ふじみ野市の粗大ごみ・不用品回収を解説

ふじみ野市のゴミ事情

ふじみ野市のゴミの量は埼玉県で第20位です

ふじみ野市は埼玉県の南東部にあり、総面積は14.67平方ｋｍという小さな市です。北部の市境には新河岸川が流れており、江戸時代から昭和初期にかけて川越と江戸（東京）を結ぶ舟運の水路として役立てられていました。平成17年10月1日に上福岡市と入間郡大井町が合併して発足したふじみ野市の人口は113,221人(平成28年5月時点）となっています。首都圏へのアクセスの良さから人口は増加し続けており、東京都特別区部への通勤率は26.6％と高い割合となっています。ふじみ野市のゴミの搬入量（生活系ゴミ収集量+事業系ゴミ収集量+直接搬入量）を調べてみると、32,519ｔでした（平成26年度実績）。この値は埼玉県内では第20位となります。

ふじみ野市のゴミの量は再び減少しています

ゴミの搬入量が埼玉県で20番目のふじみ野市では、値としては小さいもののゴミの量は減少しています。平成24年から25年の間で一時増加しましたが、ゴミ削減対策が功を奏して平成26年には減少しはじめています。市内の各家庭から排出される生活系ごみの量が減っていることは、市民の努力の結果でしょう。

市民1人1日当たりのゴミの量は大きく減少しています！

ゴミの搬入量が減少傾向となっているふじみ野市の市民1人1日当たりのゴミの量を調査しました。ゴミ搬出量全体としては着々と減少していますが、分類別で見ると事業系ごみの量が増えてしまっています。生活系ごみに関しては、平成26年になって大きく削減されています。今後は、事業所から排出されるごみの量を減らすため、資源ごみの再利用等にしっかりと取り組む必要があるでしょう。

市民1人1日当たりのゴミ搬出量

ふじみ野市の特徴

ふじみ野市は首都圏のベッドタウンとして発展し続けています

ふじみ野市は平成17年に合併によって誕生した新しい市です。「ふじみ野」の名のとおり、市内からは雄大な富士山を望むことが出来ます。地理的には都心から30ｋｍ圏内に位置しており、ベッドタウン的な役割を担っています。平成5年にふじみ野駅が開業したことで、駅周辺の都市開発が進み、超高層マンションが多く建設されました。市の人口の推移を見ると、平成22年には105,812人でしたが、平成28年には113,221人まで増加し、今後もさらに増え続けると予想されています。市内には、大日本印刷や日清製粉、ヤマハなど大手企業の向上が多数あり、豊かな自然と産業が程よく調和する街です。

ふじみ野市のゴミに関する情報

ふじみ野市の粗大ごみの出し方・収集方法

家庭で出るゴミのうち、1辺が30cmを超える可燃ごみ、1辺が50cmを超える不燃ごみを粗大ゴミと定義づけています。ふじみ野市では現在(平成28年5月時点）粗大ごみを無料で収集・処理しています。地域ごとに粗大ゴミの収集日が決められており、１世帯１回2点までごみの集積所に出すことが出来ます。引っ越しなどで大量に出す場合は清掃センターに直接搬入してください。粗大ごみは、下記の注意事項を守って正しく処理してください。

・まだ使えそうな木製の家具は「リサイクル家具」と明記して下さい。

・ガスレンジは必ず電池を外して下さい。

・自転車を処分する場合は「不用品」と明記して下さい。

粗大ごみ収集地区一覧

ふじみ野市では、以下の地区で粗大ごみの収集を行っています。

不法投棄に関する罰則について

家庭および事業所において不法投棄を行った場合は、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下（法人の場合は3億円以下）の罰金となります。不法投棄の未遂に関しても同様の罰則です。埼玉県内では不法投棄が後を絶ちません。そのため、埼玉県では産業廃棄物に関する不法投棄の通報制度を設けています。ふじみ野市内において不法投棄を見つけた場合は、直ちに産業廃棄物不法投棄110番（フリーダイヤル0120-530-384）に通報してください！

ゴミ・リサイクル関連施設のご紹介

上福岡清掃センターのご紹介

ふじみ野市内で排出される可燃ごみ・不燃ごみ・粗大ごみを処理する施設です。家庭で排出された可燃ごみ、不燃ごみ、資源ごみ、粗大ごみを持ち込みことが出来ます。

事業活動に伴い発生したごみに関しては、紙類、木類、繊維くずなど一部の品目のみ自己搬入を受け入れています。生活系ごみは無料ですが、事業系ごみは有料となります。料金は10kgあたり100円です。

新しい清掃センターについて

ふじみ野市と三芳町は、大井清掃センターの老朽化に伴い「ふじみ野市・三芳町環境センター」の整備を進めています。環境センターに於けるごみ処理で発生した熱エネルギーを利用する「余熱利用施設・エコパ」では、ふれあい・交流・健康増進をテーマにお子様からお年寄りまで幅広い年齢層の方が楽しめる設備を備えています。計画施設は、熱回収施設（全連続式ストーカ炉、処理能力：1日当たり142t）、リサイクルセンター（処理能力：1日当たり21t）等です。

ごみ削減とリサイクルへの取り組み

リサイクル工房で中古家具を格安販売しています！

家庭から出される家具などの粗大ごみのなかからまだ使えるものを補修して、市民に格安で販売しています。販売会は毎月1回、第3土曜日の9:00～12:00となっています。これまでに販売された例としては、3人掛けソファー2,000円、学習机2,300円、食器棚2,400円、ベッド3,000円等です。このように、リサイクル家具として出された物を修理し販売することで、リサイクルを推進し、ごみの削減に貢献しています。

生ごみ処理容器「ベランダdeキエーロ」について

ふじみ野市では、平成26年から新たな生ごみ減量化施策として生ごみ処理容器「ベランダdeキエーロ」を本格導入しています。生活系ごみの大半を占める生ごみを有効活用できるため、市民からも非常に好評です。

職場で出るごみ・産業廃棄物について

事業所から出るごみの出し方

事業所・商店・飲食店など事業活動に伴って発生する事業系一般廃棄物は、一般家庭ごみの集積所には出せません。廃棄物の処理及び清掃に関する法律により、事業者自らの責任で処理することが定められています。事業系一般廃棄物については、日高市の許可を受けた処理業者に委託して処理します。日高市のホームページで、「一般廃棄物収集・運搬許可事業者一覧」を見ることが出来ます。

埼玉県では、一般廃棄物総排出量の3割以上を占める事業ごみの削減を目的とする、「事業系ごみ削減キャンペーン」を実施しています。ふじみ野市に於いては、事業者が正しくごみ処理ができるよう、市のホームページで「事業系ハンドブック」を紹介しています。事業系ごみに関して不明な点は、埼玉県環境部資源循環推進課（048-830-3110）までお問い合わせください。

産業廃棄物について

産業廃棄物とは、事業活動により生じた廃棄物のうち、燃え殻、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類の6種類と「廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令」で定めるゴムくず、金属くず、ガラスくずなど14種類の合せて20種類の廃棄物のことを示します。産業廃棄物は上福岡清掃センターで受入および処理することができないため、事業系一般廃棄物収集運搬業の許可を取得した業者に依頼するなど、事業者が自らの責任で処理しましょう！

ふじみ野市の引越しの不用品処分にも最適

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