粗大ゴミ回収の流れ・手順

粗大ゴミ回収

行政に粗大ゴミの回収を依頼する場合は、いくつかの準備や手順があります。また、申し込みから回収日までは数日かかります。思い立ったその日に回収に来てもらえるわけではないので、注意が必要です。このページでは行政の粗大ゴミ回収を利用する際の流れや手順について、ご説明します。

粗大ゴミ回収までのおおまかな流れを知ろう

行政に粗大ゴミを回収してもらうまでの流れを把握しておきましょう。

  1. 回収してくれる粗大ゴミに該当するかどうかを確認する
  2. 各自治体の粗大ゴミ回収受付窓口に電話して、回収を申し込む
  3. 粗大ゴミ処理券(名称は自治体によって異なります)を購入する
  4. 処理券に必要事項を記入する
  5. 回収日の朝、粗大ゴミを指定された場所に出しておく
  6. 粗大ゴミが回収される

行政に粗大ゴミを出す場合の注意点

では、それぞれのステップでの注意点を見ていきましょう。

<ステップ1>粗大ゴミの確認

自治体によって粗大ゴミの大きさが決められています。また、回収できない品目があります。 自治体が各戸に配布しているゴミ処理のパンフレットなどに細かな条件が記載されているので、必ず確認しておきましょう。

また、自治体によっては大きさや重さで回収料金が異なる場合があります。実際に計測しておきましょう。

<ステップ2>回収の申し込み

回収の申し込みは電話またはインターネットでできるようになっています。

電話の場合は、月曜日や火曜日、連休明けなどは混み合って、電話がつながりにくいことがあります。また、3月、4月の引越しシーズンも混み合います。粗大ゴミとして処理するものが決まったら、早めに申し込むようにしましょう。

申し込む際に確認されること
  • 住所
  • 氏名
  • 電話番号
  • 回収してもらうゴミの種類と大きさ、個数
  • 戸建か集合住宅か
  • どこに出すか

家の玄関前、集合住宅の粗大ゴミ置き場など、わかりやすく伝えておきます。

<ステップ3>粗大ゴミ処理券の購入

役所やコンビニエンスストア、指定の店舗などで購入できます。ただし、自分が居住している自治体と異なる自治体で購入した処理券は使用できません。

(例)東京都23区の場合、世田谷区の住む人が新宿区で購入した処理券は使えません。

自治体によっては、生活保護世帯などに対して粗大ゴミ手数料を減免している場合があります。詳しくは役所に電話して確認してみましょう。

<ステップ4>処理券に記名

処理券には氏名を記入するようになっています。ただ、周囲の人に見られたくない場合はイニシャルでも可能としている自治体があります。その場合は事前に申し出る必要があります。また、最近は個人情報保護の観点から、氏名の記入ではなく申し込み時に伝えられる受付番号を記入するところもあります。

<ステップ5>回収日にゴミを搬出

粗大ゴミは周囲の迷惑になるので、必ず回収日当日に出すようにしましょう。また、申し込んだときと違う場所に出すと、回収されない可能性があります。必ず申し込んだ場所に出すようにします。

外に置いた粗大ゴミに処理券を貼り付けます。シール式になっているものが多いようですが、雨が降りそうな場合は、記入した名前が消える可能性があります。上から透明なビニールをかぶせるなどの工夫をしておくと安心です。

申し込み後に粗大ゴミの個数が増えた場合は、事前に電話で伝えておきます。場合によってはそれだけ別の日に回収される可能性があります。回収日当日に急に個数を増やすということのないように注意しましょう。

<ステップ6>回収日当日

当日は指定の場所に回収券を貼り付けて出しておけば、回収車が来て持って行ってくれます。本人や家族が立ち会う必要はありません。

粗大ゴミは持ち込むことも可能

粗大ゴミを自分で指定された場所に持ち込むことも可能です。その場合は、必ず事前に電話で申し込んでおきます。突然持ち込んでも、受け付けてもらえないので注意しましょう。また、持ち込みの場合、料金が安くなるところや、無料になるところもあります。それも事前に確認しておきましょう。

東京都世田谷区の例

持ち込み日 申し込み時に指定された土曜日・日曜日
持ち込み時間 午前9時~正午 午後1時~3時30分
個数 1世帯あたり1日1回 10個まで
料金 収集する場合の約半額(最低200円)

持ち込み方法

  1. 事前に世田谷区粗大ゴミ受付センターに電話またはインターネットで申し込む
  2. 有料粗大ゴミ処理券を購入する
  3. 持ち込む粗大ゴミに処理券を貼り付ける
  4. 持ち込み当日は、事前に粗大ゴミ受付センターから送付された受付票と粗大ゴミを一緒に持参する
  5. 持ち込みは申し込み者本人または同一世帯の家族が持参すること

このように持ち込みは回収日まで待たなくてもいい、費用が安くなるなどのメリットがあります。回収日まで日数がかかり、それまで待てない、少しでも早く部屋をすっきりさせたい場合や引越しの日程が決まっている場合などで、車の手配ができる方は持ち込むといいでしょう。

ただし、その場合、指定日以外の持ち込みはできません。また、車からおろすのは持ち込んだ人が行います。

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