東松山市の粗大ごみ・不用品回収を解説

東松山市のゴミ事情

東松山市のゴミの量は埼玉県で第23位です

東松山市は埼玉県の中央に位置しており、交通の便が良いことから東京通勤圏となっていますが、近隣市町村からの労働人口流入もあり、東松山都市圏を形成しています。池袋までは東上線で約50分、TJライナーで約45分という環境です。平成28年2月1日時点の推計人口は91,520人となっており、大学が多いこともあり比較的若年層の人口割合が高めです。しかし、人口は減少傾向にあります。東松山市のゴミの搬入量（生活系ゴミ収集量+事業系ゴミ収集量+直接搬入量）を調査すると、30,044ｔでした（平成26年度実績）。この値は埼玉県内では第23位（平成26年度）となっています。

東松山市のゴミの量は減少傾向にあります

ゴミの搬入量が埼玉県で23番目という東松山市では、ゴミの量は大きな値ではありませんが、減少傾向となっています。ゴミの搬入量(総量)の推移をみると、以下の表のとおり平成24年から26年の間で865ｔ減少させています。しかし、人口が減っているわりにゴミの量は少なくなっていないようです。

市民1人1日当たりのゴミの量は減少しています

人口が減少しているわりにゴミの削減が進んでいない東松山市では、市民1人1日当たりのゴミの量に関しては僅かですが減って来ています。しかしながら、埼玉県全体の平均値は生活系と事業系を合わせると1人1日当たり897g（平成26年度）であるため、東松山市民1人1日あたりのゴミの搬出量は県の平均より約50g多いことになります。

市民1人1日当たりのゴミ搬出量

ゴミの削減に関する取り組み

東松山市では、資源ごみの有効利用することでゴミの減量につながるよう様々な取り組みを行っています。地域の集積所に出されるごみの中には、再利用できるものが多く含まれています。そのため、老人会やPTA、町内会などの団体で資源ごみの再利用に関する取り組みが積極的に進められています。また、資源回収奨励補助金交付制度を設け、紙類（新聞紙、ダンボール、雑誌、牛乳パック等）、布類（衣服等）などを中心にリサイクルを行っています。再利用できる有価物を回収する団体に対しては補助金を交付しています。また、平成26年度には「事業系ごみ削減キャンペーン」を実施し、事業系ごみの削減を目指し、様々な取り組みを行いました。資源とごみの分別に関しても力を入れています。

東松山市の特徴

東松山市は東京のベッドタウンとして発展してきました

東松山市は、1333年に築城されたとされる松山城の城下町として発展しました。江戸時代には幕府によって五街道と脇往還の整備が進められ、松山宿と高坂宿は宿場町として賑わいました。近年は、東京のベッドタウンとして東松山駅や高坂駅周辺を中心に人口が増加していましたが、少子高齢化の影響により、人口自体は減少傾向に転じています。人口の減少を食い止めるため、都市計画に力を入れており、東松山駅周辺には多くの商業施設があります。また、市内には大小数多くの公園があり、埼玉県内でも公園が多い市となっています。

東松山市のゴミに関する情報

東松山市の粗大ごみの出し方・収集方法

家庭で出るゴミのうち、ごみ袋に入らない大きなサイズのゴミ、寝具、家具、電化製品などは粗大ゴミとなります。家庭ごみの収集場には出せないため、所定の方法で処理をする必要があります。ただし、特定家庭用機器(テレビ・エアコン・洗濯機・衣類乾燥機・冷蔵庫・冷凍庫)は家電リサイクル法に則り処分する必要があります。粗大ごみとして収集および持ち込みを行うことはできません。

1. 自分で直接、ごみ処理場に持込む。
2. 自宅まで収集に来てもらう有料収集を依頼する。

粗大ごみ有料収集の申込方法

有料収集は予約制となっています。毎月2回取りまとめ、20日前後と翌月上旬に自宅まで収集に来ますので、玄関先などにまとめて出しておくことができます。

申込先は、廃棄物対策課又は各市民活動センター・廃棄物対策課（電話）0493-21-1401です。

粗大ごみ収集地区一覧

東松山市では、以下の地区で粗大ごみの収集を行っています。

不法投棄に関する罰則

家庭および事業所においても不法投棄を行った場合、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下（法人の場合は3億円以下）の罰金となります。不法投棄の未遂に関しても同様の罰則が科せられます。必ず所定の方法で処理しましょう！

ゴミ・リサイクル関連施設のご紹介

ゴミ焼却施設のご紹介

東松山市には、下記のようなゴミ・リサイクル関連施設があります。

クリーンセンター

粗大ごみを含む家庭から出る可燃ゴミ及び事業系ごみ（一般廃棄物）を搬入できる施設です。引っ越しなどで出た多量のごみに関しては集積所には出さず、クリーンセンターに持ち込んで処理してください。

西本宿不燃物等埋立地

粗大ごみを含む家庭から出る可燃・不燃ゴミを搬入できる施設です。

職場で出るごみ・産業廃棄物について

事業所から出るごみの出し方

店舗、食堂、事業所などから発生する一般廃棄物は地域の集積所には出せません。廃棄物の処理及び清掃に関する法律により、事業者自らの責任で処理することが定められています。以下の方法のいずれかで処理しましょう。

1. クリーンセンターへ自己搬入する。
2. 市の許可を受けた一般廃棄物収集運搬業者に処理を委託する。

手数料は、10㎏につき200円（税込）となります。

産業廃棄物について

産業廃棄物とは、事業活動により生じた廃棄物のうち、廃油、燃え殻、汚泥、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類、その他政令で定める廃棄物のことを示します。産業廃棄物を処理する場合は、事業者自らの責任において自己処理するか、許可業者に処理を委託する必要があります。

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