和光市の粗大ごみ・不用品回収を解説
和光市のゴミ事情
和光市のゴミの量は埼玉県で第31位です
和光市は埼玉県の南部にあり、都心へのアクセスの良さから東京都区部への通勤率は51.4%という高い割合となっています。平成28年2月時点の人口は80,666人で、平均年齢は39.6歳という埼玉県内では1番若い人が多く住む街です。市内には大企業の生産拠点や教育機関、研究機関なども多く、市の面積は非常に小さいながらも経済的に発展しています。和光市のゴミの搬入量(生活系ゴミ収集量+事業系ゴミ収集量+直接搬入量)を調べてみると、21,800tでした(平成26年度実績)。この値は埼玉県内では第31位という平均的な順位になります。では、和光市のごみ事情のデータを見てみましょう!
和光市のゴミの量は減少傾向にあります
ゴミの搬入量が埼玉県で25番目という和光市ですが、年々人口が増えている状況にありながら、ゴミの搬入量を徐々に減少させてます。ゴミの搬入量(総量)の推移をみると、以下の表のとおり平成24年から26年の間で240t減らしています。家庭から出る生活系ゴミの量も確実に減っており、和光市では、ゴミの削減対策が成果を上げていることがわかります。
年度 | 総量 | 生活系ゴミ |
---|---|---|
平成24年度 | 22,040t | 17,473t |
平成25年度 | 21,954t | 17,261t |
平成26年度 | 21,800t | 17,033t |
市民1人1日当たりのゴミの量は県の平均を大きく下回っています!
ゴミの搬入量(総量)を減少させている和光市の市民1人1日当たりのゴミの量を調査すると、以下の表のとおりこちらもしっかりと減って来ています。内容を見ると生活系のごみが減っているなか、事業系のごみに関しては僅かですが増えてしまっています。但し、埼玉県全体の1人1日当たり(生活系と事業系の合計)の平均値897g(平成26年度)と比較すると、和光市民1人1日あたりのゴミの搬出量は大幅に下回っているため、和光市では市民一人ひとりがゴミの削減に対して高い意識を持っていると考えられます。
市民1人1日当たりのゴミ搬出量
年度 | 生活系ゴミ | 事業系ゴミ | 合計 |
---|---|---|---|
平成24年度 | 683g | 124g | 807g |
平成25年度 | 674g | 125g | 799g |
平成26年度 | 661g | 127g | 788g |
ゴミの削減とリサイクルへの取り組み
和光市では、市民の日常生活に伴って排出される再生資源を継続的に回収している地域住民団体などに対して、リサイクル活動推進費補助金を交付しています。回収品目は、紙類・布類・金属類・瓶類(1本につき3円)です。補助金の単価は1kgあたり3円で、年に4回交付されています。このような取り組みによってゴミの削減および再利用が可能な資源ごみの有効活用をすすめると同時に、市民と自治体が一体となってきれいな街づくりを推進しています。
和光市の特徴
和光市は企業城下町として発展しています
和光市は、縄文期の遺跡が発見されるほど古の時代より人が暮らしていた地域です。江戸時代には川越街道の宿場として白子宿が栄え、新河岸川を通る水運によって経済が発展しました。現在も企業や研究機関などが多いことから財政的に恵まれており、環境整備が行き届いています。市内には、本田技術研究所、理化学研究所などがあり、特にホンダとの結びつきは強く、企業城下町と呼ばれています。国勢調査のデータから人口の推移をみると、昭和45年には39,512人でしたが平成22年には80,741人まで倍増しています。生産年齢人口(15~64歳)の割合は71.6%(平成22年度)で、埼玉県内では1番多く、活気ある街であることがわかります。
和光市のゴミに関する情報
和光市の粗大ごみの出し方・収集方法
家庭で出るゴミのうち、縦24cm・横24cm・高さ35cmを超えるものを粗大ごみと定めています。例えば、タンス、ベッド、布団、自転車、ストーブなどです。これら粗大ごみは一般ごみの集積所に出せないため、以下のいずれかの方法で処理しなければいけません。
- 戸別収集(予約制)を依頼する。
- 和光市清掃センターに自己搬入(予約制)する。
戸別収集の申込み方法
電話もしくはインターネットで申し込みできます。1回の収集で3点まで収集可能です。電話で申請する場合は、市が委託する収集運搬業者へ電話申請をしてください。電話番号は、048-461-1577または048-465-5350です(委託業者:株式会社勤労衛生)。インターネットで電子申請する場合は、和光市のホームページ(http://www.city.wako.lg.jp/home/shisei/_13209/gyo_1_17.html)から申請してください。収集日は平日になります。立ち合いにて収集を行う場合は以下の流れとなります。立ち合いができない場合は事前に手数料を支払う必要があります。郵送された納付書を使用して期日までに市役所・出張所又は最寄りの指定金融機関で手数料を納入してください。
粗大ごみの引き取り時(平日午前中)に立ち合える場合
- 支払い方法「現地払い」を選択する。
- 粗大ごみの品目、収集日、手数料を確認する。
- 収集日の朝8時30分までに受付番号を貼付した粗大ごみを指定場所に搬出する。
- 収集日の8時30分~12時の間に市委託業者が訪問して申請者から直接手数料を徴収し、粗大ごみを収集する。
粗大ごみ収集地区一覧
和光市では、以下の地区で粗大ごみの収集を行っています。
下新倉 | 中央 | 本町 |
白子 | 新倉 | 松ノ木島町 |
諏訪 | 西大和団地 | 丸山台 |
諏訪原団地 | 広沢 | 南 |
不法投棄に関する罰則について
家庭および事業所のいずれにおいても不法投棄を行った場合、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下(法人の場合は3億円以下)の罰金となります。また、不法投棄の未遂に関しても同様の罰則が科せられます。「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(五章第二十五条第一項第十四号)」参照。埼玉県では産業廃棄物に関する不法投棄の通報制度が設けられています。和光市内において不法投棄を見つけた場合は、直ちに産業廃棄物不法投棄110番(フリーダイヤル0120-530-384)に通報してください!
ゴミ・リサイクル関連施設のご紹介
和光市清掃センターのご紹介
和光市内で排出されるゴミを処理する施設です。効率よく処理し、減容化・安定化・無害化を行うため、様々な取り組みを行っています。
効率的な焼却設備の運転管理を行っています
ごみクレーンの半自動運転装置や、電算機によるデータ集録などの自動化設備を備えています。運転管理はすべて独自の集中操作管理方式を採用しています。
資源の有効利用を推進しています
不燃ごみと粗大ごみを可燃物、不燃物、磁性物、アルミ、非鉄類等に選別しています。鉄分、アルミ、生ビンおよびガラス片類は各素材、色ごとに細かく選別し、資源の有効利用を進めています。
職場で出るごみ・産業廃棄物について
事業所から出るごみの出し方
商店、事務所、飲食店など事業活動に伴うごみ(事業系一般廃棄物)は一般家庭ごみの集積所に出すことはできません。廃棄物の処理及び清掃に関する法律により、事業者自らの責任で処理することが定められています。必ず以下の方法のいずれかで処理しましょう。
- 市の許可を受けた一般廃棄物収集運搬業者に処理を委託する。
- 事業系ごみ有料シール券を貼ってごみ集積所に出す。
- 和光市清掃センターに自己搬入する。
事業所において定期的にごみが発生する場合や、大量にごみが発生したときは、市の許可を受けている収集運搬業者を利用しましょう。不定期にごみが発生する場合や、少量のごみが発生したときは清掃センターに自己搬入することをお勧めします。処理料は10kgあたり220円です。また、定期的に少量のごみが発生する場合は、事業系ごみ有料シール券を貼り、ごみ集積所に出しましょう。但し、ごみ集積所を管理している人に事前に相談してから出すようにしてください。
産業廃棄物について
産業廃棄物とは、事業活動により生じた廃棄物のうち、廃油、燃え殻、汚泥、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類、その他政令で定める20種類の廃棄物のことを示します。産業廃棄物は市の清掃センターで処理することはできません。事業者が自己責任において適正処理をしなければなりません(廃掃法第3条)。産業廃棄物を処理する場合は、市の許可を受けた廃棄物再生事業者を活用し、古紙、古繊維、金属くず、廃プラスチック類など再生利用が可能な品目に関してはできる限りリサイクルしましょう!
和光市の引越しの不用品処分にも最適
家具・タンス・ベッド・ソファ・冷蔵庫・洗濯機・エアコン・学習机が最安価格で価格で回収してもらえる不用品回収業者をしっかり比較してみよう!