粗大ゴミ回収よりもリサイクルの方がお得?

リサイクル

まだ使えるものでも「もういらない」という場合は、ゴミに出すのではなくリサイクルするとエコにつながります。また、ほしいという人に売却すればお小遣いも手にできます。ここではリサイクルのさまざまな方法とメリット・デメリット、ゴミ回収との比較などについてご説明します。

リサイクルの方法はさまざま

リサイクルといっても方法は、次のようにさまざまです。

  1. リサイクルショップに出す
  2. オークションに出品する
  3. 買い取り業者に出す
  4. フリーマーケットで販売する
  5. 自治体の「不用品あげます・ください」を利用する
  6. 「あげます・ください」サイトを利用する
  7. 知り合いを通じて欲しい人に譲る

では、それぞれのメリットとデメリットについて見ていきましょう。

リサイクルショップに出す

近くにリサイクルショップがあれば、買い取ってもらう方法があります。

メリット

  • 持参するだけでいいのでオークションのような手間がかからない。
  • すぐに換金できる。

デメリット

  • 傷があるものや古い型など商品価値がないものは買い取ってもらえない可能性がある。
  • 電化製品は動作確認をする、取り扱い説明書や付属品なども一緒に出すなどが必要。
  • 動かないものは修理して出すなどの手間と費用がかかる。

オークションに出品する

Yahooや楽天などのオークションサイトに出品すれば、ほしい人が落札してくれます。

メリット

  • 自分で最低希望価格を設定することで一定以上の価格で売ることができる。
  • 自分の氏名やメールアドレスを公開せずに出品できる
  • 地域限定のリサイクルショップや行政の「あげます・ください」のシステムよりも閲覧者数が多いため、欲しい人が現れる確率が高い。

デメリット

  • 自分で商品の画像を撮影しサイトにUPする、魅力的な商品説明を書くなどの手間がかかる。
  • 同じ商品を他の人が出品している場合は価格競争になり、なかなか落札されない可能性がある。
  • 買い手がつかない可能性もある。
  • 出品してから終了まで数日間かかるため、すぐに処分できない。
  • 出品手数料がかかる。
  • 自分で商品の梱包や発送をしなければならない。
  • 見ず知らずの人とやりとりをするので、トラブルになる可能性がある。

ただ、最近は少しでもトラブルを回避できるような仕組みができています。まずはオークションサイトを見て、どんな商品がいくらで出品されているかを見てみるとイメージができますよ。

買い取り業者に出す

電化製品やブランド品を専門に扱っている買い取り業者があります。店頭で見て査定額を出してくれるところもありますし、郵送して査定額を出してもらう方法もあります。

メリット

  • 比較的新しい型の商品や人気の商品は高値で買い取ってもらえる。
  • すぐに査定額が出るので、換金までが早い
  • 郵送対応も可能なので便利。

デメリット

  • 扱っているものがパソコン関連商品やゲーム機、ブランド品などに限定されることが多い。
  • 古い型のものは査定額が低くなる傾向にある。
  • 傷がある、取り扱い説明書がない、付属品がないといった場合は査定額が下がる可能性がある。
  • 状態によっては金額がつかないこともある。

フリーマーケットで販売する

地域のイベントなどでフリーマーケットが開催される場合に、出店して販売することができます。

メリット

  • 自分で販売価格を決められる
  • 買い手と直接やりとりができるので、安心。
  • 愛着のある品は、その気持ちを伝えることができる。
  • お店屋さんごっこのような雰囲気で楽しめる。
  • フリーマーケットの規定にもよるが、さまざまなものを販売できるので、買い取り業者のような「扱えない商品」の制約がない。(何でも売れる)

デメリット

  • その場に来た人にしか商品を見てもらえない。
  • 冷やかしだけで実際に買わない客が多い。
  • その場に自分で商品を持ち込んで陳列などをしなければいけない。
  • 売れ残りは自分で持ち帰らなければならない。
  • 売れ残った品の処分に困る。

自治体の「不用品あげます・ください」を利用する

自治体によっては「リサイクル情報センター」や「不用品情報コーナー」などの名称で、不用品を譲りたい人、欲しい人などの情報を住民に提供しています。

メリット

  • 情報の提供を自治体がやってくれる。
  • 同じ地域に住む人に直接手渡せる。
  • 有料で提供することも可能。

デメリット

  • サービスを行っていない自治体がある。
  • 取り扱い品目が自治体によって異なる。
  • 自治体は情報提供はしてくれるが、受け渡しは本人同士が行い、トラブルの仲介なども自治体は関与しない。
  • 不用品の情報を提供する期間が2ヶ月間などと決められているので、すぐに処分したい場合は困る。

「あげます・ください」サイトを利用する

最近はインターネットで不用品を欲しい人に譲ったり、もらったりするサイトが出来ています。

メリット

  • 利用料が無料
  • 自分の氏名やメールアドレスを公開せずに出品できる
  • 多くの人に閲覧してもらえる

デメリット

  • 見ず知らずの人と直接やりとりをするため、トラブルになる可能性がある
  • 受け渡し方法や金額、支払い方法を相手とやりとりして決めるのが大変。(オークションのようなシステムがまだ整っていない)
  • 商品を受け取る名目で出会う相手が、実は犯罪目的だったという可能性がある。

知り合いを通じて欲しい人に譲る

近所の人や友人を通じて、欲しがっている人を探す方法です。

メリット

  • オークションへの出品のような面倒な手間がかからない。
  • 愛着のある品は、その理由を伝えて大切に使ってもらえる。

デメリット

  • 汚れや傷があると、いい印象を与えない。紹介してくれた人の手前、「こんなものならいらない」と言われないようにしなければいけない。
  • 金額を請求しにくい。

ゴミ回収業者はメリットが多い

粗大ゴミ回収業者の中には、リサイクルやリユースできるものはその場で買い取ってくれるところがあります。

ゴミ回収業者のメリット

  • 使えるものは買い取り、リユースできないものはゴミとして回収してくれる。
  • その場ですぐに換金でき、その費用をその他のゴミ回収費用に充当できる。
  • 自分でオークションやフリーマーケット、「あげます・くださいサイト」などに登録や出品する手間が省ける。

デメリット

  • 買い取りをしていない業者がある。
  • 買い取り対象品目が限定されている。

このように粗大ゴミ回収業者では、回収日にその場で査定をしてくれます。時間がない人や面倒な手間をかけたくない人には便利なシステムです。ただ、業者によっては買い取りを行っていないところがあります。事前に確かめてみましょう。

粗大ゴミでも、まだ使えるものはさまざまなリサイクル方法があります。それぞれのメリットとデメリットをよく検討して利用されるといいでしょう。

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