季節によって粗大ごみの回収料金って変わる？繁忙期は引越しが多い時期

引越しの料金は季節によって変わるってご存知でしたか？新入学や就職、社内の異動などで2月～3月は引越しがもっとも多くなります。また、異動の辞令が出るのがギリギリになる会社では、3月末から4月にかけて引越しがあります。

家族を持つ方は子どもの転校時期などを考えて、新年度がスタートするまでに引越しを終えたいと思うために引越し件数が多くなり、その分、人手不足やトラックが不足して料金が高くなります。

では、粗大ごみ回収の場合はどうでしょうか？

引越し料金は季節によってこんなに違う！

まず引越し料金の違いを見てみましょう。

閑散期と繁忙期の違いは2倍以上に

多くの引越し業者のホームページでは家族構成、引越し先（同一市区町村内、同一都道府県内、他府県（近隣、遠方）、荷物の量などでおおまかな引越し料金の見積もりが出せるようになっています。そのひとつの例をご紹介します。

その差は約1.6倍です。

その差は約2倍です。

引越し料金は距離、曜日などの条件でも料金が変わる

引越し先が遠方の場合など、条件によってはもっと高くなるケースがあります。また、土日や連休など仕事が休みやすい曜日は引越しが混み合うために、料金が高くなります。さらに朝早く出発する場合と午後から出発の場合でも料金が違ってきます。もちろん荷物の多さによって、料金は違ってきます。

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2016年12月26日　

粗大ごみ回収業者の料金は季節での違いはないが･･･

粗大ごみ回収業者では閑散期と繁忙期では、特に料金に違いがあるとは明記していません。ただし、次の点で注意が必要です。

繁忙期はなかなか回収に来てくれない

粗大ごみが出るのは、引越しのときです。年末の大掃除は部屋の片付けや掃除はしますが、大がかりな処分をするということは引越しに比べると少ないと言えます。

しかし、引越しは転居先にクローゼットがついてあるとか、部屋が狭い、上層階で搬入の手間がかかるなどさまざまな事情で今使っている家具などを粗大ごみとして処分する可能性があります。そのため、粗大ごみ回収業者にとっても引越し時期は忙しくなります。回収を依頼してもなかなか引き取りに来てもらえないという可能性があります。

粗大ごみ回収を繁忙期に依頼する場合の注意点

年末や2～4月の引越しシーズンは粗大ごみ回収業者も忙しくなります。そこで、次の点に注意しましょう。

（1）早目に依頼する

特に引越しに伴うごみ回収をする場合は、引越し日よりも先にごみを引き取ってもらう必要があります。引越しが決まった時点で、回収業者に依頼をしましょう。また、こちらが指定した日に来てもらえない可能性もあります。余裕を持って依頼すると、複数の候補日から選ぶことができます。

（2）回収料金が固定かどうかをチェックする

業者の中にはきちんとした料金をホームページやチラシなどに明記していないところがあります。「詳しくは見積もりをしてから料金を計算します」と書いてある業者は、繁忙期は高い金額を出してくる可能性があります。

など1点ずつの料金が明記してあると安心です。

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2016年5月9日　

（3）トラック1台で○○円

最近多いのはこのように「どんな粗大ごみでもトラック1台でいくら」と計算するタイプです。実際にトラックに積んでみないとなかなか見当がつかないので、事前に必ず見積もりを出してもらいましょう。
できれば複数の業者で見てもらうと料金の相場がわかってきます。

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2016年5月16日　

引越しシーズンは行政の粗大ごみ回収も混み合う

引越しシーズンの粗大ごみ回収は業者だけでなく、行政でも混み合います。東京都や神奈川県、大阪府など人口が多い自治体では特にその傾向があります。そのために、区役所などのホームページでは、

• 週明けの月曜日・火曜日
• 連休明け
• 引越しシーズン

などは粗大ごみ回収の依頼電話がかかりにくいことがあると書いてあります。また、回収日が10日～2週間ほどかかる可能性があることも明記されています。

このように行政でも粗大ごみ回収業者でも、思い立ったときにすぐに回収はできないということをよく理解しておきましょう。

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2016年12月9日　

スムーズに粗大ごみを処分する方法

急な引越しでない限りは、日程に余裕を見て何を処分するか考えることが大切です。そのための段取りを整理しておきましょう。

粗大ごみの処分スケジュール

オークションやフリーマーケット、「あげます・ください」サイトなどは、すぐに処分できるとは限りません。また、確実に処分できるわけではないので、日程に余裕がない場合は避けた方がいいでしょう。

また、行政の粗大ごみ回収は、申し込んでから数日後の回収になります。自分で搬出しなければならないという条件もあるため、大きな家具などには向いていません。

粗大ごみの形状と回収の日程などを考えると、粗大ごみ回収業者に依頼するのが一番確実だといえます。