
部屋がすぐに散らかってしまう、なかなか片付けられないという人には「物が捨てられない」という共通点があります。物を大切に使うのはすばらしいことですが、不要な物まで保管していないでしょうか?
片付けが苦手で物が捨てられない人のために、すっきり捨てる方法をご紹介します。
この記事で分かること
物が捨てられない理由
なかなか物が捨てられないという人の心理には、次の3つがあります。
- もったいない
- また使うかも知れない
- 決断力がない
では、それぞれを見ていきましょう。
もったいないから捨てられない
とにかくどんな物でも「もったいない」とためこんでしまう人がいます。このタイプの人は家庭でも学校でも「物は粗末にしてはいけません」と教えられてきたために、捨てることに罪悪感を抱いてしまいます。
しかし、物は使ってこそ価値があります。使わずに置いておく方が「もったいない」ことです。
本当に物を大切にするには、必要な物だけを購入してそれをていねいに使うことです。その前の段階として、まずは使わない物や不要な物を処分していきましょう。
また使うかもしれない
生鮮食品以外は保管していれば、またいつか使うかもしれないという心理が働きます。そのためになかなか捨てられないのですが、今の日本では急に何か必要になったとしてもコンビニや夜間営業をしているスーパー、通信販売などですぐに手に入れることができます。
そのため、何かあっても困ることはありません。
「もしものときのために」という理由で保管している場合は、思い切って処分しましょう。
ただし、非常食や非常時の持ち出し袋などは別です。これらは「必要な物」なので、すぐに持ち出せる場所に置いておきましょう。
決断力がない
部屋の掃除や片付けに取りかかり、手に取ってみたものの結局「捨てる決断」ができずに処分ができません。
それでは何度片付けをしても、堂々巡りになってしまいます。
「今日はこの押入れを片付ける」と決めたら、すぐに使わない物以外は処分していきましょう。
なかなか捨てられない物をきっぱり捨てる方法

余計な物を置かずにシンプルに暮らしている人は「不要な物は捨てる」「余分な物を買わない」という生活習慣が身についています。
しかし、なかなか捨てられない人は「捨てる習慣」が身についていません。そのため、最初はちょっとした努力や決断が必要です。
余計な物を持たない生活習慣を身につける
ダイエットでも運動でも、英単語を覚えることも、最初はなかなか取りかかれません。
「めんどうだから今日はやめておこう」
「明日からやろう」
などとさまざまな理由をつけて、さぼってしまいます。特に慣れないうちは行動に移せないものです。片付けや物を捨てるのもそれと同じです。
ダイエットや運動を2~3日さぼっても生活に大きな変化があるわけではありませんし、特に不便を感じることもありません。片付けや物を捨てることも、今日やらなくても生活に不便を感じないのでなかなか着手できないのです。
捨てる習慣を身につけるには
まず、在庫の量を決めましょう。例えば、
百貨店の紙袋 | 5袋まで |
---|---|
ティッシュペーパー | 最大5箱まで |
シャンプーや洗剤類 | 1個だけ |
洋服 | ワンシーズンに5着ずつ |
ボールペンなど事務用品 | 予備に1個ずつ |
食材 | 買い置きは1個まで |
など、最低限の分だけを残しておき、それ以外は処分します。
もったいないと思ったときの対処法
紙袋やスーパーのレジ袋など無料でもらった物は捨てられても、お金を出して買った物は捨てられないということがあります。その場合は、それを使い切るまでは次の在庫分は買わないと決めましょう。
また、洋服は1着購入するなら手持ちの1着は捨てるというルールを守るようにします。そうすればむやみに物を購入することがなくなります。
物に感謝して処分すれば心は痛まない
「もったいない」という気持ちが強い人や、「いただき物は相手に悪くて捨てられない」「思い出の品だから」という理由でなかなか捨てられないケースがあります。
そういう場合は捨てる物に感謝して、手放すようにしましょう。
「今までありがとう」
「いい物をいただいて、ありがとうございます。お気持ちは受け取りました」
と心の中で手を合わせてから処分するといいですよ。
思い出の品の場合で今後も使う物は取っておいてもいいですが、使わない物は写真に撮って「思い出ノート」や「思い出アルバム」などに保管しておきましょう。
そして、物自体は捨てるとか、リサイクルショップに買い取ってもらう方法がおすすめです。
どうしても捨てられない人は少しずつ処分していこう

急に激しい運動をすると筋肉痛が起こります。それと同じで、今まで「もったいない」「捨てたくない」となかなか物を処分できなかった人が急にあれもこれもと処分をすると、苦痛を感じたり、リバウンドが起こったりする可能性があります。つまり、せっかく処分して部屋を整理したのに、また何かしら買ってきて物が増えていくのです。
捨てた直後にそれが必要になると、捨てたことを激しく後悔することもあります。
こういう場合は少しずつ片付けていって、「捨てること」に慣らしていきましょう。
最初は抵抗がない物から捨てる
最初は「無料でもらった物」やサービス品、粗品などから捨てていきます。自分がお金を出して買った物ではないので、捨てることに抵抗がありません。
これだけでもかなりすっきりしますよ。
場所を取る大きな物を捨てる
古いクッションや毛布、バッグ、厚手のコートなどかさばる物で不要な物を処分してみましょう。部屋やクローゼットに空間ができることで、「頑張って片付けた」という達成感が得られます。
次に細かい物の片付けに着手すると、スムーズに進みます。
今の自分に関係のない物を捨てる
以前勤めていた会社や所属していたサークルに関する物や、昔の人間関係にかかわる物で現在は交流がない物を処分していきましょう。例えば、
- 以前の職場での資料や名刺
- サークルの資料やユニフォーム、道具など
- 古い名刺や年賀状、名簿など
もちろん現在も交流がある場合は、無理をしないでくださいね。
また、転職しても前職の名刺が役立つこともあるので、そこは臨機応変に対応されるといいでしょう。
片付けた部屋を維持するために

せっかく意を決して物を捨てて部屋をきれいにしたのですから、この状態を維持したいですね。
そのためには、「むやみに物を買わない」ようにしましょう。
先ほどもご説明した通り、「一定数の買い置きや在庫があればそれ以上は買わない」というルールを守ることが大切です。
また、買い物に行く前には買い物メモを持っていく習慣をつけて、それ以外は買わないようにしましょう。予算を決めるのもいいことです。
高額品や通信販売などは購入する前に一晩~二晩程度考えてから買うかどうかを決めるようにします。するとあれほど欲しかった物でも熱が冷めていることがあります。
「別になくてもいいかな」と思えれば成功です。
このようにして買い物を減らしていけば、部屋に物があふれるということはありません。
意外とモノが少なくても不便なく暮らせる
なかなか物が捨てられない人は、「これがないと困る」という恐怖心を抱えている場合があります。しかし、思い切って処分してしまえば、「意外となくても何とかなる」ということに気づきます。
例えば電気やガスがないところでキャンプをしてみると、「これでも食べていけるんだ」とわかるのと同じです。
そういう意味では片付けは意識改革につながるかも知れませんね。「片付けなきゃ」というストレスからも解放されて、快適に暮らせますよ。
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