リバウンドしない片付け術はこの8つのルールでOK

モノだらけの環境
せっかく張り切ってきれいに片付けたのに、しばらくすればまた散らかってしまう。そんな「片付けのリバウンド」を防ぐための方法をご紹介します。
これであなたの部屋はきれいなまま維持できますよ。

片付けがリバウンドする理由

頑張って片付けをしたのにまた散らかってしまうと、再度片付けるやる気すら起こらなくなり、気がつけばまた元の散らかった状態に戻ってしまいます。
これを「片付けのリバウンド」と言います。

では、どうして片付けのリバウンドが起こってしまうのでしょうか?
その理由は次の2点です。

  1. 片付ける習慣が身についていない
  2. すぐにモノが増えてしまう

特に(2)のモノが増えてしまう理由としては、サンプルや粗品など無料のモノをもらってしまう、本当に必要かどうかを考えずに購入してしまう、安売りにつられて買ってしまうなどが考えられます。これも習慣のひとつなので、結局モノが増えてしまい、なかなか片付けられなくなってしまいます。

片付けのリバウンドをなくす8つのルール

では、リバウンドをしないためのルールをご紹介します。どれもそれほど難しいことではないので、ぜひやってみてください。

  1. 無料だからと粗品をもらわない
  2. バーゲン品や特売品は買わない
  3. 買い物に行く前に買い物リストを書き出す
  4. 収納場所を決める
  5. 出したらしまう習慣をつける
  6. 床やテーブルの上にモノを置かない
  7. 収納場所を増やさない
  8. 月に1度は不用品チェックをして処分する

では、ひとつずつご説明していきます。

無料のモノをもらわない

試供品やサンプルなど無料でもらうモノがたくさんあります。ポケットティッシュや洗剤のお試し品など実用的なものは助かりますね。しかし、家に何個かある場合は断りましょう。
家にあるということは、もらって帰っても使わない可能性があります。結局、家の中のモノを増やすだけなので、きっぱりと断るようにしましょう。
これも習慣のひとつなので、やっていけば自然と身につきますよ。

バーゲン品や特売品を買わない

これも「お得だから」とつい買ってしまいがちです。本当に必要なものならば確かにお得ですが、ただ「安いから」という理由だけで購入するとモノが増えていきます。

バーゲン品や特売品を買う前のチェックポイント

バーゲンや安売りコーナー、特売品のチラシなどを見ると、「今買わなきゃ損!」という心理になってしまいます。しかし、本当にお得なのか冷静に考えてみましょう。
まず次のポイントをチェックしてみてください。

  • 普段の価格はいくらか
  • 今、本当に必要かどうか
  • 安い理由は何なのか?

例えば小麦粉が特売で100円で売っていたとします。安く感じますが、その小麦粉は普段はいくらで売っているか知っていますか?120円だったら、20円しか安くなっていませんよ。
また、「2割引き!」と大々的に書いてある場合、元が120円の商品なら2割は24円です。24円安く買うために時間をかけて行くことが果たして本当に得なのでしょうか?
特売品につられて買い物に行って、それ以外の買い物をしていたら出費とモノが増えるだけです。

また、安いのには何か理由があります。先ほども書いたように安いものでお客を引き寄せて、ほかのモノも買わせようという店側のねらいがあります。

衣料品の場合は次のシーズンには流行らないデザインなので安くして売りさばきたいという理由があります。そういったものを安いからと購入しても、来シーズンには流行遅れで着られないということになります。

安いからと飛びつく習慣を改めましょう。

買い物に行く前に買い物リストを書き出す

衝動買いを防ぐためにも、不要な在庫を減らすためにも、何を買うのかを書き出していきましょう。そうすることで「安いから」という理由で無駄な買い物をすることが減っていきます。

食料品の場合

まず家にある食材や調味料などの食品をチェックします。それらを見てからメニューを考えましょう。特に野菜や賞味期限が近いものは早くに使い切るようなメニューを考えて、不足している品だけを購入します。
買い物リストを見ながら予算を決めて余分なお金を持って行かないようにすると、無駄な買い物が減らせますよ。

衣料品を買う場合

ほしい品があれば、まず雑誌やネットで「本当に自分に合うかどうか」「着ていく場面があるかどうか」「手持ちの衣類と合わせられるかどうか」などをよく考えましょう。
また、ネットの通販サイトなどで価格のチェックもしておきます。

さらに「ほしい」と思った翌日以降に買うようにしましょう。すると「ほしい」という熱が冷めて、本当に必要かどうかの冷静な判断ができます。
その上で「やっぱり必要」と思えたら購入します。

収納場所を決める

これは家族全員に知らせて、徹底する必要があります。
特に散らかりやすいリビングではリモコン、新聞や雑誌、爪切りや耳かきといったモノの置き場所を決めておきましょう。
また洗面所やメイク道具なども場所を決めて、使ったらそこに戻すという習慣をつけます。これは「癖」のようなものなので、一度身につけてしまえばきちんと収納できるようになります。

出したらしまう習慣をつける

例えば

  • 帰ってきたときに上着をソファの上に置かない
  • 靴は下駄箱にしまう
  • 飲み終えたマグカップやグラスはキッチンに持って行きすぐに洗う
  • たたんだ洗濯物は所定の場所にしまう
  • 本を出したら元の場所に戻す

というように、出しっぱなしにしない習慣を身につけましょう。これも意識すればできることです。やってみるとそれほど難しいことではありませんし、何よりも部屋がいつもきれいなので気持ちがいいですよ。

床やテーブルの上にモノを置かない

カバンや買い物袋を一時的に置くことはありますが、すぐに所定の場所に戻すようにしましょう。特に床やテーブルにモノがあると散らかった雰囲気になってしまいます。
また、モノが置いていないと掃除がすぐにできるので、常にきれいな状態を維持できるというメリットもあります。
置きっぱなしを防ぐためにも、収納場所や置き場所を決めて守るようにしましょう。

収納場所を増やさない

収納する場所が多いと部屋が片付くように思えますが、あまり細かく仕分けるとストレスになってしまいます。特に部屋を大掃除してすっきりさせるとスペースができるので、張り切って新たに収納場所を作ろうとしがちです。

カラーボックスや収納ケース、かごなどを購入し、さらに細かい仕分けルールを作ると疲れてしまい、リバウンドの原因になります。
一度きれいに片付けたのなら、それ以上収納スペースは増やさないようにしましょう。今ある収納スペースに収まるだけのモノで暮らすことが大切です。

モノが増える→収納グッズや収納ケースが増える→部屋が狭くなるという悪循環になってしまいます。また、細かい片付けが面倒になり、あちこちにモノを放置する原因にもなります。
収納スペースは「衣類の小物はこの引出し」「子どものおもちゃはこの箱に入るだけにする」と決めてしまいましょう。

月に1度は不用品をチェックしよう

気をつけていてもいつの間にかモノが増えてしまいます。毎日整理整頓するのはなかなか大変なので、月に1度だけ不用品のチェックをしてみましょう。
毎月1日とか月末の日曜日などをチェック日にします。そして、キッチン、リビング、クローゼット、自分の部屋などを見てみましょう。意外といろいろなものが出てきますよ。そして、このときにいらないモノは処分していきます。1ヶ月間まったく使わなかったものや手に取らなかったものは今後も使わない可能性があります。また、部屋の散らかり具合などから自分の習慣を見直すきっかけにもなります。

習慣は身につくまでは大変ですが、毎日の繰り返しの中で自然とできるようになります。最初は意識してやってみてください。そのうち、自然と片付け体質ができていきますよ。

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