富士見市の粗大ごみ・不用品回収を解説
富士見市のゴミ事情
富士見市のゴミの量は埼玉県で第25位です
富士見市は埼玉県の南東部にあるため、東京都特別区部への通勤率は30.2%と高く、昼夜間人口比率は全国で最も低い72.4%となっています。アクセスの良さから首都圏のベッドタウンとして発展しており、市の中央には「ららぽーと富士見」があります。富士見市のゴミの搬入量(生活系ゴミ収集量+事業系ゴミ収集量+直接搬入量)を調べてみると、28,368tでした(平成26年度実績)。この値は埼玉県内では第25位となります。
富士見市のゴミの量は減少傾向にあります
ゴミの搬入量が埼玉県で25番目という富士見市では、人口が増加傾向にあるためゴミの量は増える要素を持っていますが、平成25年度に増加したゴミの搬入量(総量)が、26年度には減少傾向に転じています。家庭から出される生活系ごみの量は年々減少しており、市民がごみの削減に力を入れていることがわかります。ゴミの搬入量(総量)の推移をみると、以下の表のとおり平成24年から26年の間で26tと僅かに減少しています。
年度 | 総量 | 生活系ゴミ |
---|---|---|
平成24年度 | 28,394t | 23,622t |
平成25年度 | 28,501t | 23,500t |
平成26年度 | 28,368t | 23,239t |
市民1人1日当たりのゴミの量も減っています!
ゴミの搬入量が減少傾向となっている富士見市の、市民1人1日当たりのゴミの量を調査しました。ゴミ搬出量全体としては着実に減少している状況で、生活系ごみに関してはゴミ削減対策が効果を表しているようです。一方で、市内の事業所から出されるごみの量は、徐々に増えています。富士見市の市民1人1日当たりのゴミ搬出量の総量を県の平均値897gと比較すると、145gも少ないようです。これらのデータから、富士見市民一人ひとりの日々の努力が市のごみの量を減らすことに役立っていることがわかります。
市民1人1日当たりのゴミ搬出量
年度 | 生活系ゴミ | 事業系ゴミ | 合計 |
---|---|---|---|
平成24年度 | 659g | 104g | 763g |
平成25年度 | 652g | 110g | 762g |
平成26年度 | 638g | 113g | 752g |
富士見市の特徴
富士見市は緑豊かで暮らしやすい街です
富士見市の名前は、富士山がよく見えることに由来しています。地理的にはさいたま市と接しており、県庁まで約10kmです。また、東京都心部から約30kmの距離にあるため、ベッドタウンとして人気を集めています。人口の推移をみると、平成22年には106,746人だった人口が平成28年には108,212人まで増加しており、特に、30代の市民の割合が高いことが特徴的です。住宅地として開発が進んでいますが、豊かな自然環境も残っており、市内には「せせらぎ菖蒲園」、「びん沼自然公園」、「むさし野緑地公園」など多くの公園があります。
富士見市のゴミに関する情報
富士見市の粗大ごみの出し方・収集方法
家庭で出るゴミのうち、24cm×24cm×35cmを超える大きさの物を粗大ごみと定義づけています。粗大ごみを処理する方法は下記のいずれかとなります。品目によっては市では収集・処理を行わない物がありますので、富士見市のホームページなどで確認しましょう。
- 戸別収集を依頼して処理する。
- 環境センターに自己搬入して処理する。
戸別収集については、電話(049-251-2711)または電子申請で申し込みます。収集できるのは1回につき6品までです。粗大ごみ処理手数料納入通知書による後日支払いの場合は立ち合いの必要はありません。回収時に立ち合いが出来る場合はその場で徴収しています。
環境センターに自己搬入する場合は、搬入当日に市役所環境課049-251-2711)まで電話で申し込んでください。搬入時間は、午前9時から午前11時30分・午後1時から午後4時です。料金は、20kgまでは250円です。以降20kgごとに250円ずつ加算されます。
粗大ごみ収集地区一覧
富士見市では、以下の地区で粗大ごみの収集を行っています。
榎町 | 鶴馬 | 水子 |
貝塚 | 南畑新田 | 水谷 |
勝瀬 | 西みずほ台 | 水谷東 |
上沢 | 羽沢 | みどり野東 |
上南畑 | 針ケ谷 | みどり野西 |
下南畑 | 東大久保 | みどり野南 |
諏訪 | 東みずほ台 | みどり野北 |
関沢 | ふじみ野西 | 山室 |
鶴瀬東 | ふじみ野東 | 渡戸 |
鶴瀬西 |
不法投棄に関する罰則について
家庭および事業所において不法投棄を行った場合は、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下(法人の場合は3億円以下)の罰金となります。また、不法投棄の未遂に関しても同様の罰則が科せられます。埼玉県では不法投棄防止に力を入れています。もし、富士見市内でゴミの不法投棄を見つけたら、直ちに警察署などに通報しましょう!
ゴミ・リサイクル関連施設のご紹介
志木地区衛生組合のご紹介
志木地区衛生組合の以下の施設で富士見市、志木市、新座市のごみを処理しています。
冨士見環境センター
可燃ごみ・粗大ごみを自己搬入できる施設です。
新座環境センター
家庭及び事業所から出る可燃ごみ・不燃ごみと、家庭から出る粗大ごみを自己搬入できる施設です。
リサイクルプラザ利彩館
回収された資源物の中間処理を行う施設です。啓発設備として見学者コーナー、情報コーナー、リサイクル工房、展示スペース、研修室を備えています。
リサイクルプラザ利彩館では、ゴミの削減とリサイクルの推進のため不用品として回収された家具を修理再生し、リーズナブルな価格で抽選販売を行っています。抽選には1世帯2点まで参加できます。また、定期的に着物リフォーム教室、革のリサイクル教室、牛乳パックで椅子作り教室などの各種教室を実施するなど、富士見市民のリサイクルへの意識向上に努めています。
職場で出るごみ・産業廃棄物について
事業所から出るごみの出し方
事業所・商店・飲食店など事業活動に伴って発生する事業系一般廃棄物は、一般家庭ごみの集積所には出せません。廃棄物の処理及び清掃に関する法律により、事業者自らの責任で処理することが定められています。事業系一般廃棄物については、市町村の許可を受けた処理業者に委託して処理するほか、富士見環境センターに自己搬入して処理することが出来ます。料金に関しては以下の表を参照してください。
種別 | 重量 | 手数料(円) |
---|---|---|
可燃ごみ、不燃ごみ | 20kg以下 | 450 |
瓶類 | 20kg以下 | 330 |
ペットボトル | 20kg以下 | 450 |
産業廃棄物について
産業廃棄物とは、事業活動により生じた廃棄物のうち、燃え殻、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類の6種類と「廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令」で定めるゴムくず、金属くず、ガラスくずなど14種類の合せて20種類の廃棄物のことを示します。産業廃棄物は環境センターで受入および処理することができません。事業系一般廃棄物収集運搬業の許可を取得した業者に依頼するなど、事業者が自己の責任において処理しましょう!
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