけでは足りないでしょう。

また、大きな物を運び出すことを考えると、一人では難しいものです。最低でも3人程度は必要になると考えて下さい。人手が多いほど効率良く片付けできます。家族や友達、近所の人などにお願いをして片付けを手伝ってもらうことをおすすめします。

ゴミ屋敷の片付けは1日では終わらない…

なんとか人手を集めて片付けすることになったとしても、1日で作業を終えるのは難しいかもしれません。最初の段階として、必要な物と要らないのでゴミとして処分する物にきちんと分けなければいけません。この段階で家主に一つ一つ確認しながら作業を行うので、かなり時間がかかってしまうことが考えられます。

また、ゴミとして処分する場合は、自治体のルールに従ってきちんと分別しなければいけません。分別の段階でもかなり時間がかかってしまうことが予想されます。大量のゴミが発生するため、トラックなどに積み込んでゴミの収集場に持ち込んで処分してもらう必要があります。

ゴミを一通り運び出した後にはきちんと掃除をして、普通に生活できる空間を確保できたら、ようやく片付けが完了します。ここまでの流れを1日だけで終わらせるのは、素人では難しいでしょう。2~3日くらい時間をかけなければ、キレイに片付いたとは言えないかもしれません。

【注意】自分で片付けても不用品の回収費用はかかる

もう一つ忘れてはいけないのが、自分で片付けをしてもお金がかかってしまうことです。自分で労力をかけて片付けをするので、「人件費」は浮かせられます。でも、大量に出たゴミや不用品を処分するためには、お金をかけなければいけません。トラックで運搬する場合の費用、ゴミの処分料などをきちんと予算しておかなければならないことを覚えておきましょう。

ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼する

不用品回収業者

できるだけ片付け費用を抑えるために自分で片付けをしたいと考える方も多いですが、最初から業者に片付けを依頼した方が良い場合があります。

  • 一緒に片付けをしてくれそうな人がいない
  • ゴミ屋敷状態になっていることを知人に知られたくない
  • どこから手を付けて良いのかわからない
  • 人手が足りなくて大きな物を運び出すことができない
  • ゴミの処分方法がよくわからない
  • 1日で作業を終えるのは難しい
  • 片付け後の掃除をどうしたら良いからわからない
  • あまり体力がないので作業が難しい
  • 片付けてもすぐに散らかりそうで困っている

このような項目に当てはまる方は、自分の力だけで片付けようとせずに、プロの業者に依頼して片付けをしてもらった方が効率も良いです。

ゴミ屋敷を業者に依頼するメリット

ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼した方が良いメリットはいくつかあります。このメリットを考慮しながら、最終的に自分で片付けをするか、業者に依頼するか検討してみましょう。

業者に依頼すれば時間がかからない

プロの業者に依頼する大きなメリットになるのが、効率の良い作業で時間のロスを大幅に短縮できる事です。これまでに何例ものゴミ屋敷を片付けした実績があるスタッフが、無断のない作業を行ってくれます。素人なら2~3日はかかるだろうと考えられるような量でも、プロのスタッフなら早ければ数時間から1日で作業を完了できます。時間をかけずに、パパっと片付けを済ませてスッキリさせたい方におすすめです。

きちんと分別をして処分してくれる

自分で片付けをする場合は、ゴミの分別をしっかりしてから処分するという流れが必要になります。たくさんのゴミが発生した場合には、トラックなどに積み込んで処分場に持ち込む手間もかかります。これだけでも時間と費用が発生しますが、業者に依頼した場合は分別から処分までお任せできます。もちろん、それなりに費用は発生しますが、自分で行う手間を考えるとプロのお任せした方が手っ取り早いものです。

気を使わないで作業を依頼できる

自分だけで片付けをしようと思っても、一人ではどうしても無理なので家族や知人にお願いをすることになります。でも、ひどく散らかっている室内を家族や知人に見られるのはどうしても嫌なので、なかなか頼めないという方も多いです。

プロの業者に依頼した場合は、全く知らない第三者なので気を使うことがありません。業者も依頼者のプライバシーを守るように配慮しながら作業を行いますので、作業中もゴミ屋敷を片付けしていると悟られないように気をつけています。作業完了後も掃除をお任せしたり、キレイな状態を維持するコツについてアドバイスしてもらえる場合もあります。

ゴミ屋敷にかかる費用には何がある?

ゴミ屋敷の片付けを行うのにあたって心配になるのが費用についてです。業者によって設定している価格はまちまちですが、事前に見積もりをもらってから検討することをおすすめします。見積もりで算出される費用の内訳について確認しておきましょう。

ゴミ屋敷にかかる費用まとめ
費用の内訳 内容
掃除費用 ゴミを片付けた後に室内を掃除するための費用
処分費用 ゴミを適切に分別して処分するためにかかる費用
撤去費用(車両運搬費) ゴミを処理場に運搬するために必要な出張費や車両代、燃料代など
処理費用 家電リサイクル法などで定められている、適切な処理に必要な費用

この中に作業を行うスタッフの人件費が含まれていたり、別途計上される場合もあります。また、ゴミとして処分しようと考えていた物に、リサイクル可能な品物があれば買い取りできる場合もあります。買い取りできる品物が多いほど、費用を削減できる可能性があります。

【業者に依頼する前に】業者トラブルを未然に防ぐには

ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼しようと検討している方は、業者との間にトラブルが発生している事例があることも把握しておく必要があります。具体的にどのようなトラブルが多いのかというと、費用面での問題が多く発生しています。せっかくゴミを片付けてスッキリした気持ちでリスタートできるつもりでいたのに、業者との間にトラブルが発生しては気持ちが落ち込んでしまいます。

未然に防ぐためにも、どのような点に気をつけるべきか確認しておきましょう。

依頼前には必ず見積もりをもらう

業者に依頼する際には、必ず見積もりをもらっておくことが大切です。口頭で概算の費用を聞いていたので信用してお願いしたところ、作業後に全く違う金額を請求される場合もあります。業者の言い分としては、「実際に作業をしてみたら、あまりにも状態が悪くて予定以上に作業時間がかかり、処分費用も高額になったから」という理由で、泣く泣く言われるがままお金を支払ってしまうこともあります。

このような状況を避けるためにも、事前に正式な見積もりをもらっておくことが大切です。具体的な作業内容や費用をはっきりさせておき、この金額以上の費用が発生しないことを確認しましょう。また、一つの業者だけでは適正な金額か判断できないため、いくつかの業者に見積もりを依頼して一番信用できる業者に依頼してください。

適切に処分する業者に依頼する

業者に依頼したから、後はきちんと処分してくれるだろうと安心していたのに、適切に処分せずに不法投棄をしていたという事例もあります。依頼者からは処分費用としてしっかりお金を徴収していたのに、実際にはきちんと処分しないまま山などに不法投棄をしている悪徳業者も存在しているようです。

適切に処分する業者か判断するためには、各自治体から一般廃棄物収集運搬の許可を受けているか確認してみましょう。費用の安さだけで選んだ結果、実は悪徳業者だったという事例もありますので、金額だけに惑わされず信頼できる業者なのか見極めることも大切です。

ゴミ屋敷からの脱出体験談

粗大ゴミ

実際にゴミ屋敷で生活していた方が、片付けをしてスッキリできたという体験談を集めてみました。このような状況に似ている方も多いはずなので、ぜひ参考にしてください。

ゴミ屋敷の状態だけど引っ越しをしないといけない…

転勤することになったものの、家にある大量のゴミの処分に困っていたそうです。粗大ゴミとして出すだけでは対応しきれないほどの量だったので、専門の業者に依頼することになりました。回収をお願いした結果、回収費用と買い取り価格で相殺できただけでなく、スッキリ片付いた室内を見て次は気をつけようと思ったようです。

体験談:体験談:ゴミ屋敷編

ゴミ屋敷になっていた実家を片付け

母親と離れて暮らしていた方の元に、実家がゴミ屋敷状態になっていると行政から指摘されたそうです。でも、実家で暮らす親にとっては不用品ではなく必要な物。処分する気持ちが無いとのことなので、ひとまず倉庫に物を保管して家を片付けることになりました。

体験談:ゴミ屋敷が原因で親子喧嘩

彼氏ができたのをきっかけに部屋をキレイに

ゴミ屋敷状態でも平気で暮らしている女友達は、物で埋め尽くされているような部屋に住んでいるのに、外見がとてもキレイで普通の女の子だったそうです。そんな友達が、彼氏ができたのをきっかけにゴミ屋敷状態を解消したそうです。彼氏が家に泊まるようになったので、部屋が汚いままではさすがにまずいと気付いたのでしょう。

体験談:友達のゴミ屋敷体験談

第三者を家に入れるのが恥ずかしかった!

家の中にゴミがたくさんあるのに、お客さんが来ることになったので慌てて片付けを決意したそうです。量が多かったので業者に依頼し、希望通りに片付けできたとのことでした。

体験談:先生にこんな汚い家は見せられない

もう二度とゴミ屋敷に戻らないために

キレイな部屋

ゴミ屋敷を片付けて、ようやくスッキリした気持ちになれたのに、しばらく経つとまた同じようにゴミ屋敷状態に戻ってしまう事例も少なくありません。せっかくキレイに片付け状態を維持して、ゴミ屋敷に戻さないコツを紹介します。

部屋をキレイに保つ方法

キレイになった部屋を維持するためには、物を散らかさない工夫が必要になります。難しく考えず、シンプルに考えていれば決して難しいことではありません。

収納スペースを確保する

物をしまう場所を決めておき、使ったら必ずその場所にしまうようにしておくと散らかりにくくなります。部屋が狭くて収納スペースがないという場合には、壁に棚やフックなどを活用してください。空間を上手く利用することがポイントです。

床に物を置かないようにする

床に物が散らかっているほど、部屋が狭くて乱雑な印象を受けます。この状態に慣れてしまうと、床に物を置くクセが抜けなくなってしまい、どんどん積み重ねてしまう状態になります。足の踏み場もないくらいに散らかってしまうと、まさにゴミ屋敷へ逆戻りすることになるので要注意です。

不必要な物を買わない

特別必要がない物まで買い込んでしまうと、置く場所が無くなって部屋が狭くなる原因になります。バーゲンセールで安かったからという理由で買ってみたものの、冷静になって考えてみると特別使いみちが無かったという品物はありませんか?これから買い物をする時は、必要な物だけ買うように心がけてみましょう。

1年以上使っていない物は処分する

かれこれ1年以上使っていない物があるという場合は、思い切って処分する方向で検討してみましょう。1年も使っていないということは、この先も使わない可能性が高いです。もったいないと思われるかもしれませんが、思い切って処分する気持ちがなければ、物が溢れてゴミ屋敷状態になってしまう!と自分自身を戒める気持ちで踏ん切りをつけることが大切です。

ゴミ屋敷ににならないためには、こまめな掃除が大事

すぐにゴミ屋敷のようになってしまう人は、掃除が苦手という特徴があります。元々掃除が苦手なので、日常生活の中で掃除が後回しになってしまい、そのうちやろうと思っているうちに汚れが酷くなるというパターンが多いようです。また、完璧に掃除をしなければ気が済まないと思っていると、どうしてもやる気が失せてしまう人も多いです。

キレイな状態を維持するためには、こまめに掃除をする習慣を身につけることが大切です。家中をまとめて掃除するのではなく、今日はキッチン、明日はリビング…と、一日ごとに掃除をする場所を決めておくと良いでしょう。1日のうち30分だけは掃除タイムにするとか、夕食の後に掃除をするなどのルールを決めておくのもおすすめです。コツコツと掃除を続けていれば、キレイな家を維持できるはずです。

人を家に呼ぶと良い

ゴミ屋敷状態だった家に、家族や友達、恋人を招くなんて恥ずかしくてありえない!という意見も多いです。またゴミ屋敷状態になってしまうと、誰も家に招くことができない生活に逆戻りです。他人を家に招く時は、キレイな状態を維持していなければいけないという気持ちになるはずです。そこで、頻繁に人を家に呼んでみるのもおすすめです。誰を招いても恥ずかしくないような状態を維持していれば、ゴミ屋敷に逆戻りすることはないでしょう。

まとめ | ゴミ屋敷を効率良く片付けて快適に過ごしましょう

ゴミ屋敷で生活していると、周囲の人に迷惑をかけるだけでなく、自分にとってプラスになることは全くないのでデメリットしかありません。ゴミ屋敷問題を一刻も早く解決したいという場合は、自分だけの力では限界があります。効率良く解決するためにも、プロの業者に依頼して素早く片付けをしてもらい、キレイになった状態を維持することが、今後の生活を快適にする第一歩になります。まずは思い切ってゴミ屋敷を改善したいという考えを相談してみることから始めてみてはいかがでしょうか。

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