不用品回収のまとめ|不用品の上手な処分方法!不用品回収業者の料金も

不用品回収業者

使わなくなったものや粗大ごみなどを処分する時に便利なのが不用品の回収業者です。業者の中には以前から不用品の回収を行っていた業者もあれば、最近新規参入した業者も多く存在しています。初めて不用品回収業者に依頼する時に知っておきたい情報をわかりやすく解説します。

いらないごみや不用品を回収する場合

いらなくなった物はごみとして捨ててしまおう!とするのが一般的な考え方だと思います。でも、そのごみが大量にあった場合はどうでしょうか。お住まいの地域では指定のごみステーションが設置されていると思いますが、その場所へ大量にごみとして出すことは現実的に難しい場合もあります。そんな時に便利なのが、不用品回収業者の存在です。

不用品回収を行っている業者について詳しく解説します。

不用品を回収する業者について

不用品回収業者を利用したことがない方は、業者の実態がよくわからない方も多いでしょう。一般的に不用品回収業者と呼ばれているのは、個人や法人から依頼を受けた物を回収している業者のことをいいます。不用品回収業者が回収している物は、家具や家電、生活用品、事務用品など様々です。資源として再利用できるものや、少し修理をしたり分解して他の材料として使えるものなども回収しています。

不用品回収には費用がかかります

いらない物を回収してくれるなんてありがたい!と喜ぶ方もいますが、回収するための費用がかかってしまうことを忘れてはいけません。回収するための運搬費用や、回収した物を適切に処理するための費用、不用品を運び出すスタッフの人件費などを加味して、回収費用が請求されます。回収費用は業者によってまちまちなので、依頼する業者を慎重に選ぶ必要があります。

また、まだ価値があると判断される物を回収してもらう場合は、相応の金額で買い取りしてもらえる場合もあります。買い取り分は回収費用と相殺できるため、費用を抑えることも可能です。

不用品を処分したいと考えている方にとっては、不用品回収業者の存在がありがたく感じられるかもしれませんが、悪徳業者も存在しているので注意が必要です。信頼できる不用品回収業者を選ぶことが大切なので、これから紹介する項目をよく確認してください。

【色々な「ごみ」】不要品と不用品、廃棄物と資源の違い

不用品回収業者に回収してもらおうとしている「ごみ」は、人によって価値観が変わってきます。ごみとして回収してもらいたいと考えている品物は、以下のように分類できます。

不要品と不用品、廃棄物と資源の違い
よく使われる言葉 言葉の意味
不要品 ・要らない物
・壊れていないけど要らない物
・リユース可能
不用品 ・使えない物
・壊れていて使えない物
・基本はごみとして処分。分解してリサイクル可能な場合も
廃棄物 ・一般的にごみと認識されている物
・不要になったので処分する物
・有償で売却できない物
資源 ・ごみと認識された物でも、再利用できると判断される物
・有償で売却できる物

不用品や廃棄物と呼ばれる物については、不用品回収業者に回収を依頼すると基本的に費用が発生することになります。しかし、不要品や資源と呼ばれる物については、相場におうじて業者が買い取りをしてくれる可能性が高くなります。不用品回収業者に依頼する場合は、不要品や資源に分類できる品物が多いほど回収費用が安くなります。

ただし、買取金額については業者の裁量によって変わるため、買い叩かれるような場合も想定されます。良心的な業者なら、市場の買取相場を参考にしながら買い取りしてくれるでしょう。

リサイクルショップで不用品を回収・買い取りしてもらう

要らなくなった物を不要品回収業者に回収してもらうという選択肢もありますが、リサイクルショップに回収または買い取りをしてもらう方法もあります。リサイクルショップは、まだ使える物を必要としている人に中古品として販売するお店です。不用品は相応の価格で買い取りしてもらえるので、ごみとして捨ててしまうよりも大きなメリットがあります。

また、買い取りはできないけど、ジャンク品として部品取りなどの活用法があると判断された物については、無料で引き取ってもらえる場合もあります。

物の価値は人によって違うものです。要らなくなったら価値が無くなったように感じられますが、必要としている人にとっては大いに価値があるものです。リサイクルショップは両者の橋渡し役のような存在として社会に貢献する役割も果たしています。

なお、不用品回収業者もリサイクルショップと同様に、価値があると判断できる物は買い取りをしている場合があります。

お客様側目線の不用品回収業者を選ぶには

不用品回収業者は新規参入しやすいと言われているため、あまり知識や経験がないような素人も不用品回収を生業とする仕事を始めるケースが多いと言われています。同じエリア内でも複数の業者がひしめき合っている状況も多いため、どこに依頼したら良いのかわからないと感じている方も多いです。

悪徳不用品回収業者には注意!

このような状況で問題になっているのが、健全な経営をしている業者がいる一方で、悪徳業者も紛れ込んでいる事です。不用品を積み込んで後はお支払だけという状況になってから法外な回収費用を請求したり、回収した物を適切に処分しないまま不法投棄を繰り返す業者も存在しており、トラブルを招く原因になっています。

健全な不用品回収業者を選ぶためには、お客様目線の経営を心がけているかを確認してみましょう。業者自身がお客様の立場になってサービスを提供しているなら、安心して利用できます。特にチェックしておきたいポイントは以下の通りです。

良心的な価格設定

要らないものをごみとして処分したいと考えている方は、できるだけお金をかけずに処分したいと希望しているはずです。でも不用品を運搬したり、処分をするためにどうしてもお金がかかってしまいます。

そこで、お客様の負担をできるだけ減らせるように、運搬するトラックは自社で用意していたり、リサイクル可能な物は買い取りをして回収不要と相殺することで最終的な金額を抑える努力をしている業者が、お客様目線になった経営をしていると言えます。

お客様のニーズに対応できるように努力する

近所の人に迷惑をかけないように処分して欲しいとか、早く処分したいので今すぐ回収して欲しいなどのお客様の要望に対して、柔軟な対応ができるように努力している業者は安心して利用できます。回収して終わりではなく、キレイに掃除をしてスッキリした気分になれるように工夫してくれる業者もあります。

公的な許可を受けて営業している

不用品回収業者の中には公的な許可を受けないまま不用品を回収している場合があります。無許可営業を続けている業者が不当な請求や不法投棄を行っている事例が多いので注意が必要です。業者を選ぶ際には、一般廃棄物処理業の許可を受けていること、または各自治体から委託を受けていることが条件になります。

この他に産業廃棄物処理業の許可については、企業や工場などの法人から出された不用品を処理するために必要で、古物商の許可については不用品の中に中古品として買い取りする際に必要になります。これらの許可をきちんと受けているか確認してから選ぶようにしてください。

空間整理に不用品回収。依頼するシーンの数々

ゴミ屋敷

物で埋め尽くされて足の踏み場もない場合や、たくさんの不用品があるので一刻も早く処分したい場合など、日常生活で不用品回収が必要になる機会はたくさんあるものです。ここでは不用品回収を依頼すると便利なシーンをいくつか紹介します。

【ごみ屋敷】不用品で溢れかえる家を一掃!

本当に必要な物なのか、明らかなごみなのかわからない物で家の中が溢れているような状態になると「ごみ屋敷」と呼ばれています。ごみが溜まっていくほど手の施しようが無くなってしまい、片付けたくても自分の力では不可能なくらいごみだらけになる場合もあります。

得体の知れない虫が湧き、悪臭を放つようになると、住んでいる人だけでなく近所の人にも迷惑をかける原因になります。ごみ屋敷の恐ろしいところは、火災を引き起こした時に甚大な被害を及ぼす可能性があることです。周辺の住宅を巻き込んで延焼する事態になることも予想されます。

ごみ屋敷を一刻も早く改善し、キレイな家で過ごせるようにしたいと考えている時に便利なのが不用品回収サービスです。ごみの種類に応じてきちんと分別をして、適切に処分してもらえます。業者によっては買い取りできるものは積極的に買い取りしてくれますし、掃除のサービスが付いている場合もあります。

【引っ越し】前後に大量の不用品が!慌ただしくて大変

引っ越しの時にはできるだけ荷物を少なくした方が片付けも楽ですし、引越し費用を抑えることができます。そのため引っ越し前に不用品を処分したいと希望する方が多いです。でも、引っ越しの準備は何かと大変なもので、準備が間に合わずに当日を迎えてしまうことも少なくありません。

不用品回収業の中には、引っ越し時に発生した不用品を回収するだけでなく、引っ越し作業も合わせて請け負ってくれる場合もあります。例えば必要な荷物を新居へ運び、要らない物は旧居から回収して処分してもらうこともできる場合があります。

【汚部屋】トラック積み放題の片付けプランがおすすめ

いつからあるのか自分でもわからないような生ゴミが放置されていたり、部屋中に食べ散らかしたごみが散乱していたり…と、とにかく部屋に入るのも嫌になってしまいそうな汚部屋で暮らしている人も少なくありません。汚部屋の住人は男性よりも女性の方が多いと言われており、外見は特に汚い印象を受けない普通の人が多いそうです。汚部屋から一日も早く脱出しなければと考えていても、なかなか片付けられない人が多いようです。

思い切って汚部屋をキレイに片付けるために役立つのが、不用品回収サービスです。あまりにもたくさんのごみが散らかっている状態では回収費用も高くなってしまうと考えられるため、トラックに積み込める量を定額で回収できる積み放題プランを提供している不用品回収業者に依頼することをおすすめします。

【遺品整理】どう扱ったらよいか悩ましい片付け

亡くなった親族が住んでいた家に残されている物をどうやって片付けたら良いのか途方に暮れている方にも不用品回収サービスがおすすめです。遺品の中には処分したいけど心情的に思い切りがつかない品物がたくさんあるはずです。

少しでも残しておきたいという気持ちがある物は遺品として残し、どうしても要らない物については回収して処分してもらうという形になります。

亡くなった方が普通に生活をしていた家には、まだまだ使える品物がたくさんあります。このような品物は積極的に買い取りをしてくれるので、回収費用を削減できます。遺品整理を何例も行ってきた実績のある業者に依頼できれば、親身な対応をしてもらえるでしょう。

【法人やオフィスの不用品】日常業務に支障なく効率的に回収

会社で使用していた事務用品や外部に漏らしたくない情報が記載されている大量の書類などをまとめて処分したいという時にも不用品回収業者に依頼すると便利です。個人のお客様と同様で、まだ使える物があれば買い取りしてもらえます。業務に支障を与えないように、定期的に回収をして不用品を溜め込まないようにすることもできます。

もっと知りたい!不用品回収業者の対応

不用品回収業

不用品回収業者に初めて依頼する場合には、何かとわからないことが多くて不安を感じる方も多いです。特に悪徳業者の存在が問題になっているため、本当に安心して任せても大丈夫だろうかと不安を抱えながら依頼するのは気が引けてしまいます。実際に利用する前に知っておきたい、不用品回収サービスの内容や流れについて確認してみましょう。

【気になる料金】不用品回収のサービスはパックがお得!?

不用品回収業者に依頼するのにあたり、一番心配になるのは料金のことです。たくさん回収する物があるほど、高額な料金が請求されるのではないかとヒヤヒヤしている方も多いでしょう。処分したい物が一個や二個など数点なら個別に回収してもらった方が良いですが、処分したい物がたくさんあるならパック料金の設定をしている業者がおすすめです。回収や処分にかかる費用が全てコミコミになっているパック料金なら、予算を考える場合にも便利です。

不用品回収作業を依頼した際の流れ

不用品の回収を業者に依頼した場合は、どのような流れで作業が行われるのか確認してみましょう。業者によって異なりますが、主な流れは以下の通りです。

  1. 問い合わせ・見積もり
  2. 作業の依頼
  3. 回収作業と料金のお支払
  4. 回収した物を処理

まずは業者に電話やメールなどで問い合わせをしてください。どのくらいの不用品があるのか、作業を希望する日時などを伝えてください。業者によってはこの時点で見積もりを算出してくれる場合もありますし、実際に内容を拝見してから見積もりを算出する場合があります。

出張見積りを依頼する際には見積もり費用の有無を必ず確認

ほとんどの業者では見積もりは無料で対応していますが、中には出張費用と称して費用を請求する場合があります。

お見積りの内容を検討し、信頼できる業者だと判断できた場合には作業を依頼することになります。この時注意したいのは、1社だけに見積もりを依頼するのではなく、複数の業者に見積もりを依頼してください。1社だけでは見積もりの内容が適正なのか判断するのが難しいためです。

正式に作業を依頼してから回収作業に取り掛かりますが、基本的にはお客様があらかじめ分別しておくなどの作業は不要です。プロのスタッフが手際良く分別しながら回収作業を行います。なお、要るものと要らないものをきちんと分けるためにも、お客様に立ち会っていただく場合があります。

買取できるものがあると、費用がやすくなることも

作業が終わったら料金のお支払をしますが、回収した物で買い取りできる物が含まれていれば、予算していた金額より安くなる場合があります。当日になって急に回収する物が増えたという場合でなければ、見積もり金額がかかることになります。お支払は現金以外にもクレジットカードなどに対応している業者もあります。

回収した物は業者が適切に処分することになります。リサイクルできる物は修理や清掃をしてから再販する形になります。廃棄するしか無い物は自治体や法律のルールに則って適切に処分されます。

回収可能な不用品の品目一例

実際に不用品を回収してもらう場合は、どんな物が対象になるのか一例をご紹介します。

回収可能な不用品
ジャンル 品目の例
家具 タンス
ソファー
ベッド

食器棚など
家電 テレビ
パソコン
洗濯機
エアコン
ストーブ
冷蔵庫など
生活用品 おもちゃ
スポーツ用品
衣服
タイヤ
自転車
貴金属など
その他 古紙
農機具
プラスチック類など

このように様々な品目を回収してもらえます。どんな物でも回収してもらえそうという気もしますが、中には回収できない物があります。

  • 薬品
  • 塗料
  • ガス缶
  • 動物の死骸など

他にも業者によっては回収できないとお断りされる場合もありますので、必ず事前に確認しておきましょう。

悪徳回収業者に騙されないポイント

不用品回収業者の中には、悪質な営業を繰り返している悪徳業者が紛れ込んでいます。新規参入しやすい業種のため、「楽して儲けよう」と考える悪い人たちが紛れ込みやすいのです。悪徳業者だと知らずに作業を依頼すると、相場よりもかなり高い金額を請求されたり、回収した物を不法投棄されてしまう場合もあります。悪徳業者に引っかからないためには、以下のポイントを抑えておきましょう。

公的な認可を受けているか確認

一般家庭から不用品を回収して処分するためには、各自治体から発行される「一般廃棄物処理業」の許可が必要です。この許可がない業者は、定められたルールを守らずに営業していると考えてください。「産業廃棄物処理処理業」の許可を受けていれば問題ないと考える人もいますが、これはあくまでも企業や工場などから出される廃棄物を処理できる許可になります。一般家庭向けではなく、許可を受けるのも簡単なので悪徳業者が利用しやすいと言われています。
また、「古物商」の許可についても一般家庭から価値のある不用品を買い取りするだけなら問題ありませんが、お客様からお金を受け取り不用品を回収して処分するために活用できる許可ではありません。

見積もり時の対応を確認

見積もり内容がいい加減な場合はあまり信頼できる業者とは言えません。見積もり金額より絶対に増えることがないか確認してから契約を検討しましょう。また、見積もり内容に納得できないのでお断りしようとしたら、高圧的な態度で契約を迫ろうとする場合は悪徳業者の可能性が高いです。危険を感じたら最寄りの警察や消費者センターに通報をしてください。

名刺や領収書発行について

悪徳業者は名刺や領収書を発行したがらないと言われています。証拠として残る書類を発行したくないからです。会社名や代表者名、住所などが記載されている業者の書類などを渡すように促して反応を見てみましょう。

すばり気になる! 不用品回収業者にかかる料金

不用品回収料金

不用品回収にどのくらいの費用がかかるか気になるところですが、できることなら安く済めばありがたいものです。ここでは不用品回収にかかる料金について掘り下げて解説します。

基本料金がかかるのは当然?

不用品回収にかかる費用の内訳は大きく分けると以下の3つになります。

  1. 基本料金
  2. 回収費用
  3. 処理費用

基本料金には出張費や車両費が含まれています。業者は民間がほとんどなので、これらの費用をサービスするのは難しいものです。中には基本料金無料としている業者もありますが、回収費用などに基本料金分が含まれている場合が多いです。基本料金の相場は3千円から5千円くらいが多いです。

どんなところにオプション料金が発生する?

お客様のニーズに合わせて作業を行うと、オプション料金が別途必要になる場合があります。例えばエアコンの取り外しや回収後の清掃、高層マンションなどから荷物を吊り下ろしする場合、階段の昇り降りが必要な場合などです。状況に応じてオプション料金が変わってきます。業者の中には一部の作業を無料で行い、他の業者と差別化している場合もあります。

品目ごとに分かれる価格帯

不用品の回収費用は品目によって価格がまちまちです。処分する際にかかる費用を含めているため、品物によって全く違うのです。お見積りをする際には回収して欲しい品物を細かく伝えると、正確な金額を算出してもらえます。なお、たくさんの不用品がある場合は、トラックに積めるだけ回収する料金プランなどを利用する方がお得です。

なるべく”安く”が世の常。東京都で不用品を無料処分する方法

不用品を処分するためにはお金がかかる、でも要らない物にお金をかけたくない!と考えるのは当然です。なるべく安く済ませたいという方は、無料で不用品を回収してくれる業者を探してみましょう。東京都でも不用品を無料で回収している業者がたくさんあります。
なぜ無料で回収できるのかというと、リサイクルをしているからです。日本ではリサイクルも難しいという品物でも、海外では需要がある物がたくさんあります。このような品物なら無料で回収してもらえるのです。

民間の不用品回収と行政の粗大ごみ回収

行政のゴミ処分

大きなごみを片付けようとしている時は民間の不用品回収業者と、行政が行っている粗大ごみ回収のどちらを利用するべきか迷うものです。ここでは両者の違いについて詳しく解説します。

【民間と行政の違い】申し込み予約と準備

行政の場合は自治体によって異なりますが、東京都の場合は事前にインターネットや電話で申し込みをしておきます。回収日に一戸建ての場合は玄関先など、マンションなどは粗大ごみ置き場などに出しておきます。あらかじめ所定の粗大ごみシールを貼り、大きなものは解体するなどの手間が必要です。回収日はこちらが希望する日時ではなく、あくまでも行政の都合によって変わります。
民間の場合も事前に電話やインターネットなどで申し込みをします。都合が合えば当日中に回収してもらうこともできます。事前に準備することはほとんどなく、回収も全て業者任せでOKです。

【民間と行政の違い】価格について

行政の場合は品目ごとに設定されている回収料金だけで支払う形になります。自治体によっては粗大ごみの料金が一律で、所定のシールを購入して貼り付けるだけで良い場合もあります。民間業者の基本料金にあたる部分については、税金で賄われているため利用者が支払う必要はありません。
民間の場合は出張費や車両代を含む基本料金、品目ごとの回収・処分費用が発生するため、行政よりは高くなってしまいます。ただし、買い取りできる品物が含まれている場合はかなり安くなります。

【民間と行政の違い】手間について

行政の場合はあらかじめ準備をしなければいけないことが多く、所定の場所まで運び出す手間もかかります。あまり力がない女性や高齢者にとっては難しい場合もあります。回収する日時を指定されるため、都合に合わせなければいけません。
民間の場合は全ての作業をお任せできますし、すぐに回収して欲しいとの希望にも応えてもらえます。

【民間と行政の違い】回収できない家電ごみについて

行政では対応できる粗大ごみの種類が限られています。特に注意したいのは家電リサイクル法の対象になっているエアコンやテレビ、洗濯機、冷蔵庫などです。これらの品目は行政では対応してもらえません。
民間の業者ではこれらの品目も回収でき、適切に処分してくれます。まだ使える場合は買い取り対象になる場合もあります。民間業者の方が回収できる品目が多いです。

まとめ|手間をかけたくなかったら民間の不用品回収がおすすめ

民間の不用品回収業者は、お客様の都合に合わせて対応してくれますし、全ての作業を請け負ってくれるので利用する側にとってはとても楽です。回収できない品目は限られていますので、基本的にはどんなものでも回収してもらえると考えて良いでしょう。お客様の元でお見積りをして、納得できればそのまま作業を行って料金を支払うだけでOKです。手間をかけずに邪魔になった不用品を片付けたい時には、親身になって対応してくれる民間の不用品回収業者がおすすめです。

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