八潮市の粗大ごみ・不用品回収を解説
八潮市のゴミ事情
八潮市のゴミの量は埼玉県で第22位です
八潮市は埼玉県の南東部にあるため、東京都特別区部への通勤率は27.9%という高い割合となっています。平成28年2月時点の人口は86,854人で、平成22年以降その増加率が高く、東京のベッドタウンとして発展しています。また、全国平均より30代の人口割合が非常に高く、働き盛りの人々が多く住んでいる街です。八潮市のゴミの搬入量(生活系ゴミ収集量+事業系ゴミ収集量+直接搬入量)を調べてみると、30,213tでした(平成26年度実績)。この値は埼玉県内では第22位となります。では、人口が増加傾向にある八潮市のごみ事情を詳しく見てみましょう!
八潮市の家庭から出るゴミの量は減少傾向にあります
ゴミの搬入量が埼玉県で22番目という八潮市では、人口増加に伴いゴミの量も増加傾向にあるようです。ゴミの搬入量(総量)の推移をみると、以下の表のとおり平成24年から26年の間で366t増加しています。総量としては増えてしまっていますが、一方で家庭から出される生活系のごみに限っては人口が増えているにも関わらず着々と減っています。このことは、各家庭においてゴミを減らすための様々な努力が成果となって現れていると判断できます。
年度 | 総量 | 生活系ゴミ |
---|---|---|
平成24年度 | 29,847t | 21,050t |
平成25年度 | 30,005t | 21,061t |
平成26年度 | 30,213t | 20,940t |
市民1人1日当たりのゴミの量も減っています!
ゴミの搬入量が総量としては増加傾向を示している八潮市の、市民1人1日当たりのゴミの量を見てみましょう。内容をみると、事業系ゴミの量が増えていることで、全体としてはゴミの量が減っていません。生活系ゴミの量に関しては、ごくわずかながら減少しつつありますが、量としてはかなり多く、埼玉県の平均値693gを超えています。そのため、市民1人1日当たりのゴミ搬出量の総量も県の平均値897gを大きく超えており、八潮市民がいかに多くゴミを出しているかがわかります。八潮市民一人ひとりの努力によってさらにゴミの削減をすすめていく必要があるでしょう!
市民1人1日当たりのゴミ搬出量
年度 | 生活系ゴミ | 事業系ゴミ | 合計 |
---|---|---|---|
平成24年度 | 728g | 285g | 1013g |
平成25年度 | 719g | 288g | 1006g |
平成26年度 | 718g | 295g | 1013g |
八潮市の特徴
八潮市は「住みやすさナンバー1のまち」を目指しています
八潮市は、さいたま市、川口市に次ぐ埼玉県東部地域有数の工業地域です。市内には工場が多く、物流拠点として倉庫や配送所も多数あります。また、平成17年につくばエクスプレスが開業してからは、駅周辺を中心に都市開発が進み、埼玉県の東の玄関口として発展しています。高齢化社会をより良いものとするべく、平成3年7月1日に埼玉県内では初めての「生涯学習都市宣言」を行いました。「生涯学習まちづくり出前講座」を行うなど、自治体が積極的に地域に密着した活動を行っています。このように八潮市では、「住みやすさナンバー1のまち」を目指し、暮らしの環境づくりに力を注いでいます。
八潮市のゴミに関する情報
八潮市の粗大ごみの出し方・収集方法
家庭で出るゴミのうち、原則として単品で1m以上または10㎏以上のものを粗大ごみと定義づけています。粗大ごみは一般家庭ごみの集積所に出せないため、戸別収集または、直接リサイクルプラザに搬入して処理する必要があります。処理手数料は10㎏あたり120円(税別)です。また、1回の申込点数は5点までです。
リサイクルプラザ(電話番号:048-997-6696)
- 戸別収集は、月曜日から金曜日のほか、毎月2回日曜日に戸別収集を行っています。
- 直接搬入は、月曜日から金曜日のみ受付可能ですが、毎月第3週目は持ち込みできません。
粗大ごみ収集地区一覧
八潮市では、以下の地区で粗大ごみの収集を行っています。
茜町 | 小作田 | 二丁目 |
伊草 | 古新田 | 八條 |
伊勢野 | 新町 | 松之木 |
浮塚 | 大原 | 緑町 |
大瀬 | 中央 | 南後谷 |
大曽根 | 鶴ケ曽根 | 南川崎 |
垳 | 中馬場 | 八潮 |
上馬場 | 西袋 | 柳之宮 |
木曽根 |
不法投棄に関する罰則について
家庭および事業所において不法投棄を行った場合は、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下(法人の場合は3億円以下)の罰金となります。また、不法投棄の未遂に関しても同様の罰則が科せられます。不法投棄は犯罪です。家庭、事業所のいずれにおいても粗大ごみを含むすべての廃棄物はルールを守って処理しましょう。また、市内で不法投棄を見つけたら、警察署などに通報しましょう!
ゴミ・リサイクル関連施設のご紹介
東埼玉資源環境組合・第二工場ごみ処理施設
八潮市と草加市の可燃ごみを処理しています。愛称は「PERSICLE(パーシクル)」です。「人と自然との共生」をテーマとし、ごみ処理だけでなく環境学習の場として役立てられている施設です。
リサイクルプラザ
「捨てればごみ、活かせば資源」をモットーに、リサイクル活動を推進しています。リサイクルプラザは、家庭や事業所で発生した粗大ごみを自己搬入できる施設です。施設内には、展示室・市民工房・会議室があり、市民のリサイクル活動をサポートしています。
資源回収団体奨励金のご紹介
八潮市では、町内会や子ども会などが行う資源回収活動に対して奨励金を交付しています。平成24年度の回収量は、紙などの可燃物が1,142,367kg、缶類13,956kg、ビン9,734本、ペットボトル1,180kgでした。その結果、奨励金交付額としては64団体に対して総額9,512,400円が交付されました。
職場で出るごみ・産業廃棄物について
事業所から出るごみの出し方
事業所・商店・飲食店など事業活動に伴って発生する事業系一般廃棄物は、一般家庭ごみの集積所には出せません。廃棄物の処理及び清掃に関する法律により、事業者自らの責任で処理することが定められています。事業系一般廃棄物については、市町村の許可を受けた処理業者に委託して処理してください。
産業廃棄物について
産業廃棄物とは、事業活動により生じた廃棄物のうち、燃え殻、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類の6種類と「廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令」で定めるゴムくず、金属くず、ガラスくずなど14種類の合せて20種類の廃棄物のことを示します。産業廃棄物は市のゴミ処理センターで処理することはできません。事業系一般廃棄物収集運搬業の許可を取得した業者に依頼するなど、事業者が自己責任において適正に処理しましょう!
八潮市の引越しの不用品処分にも最適
家具・タンス・ベッド・ソファ・冷蔵庫・洗濯機・エアコン・学習机が最安価格で価格で回収してもらえる不用品回収業者をしっかり比較してみよう!