「ごみ回収料金」で粗大ゴミ回収業者と市(区)役所を比較!

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粗大ごみ回収で気になるのは料金の問題です。行政(市区町村)の回収と粗大ごみ回収業者とでは、料金はどれくらい違うのでしょうか。よく出されるごみを例に詳しく比較してみました。

行政の粗大ごみ回収は税金と利用料金で行われる

行政が行っている粗大ごみの回収には税金が使われています。そのため、住民が負担する処理費用は安く抑えられているのが特徴です。

ただ、処理の料金は各自治体によって異なります。ここでは、よく出されるごみの例でご紹介します。

  東京都23区 横浜市 千葉市 大阪市
タンス(大きさによって異なる 300円~最大2500円 1000円
1500円(長い辺が1m以上)
750円
1,500円
400円
1000円
ソファ 700円(1人用)
1800円(2人以上)
500円(1人用)
1000円(2人以上)
スプリング入りソファは回収不可 700円(1人用)
1000円(2人以上)
ベッド 700円(シングルベッド)
1800円(ダブルベッド)
2000円(二段ベッド)
1000円(枠のみ) スプリング入りベッドは回収不可 1000円
布団 300円 200円 370円 200円
食器洗い乾燥機 1000円 1000円 750円 400円
コタツ 300円(家具調コタツは700円) 500円 15kgまで 370円
25kgまで 750円
200円
マッサージ機 1000円 1000円 1500円 1000円
自転車 700円 500円 750円 400円
学習机 1000円
(両そで机は2500円)
1000円
(両そで机は1500円)
750円
(両そで机は1500円)
400円
(両そで机は1000円)
ミシン 700円 500円 370円~
(重さによって750円)
200円

このように安いところでは1個200円から回収してくれます。高くても1500円~2500円となっているので、料金的には安くて処分ができます。

粗大ごみ回収業者の料金設定

粗大ごみ回収業者の料金は業者によって異なりますが、大きく分けると次のようなものが含まれています。

  • 回収費用
  • 運搬費用
  • 人件費
  • 処分費用

粗大ごみ回収業者の料金例

  費用の一例  
基本料金 7000円 無料の業者もあります
出張費用 3000円 無料の業者もあります
ベッド 4000円~5000円  
ソファ 3000円~5000円  
タンス 4000円~6000円  
コタツ 4000円  
軽トラック1台分 12000円~28000円  

単品の回収料金は業者によって異なります。また、個別の料金に関してはホームページで公開していないところが多いので、直接電話などで聞いてみましょう。

パック料金がお得になることも!

業者の中には何点かまとめて処分する場合は、1個1個に対してお金を取るのではなく、トラック1台でまとめて○○円といった料金設定をしているところがあります。引越しなどでいくつかのごみが出る場合は、その方がお得になることもあります。

ある業者のパック料金の例をご紹介します。

  金額 回収できる分量の目安
軽トラック1台パック(2.5㎥) 28000円 1部屋分の荷物
(シングルベッド、テーブル、衣装ケース、テレビ、洗濯機、冷蔵庫など)
段ボールに換算すると約18個分
2トントラック1台パック(5㎥) 58000円 1DKの荷物
(シングルベッド、テーブル、衣装ケース、布団、キャビネット、テレビ、洗濯機、冷蔵庫、ガスコンロなど)
段ボールに換算すると約35個分
2トン箱トラック1台パック 78000円 2DKの部屋の荷物
(ダブルベッド、テーブル、イス、キャビネット、サイドボード、ソファ、ガスコンロ、テレビ、洗濯機、冷蔵庫など)
段ボールに換算すると約60個分

ここにご紹介したのは一例です。

トラックならば詰めるものなら何でも可能なので、古新聞や雑誌、古着、家庭ごみなども一緒に回収してもらうことができます。

もちろん部屋まで引き取りに来てくれるので、不用なものが一度ですっきり片付くというメリットがあります。

行政と粗大ごみ回収業者を料金で比較すると

料金だけで比較すると、行政の粗大ごみ回収に依頼する方が安くなります。

ただし、行政は処分したいごみを自分たちで家の外に搬出しなければなりません。ベッドやソファ、マッサージチェアなど重さがあるもの、またタンスなど大きな家具を家の外に持ち出すのは大変です。

しかし、粗大ごみ回収業者は部屋の中まで引き取りに来てくれます。特に分解などせずに部屋で待っているだけなので、大変便利です。

また、スプリング入りのベッドやソファは回収していない自治体があります。「これは回収が可能で、これはダメで……」と分別して自治体と業者のそれぞれに電話をするのは面倒です。

粗大ごみ回収業者ならどんなものも一度に回収してくれるので、料金以上のメリットがあると言えるでしょう。

行政の粗大ごみ回収がお得な場合

行政の粗大ごみ回収を利用する方がお得な場合は、次のようなケースになります。

軽くて持ち出しが可能なもの 例えば衣装ケースや照明器具、アイロンや炊飯器、掃除機など自分で持って家の外まで運べるもの。
常に家の外に置いているもの 自転車や子ども用自転車、ベビーカー、三輪車など外に置いていて車輪やキャスターがついているものは回収場所まで持って行くことができます。

しかし、重くて持ち運びが困難なものや大きくて部屋から出すのが難しいものなどは、たとえ回収料金が安くても現実的には難しくなるでしょう。

そういった場合は粗大ごみ回収業者に依頼する方が便利です。粗大ごみの回収は料金だけでなく利便性などもよく考えて選ぶといいですね。

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