熊谷市の粗大ごみ・不用品回収を解説

熊谷市のゴミ事情

熊谷市のゴミの量は埼玉県で第6位です！

熊谷市は埼玉県北部地区を代表する都市であり、交通の要所として発展して来ました。しかし、県の人口が増加しているなか、熊谷市は平成12年の206,446人をピークとして近年は減少傾向に転じています。ゴミの搬入量（生活系ゴミ収集量+事業系ゴミ収集量+直接搬入量）に関しては、81,978t(平成26年度実績）となっており、埼玉県内で第6位という高い数値です。

熊谷市のゴミの量は減り始めています！

埼玉県内で6番目にゴミの搬入量が多い熊谷市では、人口の減少にともないゴミの量が減りはじめています。ゴミの搬入量の推移をみると、平成24年から26年の間で34ｔの減少となっています。但し、生活系ゴミ収集量に関しては前年を上回っており、家庭から出されるゴミの量をさらに減らしていく必要があるようです。

市民1人1日当たりのゴミの量は大きく減っています！

人口が減少傾向にある熊谷市では、ゴミの搬入量の総量も年々減りつつあります。また、市民１人1日当たりのゴミの排出量を調査すると、こちらも年々減っている状況です。内訳を見ると、生活系ゴミ、事業系ゴミのいずれにおいても平成26年度に大きく減少させています。生活系ゴミの埼玉県全体の平均値は1人1日当たり693g（平成26年度）であるため、熊谷市の家庭ゴミは県の平均値より少ない量にまで減って来ています。

市民1人1日当たりのゴミ搬出量

熊谷市の特徴

熊谷市は猛暑の本場として全国的に知られています！

熊谷市は武家の町として古くから栄えており、中山道の宿場、熊谷宿として発展して来ました。産業としては農業、商業、工業がバランスよく繁栄し、市内純生産額は埼玉県内で第5位となっています。気候的な特徴としては、東京都心のヒートアイランド現象と秩父山地からのフェーン現象による熱風が合わさるため気温が上昇し、猛暑日となる日が多いことで知られています。平成19年8月16日14時42分には気温40.9℃を観測しています。人口の推移をみると、大正9年の第1回国勢調査では県内で2番目に人口が多い市でしたが、近年は減少傾向に転じています。年代としては、全国平均よりも20代の人口の割合が高いことが特徴です。

熊谷市のゴミに関する情報

熊谷市の粗大ごみの出し方・収集方法

家庭で出るゴミのうち、大型の燃えないゴミを粗大ゴミと定義づけています。また、家電リサイクル対象機器（テレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機など）を除く一部家電製品も粗大ゴミとして収集しています。集積場所で週に1回収集を行っており、集積所まで運ぶことが難しい場合は、玄関先まで回収に伺う「有料リクエスト収集」というサービスが利用できます。家庭で出た粗大ゴミに関しては、下記1、2いずれかの方法で処理しましょう。

1. 住んでいる地区の集積所に収集日の朝8:30までに出す。
2. ごみ処理施設に直接搬入する。

粗大ごみ有料リクエスト収集の申込方法

大型の家具類や集積所まで運べない場合、解体や分別が困難な場合に、ご自宅の玄関先まで回収に伺うサービスがあります。粗大ごみの数量は1回の回収で5点までとなり、収集の際には立ち合いが必要となります。また、家の中には入らないため玄関先に出しておく必要があります。集合住宅の場合は階段またはエレベーターで運べる物に限ります。

※熊谷市の粗大ゴミ有料リクエスト回収の受付は、環境美化センター：電話番号048-524-7121

収集料金の目安は１立方メートルあたり500円です。品目ごとの料金は熊谷市のホームページにてお知らせしています。例として、タンス小・500円、学習机・500円、マットレス（１セミダブル）1,000円など。

粗大ごみ収集地区一覧

熊谷市では、以下の地区で粗大ごみの収集を行っています。

不法投棄に関する罰則

個人、事業所のいずれにおいても不法投棄を行った場合、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下（法人の場合は3億円以下）の罰金となります。不法投棄の未遂に関しても同様の罰則が科せられます！

ゴミ・リサイクル関連施設のご紹介

ゴミ焼却施設のご紹介

熊谷市には、下記のようなゴミ・リサイクル関連施設があります。

大里広域熊谷衛生センター

可燃ゴミ・資源物（紙類）を自己搬入することができる施設です。家庭ゴミは50kg以下は無料・50kgを超えると10kgにつき10円となります。

大里広域江南清掃センター

可燃ゴミ・資源物（紙類）を自己搬入することができる施設です。家庭ゴミは50kg以下は無料・50kgを超えると10kgにつき10円となります。

一般廃棄物最終処分場

不燃ゴミ・粗大ゴミを自己搬入することができる施設です。家庭ゴミは10kgにつき10円、事業ゴミは10kgにつき200円です。

リサイクルに関する取り組み

熊谷市では、資源の有効活用を目指し、リサイクル活動を推進しています。容器包装のリサイクルはもちろんのこと、平成27年から「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」に参加し、使用済みインクカートリッジの拠点回収を行っています。「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」とは、インクカートリッジの回収から再資源化までのリサイクル活動を推進するメーカー6社との共同プロジェクトです。市役所本庁舎・大里行政センター・妻沼行政センター等に回収箱を設置しており、対象6メーカーの家庭用インクジェットプリンターの純正インクカートリッジを回収しています。そのほか、廃食用油（使用済み及び消費期限切れの植物性食用油）のリサイクル、消化器のリサイクルを行っており、市民とともにゴミの削減に努力しています。

職場で出るごみ・産業廃棄物について

事業所から出るごみの出し方

事務所・店・工場などにおいて事業活動に伴い排出されるゴミは、家庭ごみと同じごみステーションには出せません。事業者自身が自らの責任で適正に処理することが法律で義務づけられています（廃棄物の処理及び清掃に関する法律第3条）。事業所から排出される事業系一般廃棄物は、以下の方法のいずれかで処理しましょう。

1. 事業者自身の所有する廃棄物処理施設で処理する。
2. 市の処理施設に自分で搬入し、処理する。
3. 市が許可する一般廃棄物収集運搬許可業者に委託する。

可燃ゴミ、資源物、紙類は、大里広域熊谷衛生センター・大里広域江南清掃センターに、不燃ゴミ、粗大ゴミは一般廃棄物最終処分場に直接搬入することが出来ます。

産業廃棄物について

産業廃棄物とは、事業活動により生じた廃棄物のうち、廃油、燃え殻、汚泥、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類、その他政令で定める廃棄物のことを示します。熊谷市において産業廃棄物を排出する事業者は、市役所に様々な届け出をする必要があります。廃棄物の保管場所、処理方法について届け出を行うほか、廃棄物の量によっては処理に関する計画書の提出が求められます。もし、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に違反した場合には行政処分が行われています。

産業廃棄物の不法投棄撲滅！

熊谷市においては産業廃棄物を中心に私有地へのゴミの不法投棄が後を絶ちません。もし、不法投棄を見つけたら埼玉県の「産業廃棄物不法投棄110番」に通報しましょう。電話番号は、フリーダイヤル：0120-530-384です。

熊谷市の引越しの不用品処分にも最適

家具・タンス・ベッド・ソファ・冷蔵庫・洗濯機・エアコン・学習机が最安価格で価格で回収してもらえる不用品回収業者をしっかり比較してみよう！