子ども部屋の片付けが楽しくなる収納グッズと片付けアイディア

子供部屋

おもちゃに絵本、ランドセルに学校の道具……毎日使うものを片付けるのは面倒なのか、子ども部屋は出しっぱなしということが多いようです。しかし、そのままにしておくと部屋はどんどん散らかっていきます。子どものころから片付ける習慣をつけさせたいもの。そこで片付けが楽しくなるアイディアを集めました。

子ども部屋には何があるか確認しよう

子ども部屋は年齢にもよりますが、さまざまな物が置いてあります。まず、どんなものがあるのかを把握して、それに合わせた収納グッズを準備するとスムーズに片付けが進みます。

子ども部屋にはこんなものがある

子ども部屋にあるものをざっと挙げてみるだけでも、こんなにたくさんのものがあります。

本やノートなど紙類 ・今、使っている教科書とノート
・もう使っていない教科書とノート
・学校から持って帰ったプリントや過去のテスト用紙
・図鑑や辞書
・絵本や読書用の本
・マンガ
学校で使う道具 ・ランドセル
・トートバッグ
・体操服
・水着
・上靴入れ
・習字セットや裁縫セット
・笛などの楽器類
・そろばん など
学校で作った作品など ・工作の作品
・習字や絵の作品
・自由研究の作品 など
文具類 ・鉛筆やペン、クレヨン、絵の具など
・鉛筆削り
・定規やものさし
・のり、はさみ など
・彫刻刀 など
おもちゃ類 ・おもちゃ各種
・ゲーム機
・パズル
・折り紙やシールなど
・お絵かき帳など
衣類 ・ジャンパー
・上下の私服
・制服や体操服
・下着・靴下
・帽子
スポーツ用品 ・バット・グローブ・ボールなど
・ラケット
・なわとび など

まずは不用品を処分しよう

これらの中でもう使わないものは処分するか、別の場所で保管しましょう。

例えば、処分の対象には次のようなものがあります。

古い教科書とノート

前の学年で使ったものは、わからないところを復習するときに使う可能性があります。別の場所に保管すると出してくるのが大変なので、しばらくは子ども部屋に置いておきましょう。

小さくなった衣類

子どもの成長は早いので、小さくて着られなくなった衣類がたくさんあります。いつの間にか小さくなっていたということがあるので、衣替えのときなどにサイズのチェックをしてみましょう。
まだきれいで使えるものはリサイクルショップや「あげます・ください」サイトなどでほかの人に使ってもらうといいでしょう。もちろん、兄弟やいとこ、知り合いなどに声をかけて使ってもらうのもいい方法です。
ただし、知り合いの場合は「いらないけれど断れない」「他人が使った古いものは使わない主義」といったことがあるので、それならばまったく知らない人に譲る方が気が楽ですね。

もう使わないおもちゃ

子どもの興味や関心はどんどん変化していきます。小さなころに遊んだおもちゃに興味を示さなくなっていたら、とりあえず違う場所に移しておきましょう。ただし、突然、「あのおもちゃはどうした?」と言ってくる可能性があるので、処分するのはもっと大きくなってからにしましょう。

過去の作品

夏休みに作った立体工作や学校から持ち帰った工作・絵・習字などの作品類は処分するのは心苦しいということがあると思います。中学校を卒業するまでは違う場所に保管するなど「保管期限」を決めておくといいですよ。
また、作品を写真に撮って「作品アルバム」を作るのもおすすめです。そして撮影後は処分するといいでしょう。

収納のレイアウトは子どもが片付けやすいかどうかを中心に考える

大人が収納を考える場合は、ついすべてをしまいこもうとしがちです。外から見えなくすると部屋全体はすっきりしますが、子どもにとっては出し入れが面倒に感じてしまいます。
そこで、まずは子どもの立場に立って、片付けだけでなく取り出しやすさも考慮した収納のレイアウトを考えてみましょう。

子ども部屋の収納グッズは大きめのものを選ぶ

まず、準備するのはカラーボックスです。3段に分かれているもので、ホームセンターなどで1000円~2000円程度で販売しています。1つ1つの収納スペースが大きいので、図鑑など大判の本も入るし、グローブなども収まります。

カラーボックスを使った収納アイディア

カラーボックスを横にして、ファイルボックスなどを置くとプリント類などの書類がすっきりと収まります。
また、カラーボックスに入るプラスティックケースやかごを購入し、そこにおもちゃなどを入れていきましょう。

引き出しを利用する方法

小さな引出しがあるチェストなどがあれば、そこに折り紙やシールなどを入れておきます。その場合は引出しにシールやラベルを貼って、中に何が入っているのかわかるようにしておきましょう。

衣類の収納方法

子どもに衣類をきちんとたたんでしまう習慣をつけさせたいのですが、なかなか難しいのが現実です。
まずは簡単にできる方法から始めてみましょう。

  • 上着とズボン、スカートはハンガーラックにかける
  • 靴下や下着はかごに入れる
  • Tシャツやトレーナーなどはたたんで入れる

このようにすると、たたんでしまうのはTシャツなど簡単なものだけになります。できれば洗濯物をたたむのを一緒にすると、きれいなたたみ方を教えられますよ。小さなころからやってみましょう。

毎日使うものは机まわりに置く

鉛筆けずりは机の上、辞書などよく使うものも机の上や机近くの本棚などに置いておきます。
文具類は引出しに入れますが、余分な量を持たないようにしましょう。1つなくなったら新しく買うという習慣をつけると、物を大切に扱うようになります。

普段はあまり使わないものはワゴンに入れて押入れの中に

大きなおもちゃや休日にしか使わないようなものなどはローラーがついたワゴンに入れて、そのまま押入れの中にしまっておきましょう。ワゴンなら必要なときにすぐに取り出せるので便利です。

部屋の壁をすっきりさせよう

壁に子どもの写真や描いた絵、ジグソーパズルなどが飾ってあるのはほほえましいのですが、どうしてもほこりがたまってしまいます。
飾るなら1~2枚だけにしておきましょう。定期的に入れ替えをすると部屋の雰囲気が変わるのでおすすめです。

子ども部屋に置くものは収納容器に入る分だけ

子どもの物はどうしても増えていきます。親がおもちゃを買い与えない場合でも、祖父母や知り合いからおもちゃをもらうので増えていきがちです。せっかくの好意を断るのは申訳ないのでありがたくいただきましょう。
ただ、すべてを部屋に置くと、ものであふれてしまいます。そこで、「おもちゃはこのケースに入るだけにしようね」とルールを決めるといいですよ。
子どもはそんなにたくさんのおもちゃで遊ぶわけではありません。一定の量だけを子ども部屋に置いて、興味がなさそうなものは物置などに保管しておきましょう。

頃合いを見て処分するなり、リサイクルするなりしていけば、物が増えて困るということはなくなります。

子どもが高学年になったら本人の意思を尊重

親が見たらくだらないように見えるものでも、子どもにとっては宝ものということがあります。特に小学校中学年から高学年になるとそういった思いが強くなります。子どもの年齢や成長に配慮して、親が勝手に処分することのないように注意しましょう。

どうしても部屋が片付かない場合は、「この箱を宝箱にして大事なものだけをしまってね」と言って渡すと自分で仕分けして保管するようになります。その場合は「ほったらかしにしていたら捨ててしまうよ」とちょっと脅かすのもいい方法です。

ただし、あまり強引にしないように、あくまでも本人が片付けようとする姿勢を引き出すようにしてあげてください。

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