八千代市の粗大ごみ・不用品回収を解説
八千代市のゴミ事情
八千代市のゴミの量は千葉県で第8位です
八千代市は千葉県の北西部にあり、平成28年2月時点の人口は193,531人です。県で7番目に人口が多く、住宅団地発祥の地として知られるとおり、東葉高速線沿線を中心に宅地開発が進んでいます。八千代台団地が竣工してから急速に人口が増加し、昭和40年代後半に10万人を超えています。八千代市の人口は平成12年には15万人を突破し、以降も高い増加率で増えつづけています。八千代市のゴミの総排出量(生活系ゴミ収集量+事業系ゴミ収集量+直接搬入量)を調べてみると、57,607tでした(平成24年度実績)。この値は千葉県内では第8位となります。
八千代市はごみの減量に成功しています
ゴミの総排出量が千葉県内で第8位に位置する八千代市では、近年特にゴミ削減に力を入れてきました。平成20年度から24年度までの推移をみると、確実に減少させていることが分かります。この4年間で総量としては4,462tの削減に成功しており、家庭から出される生活系ゴミに関してもしっかりと減っています。約20万人の人口を抱えながらごみの排出量をここまで少なくできていることは市民の努力の賜物と言えるでしょう。
年度 | 総量 | 生活系ゴミ |
---|---|---|
平成20年度 | 62,159t | 46,101t |
平成22年度 | 58,193t | 43,987t |
平成24年度 | 57,697t | 43,497t |
市民1人1日当たりのゴミの量も順調に減少しています
ゴミの搬入量が大きく減少している八千代市の、市民1人1日当たりのゴミの量を調査すると、こちらも平成24年までに大幅にゴミを減らすことに成功しています。分類別でみると、家庭から出される生活系ごみが特に大きく減っており、市民一人ひとりのごみ問題への意識の高さをうかがわせます。事業系ごみに関しても少し横ばいの状況を見せてはいますが、県の平均値を下回る値まで減少させています。
市民1人1日当たりのゴミ搬出量
年度 | 合計 | 生活系ごみ | 事業系ごみ |
---|---|---|---|
平成20年度 | 916g | 721g | 195g |
平成22年度 | 843g | 674g | 169g |
平成24年度 | 819g | 652g | 167g |
八千代市のごみ削減対策について
八千代市では、平成23年3月に「ごみの減量・資源化の推進」に関する目標を示した「八千代市一般廃棄物処理基本計画」を策定しました。平成21年度には821g一人一日あたりのごみの排出量は821gでしたが、平成32年度までに100g減量し、721gにすることを目標にしています。そのため市民は、食品の白色トレイを公民館等の拠点やスーパーマーケットの店頭回収ボックスに持ち込むことやマイバック利用、ごみの水切りなど、様々な対策を実施しています。
八千代市の特徴
八千代市は日本で初めて大規模団地が建てられた街です
八千代市は、江戸時代には成田街道大和田宿、成田山への参拝客のための宿場町として栄え、大正15年に初めての鉄道線京成線が開通し、京成大和田駅が設置されてからは都市開発が進みました。昭和30年に日本住宅公団によって日本で初めての大規模住宅団地・八千代台団地が建設されてからは、次々と大規模団地が誕生しました。平成8年には東葉高速鉄道が開業し、市内には八千代緑が丘・八千代中央・村上・東葉勝田台の4駅が設置されました。産業としては、梨、ほうれん草、人参などを生産する農業のほか、酪農業も盛んで、コーシン乳業の牧場と工場、「八千代牛乳」ブランドの千葉北部酪農農業協同組合があります。市内には利根川水系の河川が流れており、人工開削された印旛放水路があります。宅地開発が進んでいるため都市機能が高く、工業なども発展していますが、京成バラ園などもあり、住環境として優れた街です。
八千代市のゴミに関する情報
八千代市の粗大ごみの出し方・収集方法
八千代市では、家庭で出るゴミのうち、一つの物の大きさが指定ごみ袋(20リットル用)からはみ出してしまう、または指定ごみ袋(20リットル用)の口が縛れない物を粗大ごみと定めています。粗大ごみは家庭ごみの集積所に出すことができません。必ず、戸別収集を依頼するかご自身で清掃センターに直接搬入して処理してください。戸別収集の場合、一度に申し込めるのは1世帯につき10点までです。
戸別収集を依頼して処理する場合
- 粗大ごみ受付専用電話:047-483-4506に電話で申し込む。
- 指定された金額分の粗大ごみ処理券を購入する。
- 収集日の朝8時30分までに指定された場所に粗大ごみを出す。(処理券を処理依頼物の見える位置に貼りつける)
清掃センターに自己搬入して処理する場合
「廃棄物処分申請書」に必要事項を記入して清掃センターに提出します。処理手数料は個別収集時の半額となりますのでお得です。受付時間は、祝日を除く月~金曜日及び第3土曜日の午前8時30分~11時40分・午後1時~4時までとなります。ごみを持ち込む際は、運転免許証や健康保険証など、八千代市民であることを確認できる物を持参してください。
粗大ごみ収集地区一覧
八千代市では、以下の地区で粗大ごみの収集を行っています。
神久保 | 小池 | 真木野 |
大和田 | 佐山 | 緑が丘 |
大和田新田 | 島田 | 麦丸 |
尾崎 | 島田台 | 村上 |
勝田 | 下市場 | 村上南 |
勝田台 | 下高野 | 八千代台東 |
勝田台北 | 桑橋 | 八千代台西 |
勝田台南 | 大学町 | 八千代台南 |
神野 | 高津 | 八千代台北 |
上高野 | 高津東 | ゆりのき台 |
萱田 | 平戸 | 吉橋 |
萱田町 | 保品 | 米本 |
桑納 | 堀の内 |
不法投棄の現状について
家庭および事業所において不法投棄を行った場合は、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下(法人の場合は3億円以下)の罰金となります。また、不法投棄の未遂に関しても同様の罰則が科せられます。不法投棄は犯罪です。八千代市の一般廃棄物等の不法投棄の現状を調査すると、平成24年度の発生件数は446件でした。投棄場所は、山林、農地、道路など市内の様々な場所です。不法投棄を無くすため、八千代市では「不法投棄防止条例」を設け、パトロールを強化しています。
ゴミ・リサイクル関連施設のご紹介
八千代市のゴミ処理施設について
八千代市内から排出されるごみを以下の施設で処理しています。
清掃センター
可燃ごみ、不燃ごみ、粗大ごみを収集及び処理しています。家庭および市内の事業所で発生したごみを自己搬入できる施設です。清掃センターでは徹底したダイオキシン類の削減を図るため、高度技術を用いたごみ処理設備を導入しています。また、ゴミ焼却時に発生した熱を利用し、館内の給湯、温水プールに活用しています。
リサイクルに関する取り組み
まだ使用することが可能ですが家庭では使わなくなった品物を紹介するリサイクル情報を市役所の1階ロビー「リサイクル品情報コーナー」、広報やちよ「リサイクル・ガイド」で紹介しています。掲載の申込みおよび問合わせは、八千代市役所の消費生活センター:047-485-0559までとなります。「譲ります」の情報だけでなく「譲ってください」という情報も掲載できるため、市民にとても喜ばれています。紹介されている品物は、ペット用品、ベビー用品、家具など多種多様です。
職場で出るごみ・産業廃棄物について
事業所から出るごみの出し方
事業所・商店・飲食店など事業活動に伴って発生する事業系一般廃棄物は、一般家庭ごみの集積所には出せません。廃棄物の処理及び清掃に関する法律により、事業者自らの責任で処理することが定められています。事業系一般廃棄物については、市町村の許可を受けた処理業者に委託して処理するか、事業者自ら清掃工場に搬入し、正しく処理してください。清掃センターに持ち込む場合、事業系一般廃棄物の処理費用は10kgにつき210円となります。
産業廃棄物について
産業廃棄物とは、事業活動により生じた廃棄物のうち、燃え殻、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類の6種類と「廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令」で定めるゴムくず、金属くず、ガラスくずなど14種類の合せて20種類の廃棄物のことを示します。産業廃棄物を処理する場合、事業系一般廃棄物収集運搬業の許可を取得した業者に依頼するなど、事業者が自己責任において適正に処理しなければいけません。八千代市で産業廃棄物処理業者をお探しの場合は、(社)千葉県産業廃棄物協会:043-246-9581までお問合せください。
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