戸田市の粗大ごみ・不用品回収を解説
戸田市のゴミ事情
戸田市のゴミの量は埼玉県で第15位です
戸田市は埼玉県の南部に位置し、荒川を境に東京都と接しており、荒川の「戸田の渡し」は全国的に知られています。交通アクセスの良さから東京のベッドタウンとして発展しており、市の人口は右肩上がりで増え続けています。戸田市のゴミの搬入量(生活系ゴミ収集量+事業系ゴミ収集量+直接搬入量)を調べてみると、44,681tでした(平成26年度実績)。この値は埼玉県内では第15位という順位になります。では、戸田市のごみ事情を詳しく見てみましょう!
戸田市のゴミの量は大きく増加しています!
ゴミの搬入量が埼玉県で15番目という戸田市ですが、人口が大きく増加していることもあり、ゴミの量も比例して増加している状況です。ゴミの搬入量(総量)の推移をみると、以下の表のとおり平成24年から26年の間で1,772tも増えています。しかし、生活系のごみの量は減少しているため、各家庭においてはゴミの削減にしっかりと取り組んでいることが分かります。総量が増えている要因は、市内の商業施設を利用する人が増加していることでゴミの排出量が増していると考えられます。
年度 | 総量 | 生活系ゴミ |
---|---|---|
平成24年度 | 42,909t | 30,795t |
平成25年度 | 44,116t | 31,475t |
平成26年度 | 44,681t | 30,981t |
市民1人1日当たりのゴミの量は減少傾向に転じています
ゴミの搬入量(総量)が大きく増加している戸田市の市民1人1日当たりのゴミの量を調べてみると、以下の表のとおり生活系のごみの量が減っていることで、平成26年度に減少傾向へと転じています。一方、事業系ごみの量は年々増えている状況です。しかし、埼玉県全体の平均値は生活系と事業系を合わせると1人1日当たり897g(平成26年度)であるため、戸田市民1人1日あたりのゴミの搬出量は県の平均を上回っています。
市民1人1日当たりのゴミ搬出量
年度 | 生活系ゴミ | 事業系ゴミ | 合計 |
---|---|---|---|
平成24年度 | 666g | 259g | 926g |
平成25年度 | 666g | 265g | 931g |
平成26年度 | 643g | 282g | 925g |
戸田市の特徴
戸田市では人口が増え続けています!
戸田市は、江戸時代には御鷹場として栄えていました。近年は荒川において開催される戸田競艇が有名です。東京特別区に接しているため、市域全体が市街地となっており、マンション、商店が立ち並ぶほか、工場や物流センターなども多くあります。また、イオンモールやT-FRONTEなど大型商業施設が多いため、生活するにはとても便利な環境です。人口の推移をみると、平成22年に123,017人だった人口が平成28年には136,652人まで増加しています。年齢別人口分布のデータによると、30~40代の人口割合が全国平均を大幅に上回っており、10代の割合も高いことから若い子育て世帯が多く住んでいると思われます。また、65歳以下の高齢者の割合は低く、働き盛りの人々が東京都内への通勤に便利な戸田市を選んでいるようです。
戸田市のゴミに関する情報
戸田市の粗大ごみの出し方・収集方法
家庭で出るゴミのうち、一辺の長さが40cmを超えるものは粗大ごみとなります。粗大ごみを処分する場合は、事前に電話かインターネットで申し込む必要があります。1回の申し込みで10点までです。粗大ごみ収集券は1枚200円で、1点につき1枚必要です。粗大ごみの処理方法は以下の手順となります。日数に余裕をもって申し込みましょう。※戸田市では清掃施設への粗大ごみの持ち込みはできません。
- 粗大ごみ収集を電話かインターネットで申し込む(受付電話048-424-5747またはhttp://www.city.toda.saitama.jp/)。
- 収集日の朝8時までに粗大ごみ収集券を貼って自宅前に出す。
立ち合いは不要です。粗大ごみは原則として自宅前まで自分で搬出しなければいけませんが、高齢者や体に障害のある方は、戸田市役所に相談してください。
粗大ごみ収集地区一覧
戸田市では、以下の地区で粗大ごみの収集を行っています。
上戸田 | 下笹目 | 早瀬 |
川岸 | 下戸田 | 氷川町 |
喜沢 | 下前 | 美女木 |
喜沢南 | 戸田公園 | 美女木東 |
笹目 | 中町 | 本町 |
笹目南町 | 新曽 | 南町 |
笹目北町 | 新曽南 |
不法投棄に関する罰則について
家庭および事業所において不法投棄を行った場合は、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下(法人の場合は3億円以下)の罰金となります。また、不法投棄の未遂に関しても同様の罰則が科せられます。埼玉県では産業廃棄物に関する不法投棄の通報制度が設けられています。戸田市内において不法投棄を見つけた場合は、直ちに産業廃棄物不法投棄110番(フリーダイヤル0120-530-384)に通報してください。
ゴミ・リサイクル関連施設のご紹介
蕨戸田衛生センター組合のご紹介
戸田市内で排出されるゴミは蕨戸田衛生センター組合の以下の施設で処理されています。
ごみ焼却施設・粗大ごみ処理施設
家庭から収集されたごみを処理しています。
し尿処理施設
家庭から収集された浄化槽や汲み取り式トイレのし尿を処理しています。
リサイクルプラザ
回収された資源物の中間処理を行う施設です。啓発設備として、再生品展示ホール・多目的スペース・各種工房、展示、学習室等に利用する多目的利用可能スペースを完備しています。
粗大ごみとして搬入された家具をリサイクルプラザで再生し、市民に販売しています。1回の受付で入札できるのは1人3点以内です。定期的に200点前後の家具を展示販売しています。
リサイクルフラワーセンター
家庭の生ごみを堆肥化して花を生産しています。専用生ごみバケツに自らが分別して家庭で一定段階まで堆肥化した生ごみを持ち込むと花苗と交換することができます。参加希望の方は戸田市 環境課クリーン推進担当048-441-1800に問い合わせて下さい。
職場で出るごみ・産業廃棄物について
事業所から出るごみの出し方
商店、事務所、飲食店など事業活動に伴うごみ(事業系一般廃棄物)は一般家庭ごみのステーションに出すことはできません。廃棄物の処理及び清掃に関する法律により、事業者自らの責任で処理することが定められています。戸田市内の事業所で排出された事業系ごみを捨てる際は、市指定の事業ごみ袋を使用し、必ず以下の方法のいずれかで処理して下さい。
- 蕨戸田衛生センター(電話048-421-2801)に申請し、自己搬入する。
- 市の許可を受けた一般廃棄物収集運搬業者に処理を委託する。
蕨戸田衛生センターに自己搬入する場合は、必ず事前に申請して下さい。事業系ごみの自己搬入料金は10kgあたり、183.6円です。
産業廃棄物について
産業廃棄物とは、事業活動により生じた廃棄物のうち、廃油、燃え殻、汚泥、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類、その他政令で定める20種類の廃棄物のことを示します。産業廃棄物は蕨戸田衛生センターで処理することはできないため、市の指定を受けた専門業者に委託する必要があります。蕨戸田衛生センター組合のホームページで産業廃棄物等処理事業者データベースを見ることができます。処分を許可業者に委託する場合は、それぞれ収集・運搬料金が異なりますのでご注意ください。
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