蓮田市の粗大ごみ・不用品回収を解説

蓮田市のゴミ事情

蓮田市のゴミの量は埼玉県で第37位です

蓮田市は埼玉県の中東部にあり、人口は62,284人(平成28年2月時点）となっています。東京都特別区部への通勤率は22.9％、さいたま市への通勤率は18.8％です。高度経済成長期以降に元荒川周辺の低地を中心として宅地化が進み、首都圏のベッドタウンへと発展しています。しかし、現在も自然が多く、住環境として恵まれています。蓮田市のゴミの搬入量（生活系ゴミ収集量+事業系ゴミ収集量+直接搬入量）を調べてみると、28,368ｔでした（平成26年度実績）。この値は埼玉県内では第37位という低い順位になります。では、蓮田市のごみ事情を見てみましょう！

蓮田市のゴミの量は再び減りはじめています

ゴミの搬入量が埼玉県で37番目という少ない量の蓮田市では、更なるごみ減量のため自治体が中心となって努力しています。ゴミの搬入量(総量）の推移をみると、平成24年から25年の間に増えてしまった値が平成26年には減り始めてる状況です。また、家庭から出される生活系ごみの量に関しても、同様の動きを見せています。

市民1人1日当たりのゴミの量は県の平均以下です！

ゴミの搬入量が減少傾向となっている蓮田市の、市民1人1日当たりのゴミの量を調べてみると、こちらも同じように平成26年になって減少傾向に転じています。市民1人1日当たりのゴミ搬出量（総量）の県の平均値は897gであるため、三郷市民1人1日当たりのゴミ搬出量は平均以下ということになります。平成25年度に一時的にゴミの量が増えてしまいましたが、三郷市ではゴミ削減への取り組みが確実に成果を表しているようです。

市民1人1日当たりのゴミ搬出量

蓮田市の特徴

蓮田市ではシニアが暮らしやすい環境づくりに力を入れています

蓮田市がある地域には約3万年前から人が住んでいたと言われています。そのため、市内には多くの貝塚や住居跡等の遺跡が残されています。また、市内の高台には中世の武士城館跡があり、歴史の古さを感じさせます。市の人口は平成11年の6.5万人をピークに減少傾向にあり、高齢化が深刻な問題となりつつあります。蓮田市では、シニアの方が安心して住み続けられる環境づくりに力を入れており、地域包括支援センターや老人福祉センターを中心として様々な取り組みを行っています。また同時に、子育て支援にも力を入れており、はすだファミリー・サポート・センターでは、育児の援助を受けたい人（依頼会員）と育児の手助けができる人（協力会員）等が会員登録し、各家庭において育児の相互援助活動を行っています。

蓮田市のゴミに関する情報

蓮田市の粗大ごみの出し方・収集方法

家庭で出るゴミのうち、45リットルのゴミ袋に入らない大きな物を粗大ごみと定義づけています。粗大ごみはゴミの集積所に出すことが出来ません。家庭で出た粗大ごみを処理する方法は、下記のいずれかとなります。家電やパソコンなど品目によって市では処理しない物があるので、蓮田市、蓮田白岡衛生組合のホームページなどで確認してください。

1. 戸別収集を依頼して処理する。
2. 蓮田白岡環境センターに自己搬入して処理する。

戸別収集については、粗大ごみ受付センター（048-766-5353）に電話で申し込みます。収集の際は立ち合いが必要です。料金は、10ｋｇあたり150円となります。

蓮田白岡環境センターに自己搬入する場合、料金は10kgにつき143円になります。搬入時間は、平日の午前8時30分から11時30分・午後1時から4時30分、土曜日の午前8時30分から11時30分です。2t車以上の大型車では搬入できません。畳は8枚までです。枝木・刈り草などを1日に3台以上搬入する場合は事前申し込みが必要となります。

粗大ごみ収集地区一覧

蓮田市では、以下の地区で粗大ごみの収集を行っています。

不法投棄に関する罰則について

家庭および事業所において不法投棄を行った場合は、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下（法人の場合は3億円以下）の罰金となります。また、不法投棄の未遂に関しても同様の罰則が科せられます。埼玉県では産業廃棄物に関する不法投棄の通報制度が設けられています。市内において不法投棄を見つけた場合は、直ちに産業廃棄物不法投棄110番（フリーダイヤル0120-530-384）に通報してください！

ゴミ・リサイクル関連施設のご紹介

蓮田白岡衛生組合のご紹介

蓮田白岡衛生組合の以下の施設で蓮田市、白岡市のごみを処理しています。

蓮田白岡環境センター

家庭及び事業所から出る可燃ごみ・不燃ごみと、家庭から出る粗大ごみを自己搬入できる施設です。

エコプラザ

回収された粗大ごみや資源物の再利用を行っています。リサイクル活動を推進するため、1ヶ月に1回展示販売リユース品の抽選販売を開催しています。エコプラザリユース品展示コーナーにある品物の中から希望の品を選んだら、受付で申込書を受け取り、必要事項を記入して受付に提出してください。施設のとなりにはリサイクルステーションが設置されており、市民の方が直接資源物を持ち込むことができるようにしています。

エコプラザでは、家庭で不用となった電化製品、家具などを登録する「不用品交換ボード」を設置しています。「ゆずります・ゆずってください」の情報を提供することで、ゴミとして処理する必要がなくなり、リユース品として再利用されることを目的としています。

職場で出るごみ・産業廃棄物について

事業所から出るごみの出し方

事業所・商店・飲食店など事業活動に伴って発生する事業系一般廃棄物は、一般家庭ごみの集積所には出せません。廃棄物の処理及び清掃に関する法律により、事業者自らの責任で処理することが定められています。事業系一般廃棄物については、市町村の許可を受けた処理業者に委託して処理するほか、環境センターに自己搬入して処理することが出来ます。

産業廃棄物について

産業廃棄物とは、事業活動により生じた廃棄物のうち、燃え殻、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類の6種類と「廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令」で定めるゴムくず、金属くず、ガラスくずなど14種類の合計20種類の廃棄物のことを示します。産業廃棄物は環境センターで処理することができません。事業系一般廃棄物収集運搬業の許可を取得した業者に依頼するなど、事業者が自己責任で処理しましょう！

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