坂戸市の粗大ごみ・不用品回収を解説

坂戸市のゴミ事情

坂戸市のゴミの量は埼玉県で第26位です

坂戸市は埼玉県の中部にあるため、東京都特別区部への通勤率は13.1％とあまり高くありません。人口は101,638人(平成28年2月時点）となっており、近年減少傾向を見せています。坂戸市には高麗川をはじめとした豊かな自然環境があり、春には「高麗川ふるさと遊歩道」に桜が咲き誇る穏やかで暮らしやすい街です。坂戸市のゴミの搬入量（生活系ゴミ収集量+事業系ゴミ収集量+直接搬入量）を調べてみると、28,347ｔでした（平成26年度実績）。この値は埼玉県内では第26位です。では、坂戸市のごみ事情を詳しく見てみましょう！

坂戸市のゴミの量は増加傾向に転じています

ゴミの搬入量が埼玉県で26番目の坂戸市では、近年ゴミの量が再び増える傾向となっています。ゴミの搬入量(総量)の推移をみると、以下の表のとおり平成24年から26年の間で556ｔ減少していますが、平成25年に一度減った量が平成26年に再び増えてしまっています。一方、家庭から出される生活系のごみに関しては、年々減少しています。このデータから、各家庭においてはゴミ削減への取り組みがしっかりと進められていることがわかります。

市民1人1日当たりのゴミの量は低い値を維持しています

ゴミの搬入量の総量はが再度増加傾向を示している坂戸市の、市民1人1日当たりのゴミの量を調べてみました。種別でみると、生活系ごみの量は減っていますが、事業系ごみの量は増えています。しかし、生活系ごみが着実に減少していることで、市民1人1日当たりのゴミ搬出量は平成24年から26年の間で33g減っています。埼玉県の平均値897gと比較しても大きく下回っていることから、坂戸市民一人ひとりのゴミの削減のための努力が成果を表していると判断できます。

市民1人1日当たりのゴミ搬出量

坂戸市の特徴

坂戸市は子育て世帯が暮らしやすい温かい街です

坂戸市は、埼玉県のベッドタウン的な役割を担っており、子育て世帯が暮らしやすい環境づくりに力を入れています。古くは千人同心街道の坂戸宿として栄えましたが、東武鉄道東上本線の開通によって宅地開発が進みました。市の人口の推移をみると、昭和45年には約2.7万人でしたが、平成22年には10万人を超えています。年齢別では20代、50代の人口割合が高いという特徴を示しています。坂戸市では、埼玉県の他の自治体と同じく子育て支援に力を入れています。市内には4つの単独児童センターがあり、同年齢の子供を持つ母親が交流しながら子育ての不安を解消できるよう尽力しています。また、平成27年4月には県内の公立校で初めて施設一体型の小中一貫教育校「城山学園」が開校しています。

坂戸市のゴミに関する情報

坂戸市の粗大ごみの出し方・収集方法

家庭で出るゴミのうち、1辺が60cm以上の物を粗大ごみと定義づけています。粗大ごみは一般ごみの集積所に出せないため、戸別収集または、東清掃センターに自分で搬入して処理する必要があります。戸別収集は、電話予約が必要です。（TEL：048-288-5300）が、直接搬入は予約不要です。戸別収集の場合は回収時に立ち合いとなり、料金を直接支払います。自己搬入の場合、50ｋｇまでは無料ですが、50ｋｇを超えると10ｋｇあたり100円加算されます。

粗大ごみ収集地区一覧

坂戸市では、以下の地区で粗大ごみの収集を行っています。

不法投棄に関する罰則について

家庭および事業所のいずれにおいても不法投棄を行った場合、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下（法人の場合は3億円以下）の罰金となります。また、不法投棄の未遂に関しても同様の罰則が科せられます。不法投棄は犯罪です。可燃ごみ・不燃ごみ・粗大ごみなど種類に関わらず、すべての廃棄物はルールを守って処理しましょう。もし、坂戸市内で不法投棄を見つけたら、警察署や市役所に通報しましょう！

ゴミ・リサイクル関連施設のご紹介

坂戸市ごみ処理施設

坂戸市には以下のごみ処理施設があります。

西清掃センター

市内で出された可燃ごみを焼却処理しています。処理能力は80ｔ／24時間です。

東清掃センター

市内で出された可燃ごみ・粗大ごみを処理しています。粗大ごみを自己搬入できる施設です。

サツキクリーンセンター

市内で出されたすべてのゴミの最終処分場です。

坂戸市のゴミ削減への取り組み

ごみを減らすため、以下の制度を設け、市民と共に努力しています。

1. 資源集団回収報償金交付制度
2. 家庭用生ごみ処理器等購入費補助制度
3. せん定枝チップ機貸出事業
4. 坂戸市ごみ減量実践モデル地区指定事業
5. 使用済小型家電リサイクル事業

職場で出るごみ・産業廃棄物について

事業所から出るごみの出し方

事業所・商店・飲食店など事業活動に伴って発生する事業系一般廃棄物は、一般家庭ごみの集積所には出せません。廃棄物の処理及び清掃に関する法律に則り、事業者が自らの責任で処理しなければいけません。事業系一般廃棄物については、市町村の許可を受けた処理業者に委託して処理しましょう。

事業系ごみ削減キャンペーン

埼玉県の事業系ごみ削減キャンペーンに合わせて坂戸市でも事業系のごみを減らす取り組みを推進しています。事業系ごみ削減のためには、再生紙、再生トイレットペーパー等、再生品の積極利用、梱包材の再利用、分別排出の徹底が大切です！

産業廃棄物について

事業活動により生じた廃棄物のうち、燃え殻、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類の6種類と「廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令」で定めるゴムくず、金属くず、ガラスくずなど14種類の合せて20種類の廃棄物は「産業廃棄物」となります。産業廃棄物は市のごみ処理施設で処理することはできません。産業廃棄物処理に関する詳細は、一般社団法人埼玉県環境産業振興協会（電話048-822-3131）に問い合わせ、事業系一般廃棄物収集運搬業の許可を取得した業者に依頼するなど、事業者が自己責任において適正に処理しましょう！

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