粗大ゴミをスムーズに回収してもらうために、これだけは知っておきたい重要ポイント

ポイントを表現する女性

家具が不要になったから処分したい」というようなときに、まず思い浮かぶのが、自治体の粗大ごみ回収です。

しかし、粗大ゴミの出し方は意外と面倒で煩雑なので、「いったいどうすればいいのだろう?」と悩む人も少なくありません。

粗大ゴミをスムーズに回収してもらうために、これだけは知っておきたい重要ポイントをご紹介しましょう!

不用品の処分を自治体の「粗大ゴミ回収」で対応するときは、どうしたらいい?

まずは「粗大ごみ受付センター」に回収を申し込む

粗大ゴミを回収してもらうときは、まず各自治体にある「粗大ごみ受付センター」に申し込みをします。自治体のホームページにある「粗大ごみの出し方」のページを見ると、粗大ごみ受付センターの電話番号が書いてあるので、そこに電話をかけて申し込みます。自治体によっては、スマホで申し込めるところもあります。

粗大ごみ受付センターに電話を入れるときには、粗大ゴミの“横幅・高さ・奥行”が何㎝あるかを、あらかじめ測っておく必要があります。先に電話を入れてしまってから「大きさは何㎝ですか?」と聞かれると、いったん電話を切ってからサイズを測って、かけ直さなければなりません。

また、ソファなどを粗大ゴミ回収に出すときは、粗大ごみ受付センターに電話をする前に、ソファの内部にスプリングが入っているかどうかを確認しておきましょう。スプリングが入っているかどうかは、座面の裏側を少し切れば確認することができます。

3月・4月・12月の粗大ゴミ回収は、早めに予約を

粗大ゴミ回収の受付時間帯は、月~金の日中(8時30分から17時頃まで)が多く、月曜日は週明けなので特に混み合います。できれば月曜日以外の曜日を選んだ方が、つながりやすいでしょう。

土日は受付を休む自治体が多いので、会社に勤めている人にとっては少々不便です。スマホで申し込める自治体はいいのですが、申し込み手段が電話だけの場合は、お昼休みなどに何とか時間を作って電話をかける必要があります。

また、12月の大掃除シーズンや、3月・4月の引っ越しシーズン、年末年始は、早めの予約をしないと埋まってしまっている場合もあります。大掃除をする前に「これとこれは捨てよう」とあらかじめ決めておいて、取りあえず粗大ごみ回収の申し込みだけはしておいた方が賢明です。

粗大ゴミの代金は、「ゴミ処理券(有料粗大ごみ処理券)」の購入で対応

粗大ゴミは有料なので、お金を支払わなくてはなりませんが、回収当日はスタッフの人も忙しいのでお金のやり取りは行いません。その代わりにコンビニなどで「ゴミ処理券(有料粗大ゴミ処理券)」を購入し、それを粗大ゴミに貼ることで、お金を払ったことの証明になります。

ゴミ処理券はシールになっている自治体が多いので、シールをペリッとはがして、粗大ゴミのよく見える場所に貼り付けておきましょう。

粗大ごみ回収日の朝8時ぐらいまでに、指定の場所に出しておく

粗大ゴミの回収当日は、指定の場所に粗大ゴミを出しておきます。「当日の朝8時までに出してください」といった時間指定をされるのですが、ここでひとつ、下記のような問題があります。

早朝のゴミ出しは意外と大変な作業

夜型の人や当日仕事の人にとって、早朝のゴミ出しはけっこう辛い!

粗大ゴミを「当日の朝8時まで」と指定されたら、当日の朝早く起きてエッチラオッチラと粗大ゴミを出せば良いのですが、夜型の人にとってはそれも大変な作業です。その日に仕事がある人もまた、早朝にゴミを出してから会社に行くのは大変でしょう。

身体が弱い人は運搬に時間がかかるので、下手をすると運んでいる間に集積車が来てしまい、置いていかれてしまう可能性もあります。「早朝からガタガタ物音を立てると、近所の人に迷惑」というのも、心配な点です。

「どうしても当日の朝に粗大ゴミを出せない」という場合は、自治体に連絡をして前夜のゴミ出しを認めてもらう方法もありますが、それも正式なものではありません。

不用品回収業者に頼めば、日中や夜間もOK。運ぶ手間もなし

粗大ゴミを指定時間に出せない場合は、それなりの料金はかかってしまいますが、不用品回収業者に来てもらうのもひとつの方法です。不用品回収業者なら、日中や夜間の回収もOK。家の中まで不用品を取りにきてくれるので、移動する労力も必要ありません。

「ゴミ回収はタダ」という意識が日本人の間には根付いていますが、自治体もいまはゴミ回収の有料化を進めており、“ゴミ回収は有料が当たり前”という時代もやってくるかもしれませんね。

「何が何でも自治体の粗大ゴミ回収を利用して、安く済ませたい」と考えずに、状況に応じて不用品回収業者に頼むなど、臨機応変に対応することも必要でしょう。

不用品回収業者に格安で対応してもらう方法は?

当サイトの「粗大ゴミ一括見積もり」を利用して、相見積もりをとる

不用品回収業者の数はとても多く、たくさんの社員をかかえた大きな回収業者から、たったひとりでやっている業者まであり、プランも金額設定もさまざまです。

不用品回収業者に格安で対応してもらうには、当サイトのトップページにある「粗大ゴミ一括見積もり」を利用して、複数の不用品回収業者から相見積もりを取ることをお勧めします。入力する内容は1分程度で済むので簡単。最大3社まで、一括で無料の見積もりが可能です。

不用品回収業者の中には、不法投棄を行うような業者や、正規の登録をしていないのに営業している業者もいます。その点、当サイトで一括見積もりを取ることができる業者は安心ですので、その点でも積極的に活用することをお勧めします。

粗大ゴミが数点あるなら、「積み放題パック」がお得

粗大ゴミが1点ではなく、数点ある場合は、「軽トラック積み放題パック」のような積み放題パックを利用すると、お得に回収してもらうことができます。軽トラック積み放題パックの料金は、おおよそ1万5千円前後。2トントラックの場合は3万5千円程度です。

また、粗大ゴミの中に家電リサイクル品が含まれている場合は、不用品回収業者に出した方が、かえって安く済むこともあります。

国の法律で「家電リサイクル法」というのがあり、冷蔵庫・冷凍庫・エアコン・テレビ・洗濯機・衣類乾燥機を処分する場合は、有料回収が義務付けられています。そのため、家電リサイクル品は粗大ゴミに出すことはできず、指定場所に持ち込んで家電リサイクル料を支払わなければなりません。

家電リサイクルの料金は、1台につき972円~6,037円(税込)かかります。また、パソコンの場合も「資源有効利用促進法」という法律があり、やはり有料回収が義務付けられています。リサイクル料金は3,240円~7,560円(税込)です。

積み放題パックの場合は、このリサイクル料金がかからないので、家電リサイクル品を処分したい人はお得に処分できるでしょう。

不用品回収を無料で対応してもらう方法はある?

パソコンやエアコンは、無料で対応してもらえる不用品回収業者がある

「家電リサイクル品はずいぶんお金がかかる」と思った人も多いと思いますが、実は「パソコン」と「エアコン」だけは、無料で回収してもらえるルートが用意されています。なぜかというと、パソコンやエアコンはリサイクルやリユースができるので、無料で回収しても業者は利益を得ることができるからです。


電子レンジなどの粗大ゴミも、無料で対応してもらえる場合がある

パソコンやエアコン以外に、電子レンジや冷蔵庫・洗濯機などの家電製品も、状態が良ければリユースするために無料で回収してもらえる場合があるので、不用品回収業者にダメもとで尋ねてみるのもひとつの方法です。

それ以外にも、リサイクルショップに直接持ち込んだり、ヤフオクやメルカリ、ジモティーなどのサイト上に掲載して、買い取ってもらう方法もあります。買い取るのは無理だとしても、「無料で差し上げます」と伝えれば、喜んで引き取ってもらえるかもしれません。

リサイクルショップに電化製品を買い取ってもらえる目安は、おおよそ購入後3年以内です。しかし、3年以上経っていても「買取ドットコム」のように“5年以内の冷蔵庫なら100%買取り”と謳うリサイクルショップもあるので、諦めずにトライしてみる価値はあるでしょう。



粗大ゴミの回収を頼むときのポイントに関するまとめ

粗大ゴミは自治体が行うゴミ回収なので、有料とはいえ、業者に頼むよりはだいぶ安く回収してもらうことができます。

できるだけ粗大ゴミ回収を活用したいものですが、人によってはベッドやタンスなどの重い荷物を運び出そうとして壁に傷を付けたり、怪我をしたり、隣近所に迷惑をかけたりしてしまう人がいることも事実です。

ゴミを捨てるためにお金を払うというのは何とも悔しい話ですが、不用品の買い取りや無料回収なども上手に利用しながら、スムーズに粗大ゴミを処分するようにしたいものです。

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