夏場に注意!生ゴミの臭いを解決する方法

生ごみコンポスト

気温の上昇とともに気になるのがキッチンの生ゴミの臭いです。家を閉め切って出かけていると、キッチンは高温状態に……。帰宅すると生ゴミの臭いでやる気が失せるという方が多いのではないでしょうか。悪臭とともに雑菌の繁殖も心配です。生ゴミの臭い対策をご紹介します。

生ゴミの臭いは解消できる!

「生ゴミがクサいのは仕方がない」と思っていませんか?
決してそんなことはありません。きちんと対策をすれば、臭いはかなり抑えることができます。しかも臭いと同時に雑菌の繁殖や害虫の発生を抑えることも可能です。

対策は次の3点で行います。

  1. ゴミ収集日までの対策
  2. ゴミを出すときの対策
  3. 雑菌を抑える対策

ゴミ収集日までの対策

生ゴミをキッチンの三角コーナーにそのままにしておくと、どんどん腐敗して悪臭を放ちます。そこで、ゴミ回収日までは次のようにしてみましょう。

水気をよく切って新聞紙でくるむ

水分があると腐敗が進んでいきます。ゴミに出すときも重くなるので、生ゴミはその日のうちにザルに出して水を切っておきましょう。三角コーナー用の水切り袋を使うのもいい方法です。そして、新聞紙にくるむと、インクの作用で臭いを抑えることができます。
新聞紙を折り紙のように折って箱を作っておくと、すぐに使えるので便利ですよ。

トレイはよく洗って乾燥させる

肉や魚のトレイは生臭いにおいが残ります。洗剤を少しつけて洗って乾燥させておきましょう。トレイは回収日が決められていますが、スーパーで回収してくれるところもあります。買い物に行くついでに処分すれば、家の中に何日も置かずに済みます。その分、臭いの発生を防ぐことができます。
納豆のパックも臭いが残るので、そのつど洗って処分しましょう。

野菜くずを濡らさない工夫を

野菜は洗ってから皮をむくことが多いと思いますが、野菜くずに水分がつくと腐りやすくなり、臭いの原因になります。そこで、洗わずに先に皮をむいてしまいましょう。スーパーで買った野菜はドロがついていないので、そのまま皮をむいても大丈夫です。皮やヘタを新聞紙にくるんでから野菜を洗うようにしましょう。

重曹やコーヒーかすは消臭効果がある

重曹は掃除でも使いますが、消臭効果があるといわれています。生ゴミに振りかけることで臭いを抑えることができます。これは重曹がアルカリ性だからで、生ゴミが腐って出る成分の酸性と中和されるからです。
また、コーヒーかすも臭いを抑えてくれるので、生ゴミと一緒にして新聞紙でくるんでみてください。

ゴミ出しの日まで冷凍保存

魚の骨や内臓、食べ残しなどはそのままゴミ出しの日まで置いておくと悪臭を放ってしまいます。そこでビニール袋に入れて冷凍庫に入れておきます。
ゴミ出しの朝、冷凍したものをゴミ袋に入れて出せば臭い知らずでオススメです。

ゴミを出すときの対策

回収日までは上記のように工夫して臭いを出さないようにしておきましょう。
そして、ゴミ出し当日はゴミ袋をしっかり縛ってから出します。さらに次のような配慮があると万全です。

とがったものに要注意

せっかくゴミ出しの日まで臭いを抑えていても、ゴミ袋に穴が開いているとそこから生ゴミの水分が漏れて部屋の中やゴミ集積場がクサくなるということがあります。
穴を開けないためには、割りばしやプラスチックのスプーン・フォーム(ケーキやプリンを買ったときについてくるもの)、卵の殻などが飛び出ないように気をつけましょう。
割りばしは小さく折って入れる、先のとがったものは新聞紙でくるむといった配慮をすると安心です。

ゴミを出したら消臭スプレーをする

ゴミを集めて袋に入れる間に生ゴミの臭いが部屋にこもることがあります。暑い季節は仕方がありませんね。
ゴミを出した後は消臭スプレーで臭いを消しておきましょう。

生ゴミの雑菌の繁殖を抑える方法

生ゴミで気になるのは臭いの他に雑菌の繁殖があります。
特に高温多湿の夏場は雑菌や虫の発生が心配ですね。その場合の対策をご紹介しましょう。

重曹を振りかける

重曹は臭いを抑える働きと同時に雑菌を抑える働きもあります。三角コーナーの生ゴミやビニール袋に入れるときに重曹を振りかけておきましょう。
振りかけるのはビニール袋1つに対して大さじ1杯程度で大丈夫です。

お酢を使う

お酢には殺菌効果があります。お酢1に対して水1を加えて薄めます。1回に使うのは大さじ3杯~4杯程度です。生ゴミを入れるビニール袋(スーパーの袋など)の底にキッチンペーパーか新聞紙を2枚ほど敷いて、そこに薄めたお酢を入れます。
その上から生ゴミを入れると消臭効果と雑菌を抑える効果があります。
お酢はキッチンにあるものなので、毎回少し水で薄めてやってみてください。

スプレー式の塩素系漂白剤を吹き付ける

塩素系漂白剤のスプレータイプのものを三角コーナーに吹き付けると雑菌を抑える働きがあります。

消毒用のエタノールやアルコールで除菌する

冬場になるとインフルエンザなどの感染症の予防のためにエタノールやアルコールなどの消毒液があちこちに置かれていますが、夏場の生ゴミ対策にも使用できます。
エタノールやアルコールスプレーを吹き付けることで雑菌の繁殖を抑える効果が得られます。ただし、ゴミ箱や流し台に残ったスプレーの水分は拭き取るようにしましょう。これはわずかな水分でも腐敗の原因になり、雑菌が繁殖する可能性があるからです。キッチンには常に消毒用のスプレーや除菌シートを置いておくと便利です。

ゴミを出さない工夫も大切

このように生ゴミの臭い対策はさまざまな方法がありますが、何と言ってもゴミを出さない工夫が大切です。

  • 食べ残しを出さない
  • 魚は店でおろしてもらう(内臓を出してもらう)
  • 食材が古くなって捨てるということを避ける(計画的に買い物をして処分品を出さない)
  • 野菜の皮も料理して食べる

などの方法があります。

少し工夫するだけで生ゴミの量はかなり減らせますよ。楽しみながら挑戦してみてくださいね。

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