春日部市の粗大ごみ・不用品回収を解説
春日部市のゴミ事情
春日部市のゴミの量は埼玉県で第7位です
春日部市は埼玉県東部に位置し、特例市、業務核都市に指定されています。人口は平成12年の240,924人をピークに現在は現象傾向に転じています。しかし、地域によっては宅地開発が進んでいるため増加しているところもあります。首都圏のベッドタウンであり、商業都市として発展している春日部市のゴミの搬出量を調べたところ、78,257t(平成26年度実績) でした。この量は埼玉県内では第7位となっています。では、春日部市のごみ事情を見てみましょう。
春日部市のゴミの量は減少傾向に転じています
ゴミの搬入量が埼玉県で7番目という春日部市では人口は減少傾向にありますが、ゴミの量は平成25年度までは増えていました。しかし、平成26年度には減少しはじめています。ゴミの搬入量の推移をみると、平成24年から26年の間で99tの増加となっています。この値を見るとゴミの削減対策は進んでいますが、まだ充分とは言えない状況のようです。
年度 | 総量 | 生活系ゴミ |
---|---|---|
平成24年度 | 78,158t | 57,620t |
平成25年度 | 78,754t | 56,991t |
平成26年度 | 78,257t | 56,319t |
市民1人1日当たりのゴミの量は大幅に減少しています!
ゴミの削減対策が効果を表しはじめている春日部市では、市民1人1日当たりのゴミの排出量が大幅に減少しています。内訳を見ると、生活系ゴミ、事業系ゴミのいずれにおいても平成26年度に大きく減少しており、埼玉県全体の平均値である1人1日当たり897g(平成26年度)と比べても圧倒的に低い値となっています。
市民1人1日当たりのゴミ搬出量
年度 | 生活系ゴミ | 事業系ゴミ | 合計 |
---|---|---|---|
平成24年度 | 733g | 226g | 959g |
平成25年度 | 726g | 239g | 966g |
平成26年度 | 483g | 99g | 582g |
春日部市の特徴
春日部市は暮らしやすく子育てに適した街です
春日部市は古くから宿場町として栄え、高度経済成長期には東京のベッドタウンとして人口が大きく増えました。アニメ「クレヨンしんちゃん」の舞台として全国的な知名度を得ています。近年は、 「人・自然・産業が調和した快適創造都市-春日部-」を目指し、豊かな緑と商業施設が融和した街づくりを推進しています。平成28年5月1日時点の総人口は236,633人で、世帯数は102,923世帯です。人口は減少しつつありますが世帯数は増加しています。子育て支援が充実しているため、県の内外から子育て世代の転入者が多いようです。
春日部市のゴミに関する情報
春日部市の粗大ごみの出し方・収集方法
家庭で出るゴミのうち、一辺の長さが50㎝を超え2m未満の大型ごみは粗大ごみとなります。ただし、特定家庭用機器(テレビ・エアコン・洗濯機・衣類乾燥機・冷蔵庫・冷凍庫)は粗大ごみとしては出せないため、家電リサイクル法に則り処理をしなければいけません。春日部市民が粗大ごみを処分する際には、以下のいずれかの方法となります。
- 自宅まで収集に来てもらう戸別収集を依頼する。
- 自分で直接、ごみ処理施設に持込む。
粗大ごみ個別収集の申込方法
粗大ごみは一般のごみ収集所には出せないため、収集を依頼する場合は個別に申込みをする必要があります。専用受付電話で氏名、住所、電話番号、粗大ごみの品目・数量などを伝え、手数料の金額(処理券の枚数)、収集日を確認します。粗大ごみ処理券は粗大ごみ処理券取扱所で購入することができます。収集日の午前8時までに、粗大ごみ処理券に申込者の「氏名」と指定された「収集日」を記入した上で、粗大ごみに貼って指定された場所に出します。
直接処理施設へ搬入する場合
粗大ごみ処理券を予め購入する必要はありません。手数料は施設(クリーンセンター)で、現金で支払うことができます。処理施設で受入れられないゴミもありますので、事前に電話などで問い合わせておくと便利です。
粗大ごみ収集地区一覧
春日部市では、以下の地区で粗大ごみの収集を行っています。
赤崎 | 小平 | 西八木崎 |
赤沼 | 小渕 | 西宝珠花 |
飯沼 | 米崎 | 八丁目 |
一ノ割 | 米島 | 花積 |
牛島 | 栄町 | 浜川戸 |
内牧 | 下大増新田 | 東中野 |
梅田 | 下吉妻 | 樋堀 |
梅田本町 | 下蛭田 | 樋籠 |
榎 | 下柳 | 備後東 |
大枝 | 新川 | 備後西 |
大沼 | 新宿新田 | 藤塚 |
大畑 | 水角 | 不動院野 |
大場 | 薄谷 | 本田町 |
大衾 | 千間 | 増戸 |
粕壁 | 武里中野 | 増富 |
粕壁東 | 立野 | 増田新田 |
金崎 | 中央 | 緑町 |
上大増新田 | 銚子口 | 南 |
上金崎 | 塚崎 | 南栄町 |
上吉妻 | 道口蛭田 | 南中曽根 |
上蛭田 | 道順川戸 | 八木崎町 |
上柳 | 豊野町 | 谷原 |
神間 | 永沼 | 谷原新田 |
木崎 | 新方袋 | 豊町 |
椚 | 西親野井 | 芦橋 |
倉常 | 西金野井 | 六軒町 |
不法投棄に関する罰則
個人および事業所において不法投棄を行った場合、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下(法人の場合は3億円以下)の罰金となります。また、不法投棄の未遂に関しても同様の罰則が科せられます。粗大ごみなどの廃棄物は必ずルールを守って処理しましょう!
ゴミ・リサイクル関連施設のご紹介
ゴミ焼却施設のご紹介
春日部市には、下記のようなゴミ・リサイクル関連施設があります。
豊野環境衛生センター
可燃ごみ焼却施設です。燃焼によって発生する熱エネルギーを場内冷暖房などに活用しています。
クリーンセンター
一般家庭と事業所から排出された不燃ごみ・粗大ごみを破砕・選別しています。粗大ごみなどを直接搬入することができる施設です。
資源選別センター
一般家庭と事業所から排出された資源物(びん・かん・ペットボトル) 有害危険ごみ(乾電池、蛍光灯、スプレー缶、体温計など)を選別・中間処理する施設です。びん・かん・ペットボトル(事業系・分別されたもの)を直接搬入することができます。
ゴミ削減に関する取り組みの一例
春日部市では、生ごみの減量化および再利用を図るため、生ごみ処理容器購入費補助金制度(家庭での生ごみ処理のみ)を実施しており、生ごみ処理容器の購入者に対して費用の一部を補助しています。対象者は市内在住で、生ごみ堆肥の自家処理が可能な方になります。補助額は、購入金額の2分の1(100円未満切捨て)です。また、資源回収団体奨励金交付制度も設けられており、家庭廃棄物の中から再利用が可能な資源物を回収する市民の団体に対して、奨励金を交付しています。このことによって廃棄物の減量と資源が循環して利用される環境となることを目指しています。
職場で出るごみ・産業廃棄物について
事業所から出るごみの出し方
事務所・店・工場などの事業活動に伴って排出されるゴミのうち、産業廃棄物以外のごみは、事業系一般廃棄物となります。これらのゴミは、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に則り、事業者自らの責任で処理することが定められています。以下の方法のいずれかで処理しましょう。
- 市内のクリーンセンターへ自己搬入する。
- 市の許可を受けた一般廃棄物収集運搬業者に処理を委託する。
事業系ゴミをクリーンセンターに持ち込む場合の手数料は以下のとおりとなります。
種類 | 費用 |
---|---|
不燃ごみ(50cm以下) | 10kgあたり210円 |
粗大ごみ(1辺が50cmを超えるもの) | 10kgあたり210円+1点あたり500円 |
スプリング入りマット | 10kgあたり210円+1点あたり2,000円 |
産業廃棄物について
産業廃棄物とは、事業活動により生じた廃棄物のうち、廃油、燃え殻、汚泥、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類、その他政令で定める廃棄物のことを示します。産業廃棄物を処理する場合は、事業者自らの責任において自己処理するか、許可業者に処理を委託する必要があります。また、大量の産業廃棄物を出す場合は、事前に春日部市に届け出をする必要があります。埼玉県の許可を得ている産業廃棄物の収集運搬業者は、以下の連絡先で確認することができます。
- 埼玉県東部環境管理事務所(TEL0480-34-4011)
- 一般社団法人埼玉県環境産業振興協会(TEL048-822-3131)
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