10秒からはじめる!汚部屋脱出カンタン片付け術

掃除する女性

「片付けなきゃ!」と思っていても忙しい毎日の中では時間が取れず、そのまま汚部屋にまっしぐら……と危機感をお持ちの方のために、パパッと片付けられる方法をご紹介します。まずは超カンタン!10秒でできる片付け法をマスターしましょう。
これで汚部屋から脱出できますよ。

片付けができない理由

片付けができず、すぐに部屋が散らかってしまうという人が多いのではないでしょうか。
その理由は「自分がだらしないから」と思っていませんか?多くの人が「部屋が片付かないのは自分の性格のせいだ」とあきらめているようです。

しかし、片付けができない理由はもっと別のところにあります。それは……「忙しい」から。物理的に片付けをする時間がないのがもっとも大きな理由です。

忙しい人におススメの10秒片付け

忙しい人は掃除や片付けのためにまとまった時間を作ることができません。そこでおすすめなのが、「10秒片付け」です。片付けの本やサイトではさまざまな片付け法が紹介されていますが、気合と時間を必要とするものが多いようです。
その「時間」が作れない人は、まずは10秒でできる片付けから始めましょう。

10秒あればこれだけできる!

「10秒で何ができるの?」と疑いの気持ちを持つ方が多いはず。ところが10秒もあれば、結構いろいろなことができるんですよ。
例えば、次のようなことが可能です。

  • 床に散らばっている雑誌をまとめて本棚に入れる
  • 新聞紙と広告を古紙回収用の袋(または箱)に入れる
  • 出かけるときに脱ぎっぱなしだった衣類を洗濯かごに入れる

このように毎日、帰宅したときにできる10秒片付けをやってみましょう。

コツは一度にあれもこれもやろうとしないこと

ここに挙げたもののどれか「1つ」だけを実行してくださいね。「あれもこれも……」と張り切ると、リバウンドしてしまいます。
それよりは「今日も1つ片付けた」と小さな成功体験を積み重ねることが重要です。それを続けることで、「自分はだらしない人ではない」「片づけができる人だ」という自信が芽生えてきます。

10秒片付けをマスターしたら片付け習慣が身につく人に

この10秒片付けを継続すると、次第に「片づけること」がおっくうではなくなります。衣類は脱いだらすぐに洗濯かごにポイと入れるようになったり、読み終えた雑誌は放置せずに本棚か古紙回収箱に入れるようになったりと「片づけること」が当たり前の生活になっていきます。
ただし、最初は欲張らないで、少しずつ片付けの習慣を身につけましょう。

捨てる決断ができない人のために

「今日は部屋を片付けるぞ!」と決意していても、片付け中に出てきた古い写真や雑誌の切り抜きに見入ってしまったということはありませんか?
また、モノがなかなか捨てられなくて、「片付けをしたけれど結局置き場所を変えただけ……」という経験も多いようです。

迷ったときは一時保留

どんなことでもそうですが、無理やり何かをやろうとすると反発が起こってしまいます。片付けも同じで、「今使わないモノは捨てなさい」と本に書いてあったけれど、いさぎよく処分できない場合は「こんなこともできない私……」と自分で自分を責めることになります。

そこで片付けをするときに、「残すモノ」「捨てるモノ」の箱とは別に「一時保留」の箱を
作ってみましょう。その仕分けの決断も10秒でパパッと決めることが大切です。

数日経過してから見直してみる

「これは今後も使う」というモノは迷わずに「残すモノ」の箱に入れて、それぞれの置き場所に配置します。「捨てるモノ」は自治体のごみ出しルールに従って処分しましょう。リサイクルするのもいい方法です。
そして「一時保留」にしたものは数日後にもう一度見直してみましょう。すると、「どうしてこんなモノにこだわっていたんだろう」と冷めた目で見られるようになります。逆に「おっと!これは捨てちゃダメ」と気づくこともあるはずです。
その上で再度、残すモノと捨てるモノに分けるといいでしょう。

片付いた状態を維持する方法

毎日10秒の片付けをしたり、定期的に掃除をしたりして部屋がきれいになったとしても、また汚れたり散らかったりしては何もなりません。
「片付いた部屋を維持すること」が大切です。その場合のポイントは以下の3つです。

  • 床やテーブルの上にモノを置かない
  • 置き場所を決めて元に戻す
  • 片付けをルーティンにする

床やテーブルの上にモノを置かない

部屋は広い面積がある方がすっきりして見えます。たとえば床にモノを置かないようにすると、片付いて見えるものです。同様に机やテーブルの上にもモノを置かないようにしてみましょう。

収納ボックスを縦に使う

部屋をすっきりさせるためには収納ボックスがあると便利です。カラーボックスなどを活用してみましょう。その場合は横置きではなく縦に使ってみてください。床にスペースが生まれて、部屋が広く見えるはずです。

小物はカゴや収納ケースを活用

メイク用品やアクセサリー、薬などこまごましたモノは引き出し付きの収納ケースやおしゃれなカゴを利用して片付けます。かわいい布をかぶせるなど中が見えない工夫をするのがポイントです。
ただし、いつでも出し入れがしやすいようにしておきましょう。入れにくい引き出しやカゴは、結局そこに戻さずに出しっぱなしになるので要注意です。

置き場所に戻す

「出したら元の場所に戻しなさい」と子どものころから何度も注意されてきた言葉ですが、これが片付けの鉄則です。そのためには「置き場所」を決めて、使ったら必ずそこに戻すようにしましょう。出し入れが便利な場所で、かつ見た目にもすっきりさせることが大切です。

カテゴリーごとに置き場所を決める

日用品の中にはこまごましていて、どうしても散らかりやすいモノがあります。

  • メイク用品
  • アクセサリー
  • キッチンまわり
  • 薬関係
  • 文房具関係

これらはあちこちに分散して置かずに、1ヶ所にまとめるのがポイントです。その場合も外に出さずに引き出しやケースに入れると見た目がすっきりします。

片付けをルーティンにする

「ルーティン」とは「型にはまった一連の動作や作業」のことを言います。片付けもその日の気分でやったりやらなかったりということがないように、ルーティン化してしまいましょう。

毎日のルーティン

毎日、歯磨きをするのと同じように「脱いだ衣類はすぐに洗濯かごに入れる」「食べ終えた食器はためずにすぐに洗う」「どんな小さなモノでも出したら元の場所に戻す」といったことをルーティンにしてしまいます。これが習慣となり、部屋はどんどんきれいになっていきますよ。

1ヶ月のルーティン

さらに1ヶ月単位で片付けをルーティン化していきます。大まかな片付けのスケジュールを考えるのですが、その際はあまり細かく決めないことが大切です。急な用事ができて片付けができなくてもあわてないように、ゆるいスケジュールを組んでみましょう。

ごみ出しの日を基本にスケジュールを考える

片付けのスケジュールを決めるときは、自治体のごみ出しを基本に組んでいきます。

  • 月曜と金曜は燃えるごみの日なので、日曜の夜は部屋中の燃えるごみをひとつにまとめる
  • 第二水曜日は古紙回収の日なので、第二週は雑誌や新聞を整理する

このようにごみ出しスケジュールに合わせて片付けの予定を決めてみましょう。慣れるまでは手帳に書いておいてもいいですね。何ヶ月か繰り返したら、ごみ出しに合わせて部屋が片付くようになります。

汚部屋をいきなりきれいにしようとするとそれだけでも気が重くなりますが、毎日10秒ずつ片付けていき、自治体のごみ出しスケジュールに合わせて掃除や片付けをしていけば、もう汚部屋に戻ることはないはずです。また、「元の場所に戻す」習慣も身につきますよ。

きれいな部屋で暮らすことは「運気アップ」につながると言われています。ぜひきれいな状態を維持してくださいね。

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