羽生市の粗大ごみ・不用品回収を解説
羽生市のゴミ事情
羽生市のゴミの量は埼玉県で第36位です!
羽生市は埼玉県の北東に位置しており、江戸時代より衣料の街として栄えています。北部には利根川が流れ、群馬県と接しています。市の人口は平成28年2月時点で54,916人ですが、平成12年以降は年々減少している状況です。県の北部にあることから東京のベッドタウンとしての役割はあまりなく、県外からの転入者は少なめです。また、地域の高齢化の影響もあって30代の人口割合が低く、今後もさらに高齢化が加速するとみられています。羽生市のゴミの搬入量(生活系ゴミ収集量+事業系ゴミ収集量+直接搬入量)を調べてみると、19,258tでした(平成26年度実績)。この値は埼玉県内では第36位となります。では、羽生市のごみ事情を調査してみましょう!
羽生市のゴミの量は増加傾向に転じています
ゴミの搬入量が埼玉県で36番目という低いランクの羽生市では、ゴミの削減対策が大きな効果を表していないようです。ゴミの搬入量(総量)の推移をみると、以下の表のとおり平成24年から26年の間で1tしか変化がありませんが、平成25年度に大きく減らしているにも関わらず、平成26年度に再び増加傾向に転じています。ただし、家庭から出る生活系ゴミに関しては年々減少していますので、各家庭においてはゴミの削減にしっかりと取り組んでいることが分かります。
年度 | 総量 | 生活系ゴミ |
---|---|---|
平成24年度 | 19,257t | 13,918t |
平成25年度 | 18,846t | 13,728t |
平成26年度 | 19,258t | 13,355t |
市民1人1日当たりのゴミの量も増えています!
平成26年度にゴミの量が再び増えてしまっている羽生市では、市民1人1日当たりのゴミの量に関しても増加傾向に転じています。こちらも平成25年度には減少させていましたが、平成26年度になってまた増加してしまっています。埼玉県全体の平均値は生活系と事業系を合わせると1人1日当たり897g(平成26年度)であるため、羽生市民1人1日あたりのゴミの搬出量は県の平均より70g多いことになります。
市民1人1日当たりのゴミ搬出量
年度 | 生活系ゴミ | 事業系ゴミ | 合計 |
---|---|---|---|
平成24年度 | 765g | 194g | 959g |
平成25年度 | 733g | 211g | 944g |
平成26年度 | 750g | 217g | 967g |
ゴミの削減に関する取り組み
羽生市では、ゴミの削減に関する取り組みとして、「ごみ減量協力店・協力事業所」の認定をはじめています。平成19年度から開始されたこの取り組みでは、市民や事業者のごみ減量・資源化に関する意識の高揚を図り、循環型社会の形成および地球環境保全の推進を目的としています。認定された店舗などでは、表示マークを掲示し、簡易包装や資源物の自主回収などを進めています。「イオンモール羽生」や「道の駅はにゅう」「ケンゾー」など多くの店舗が認定されています。こういった取り組みによって事業系ごみの削減につながることが期待されています。
羽生市の特徴
羽生市は東日本一の衣料の町として発展してきました
羽生市の名称の由来は、天正18年太田埴生庄との銘があり、埴(はに、赤土の意)が生(う、多いの意)であることを表しているという説があります。また、埴輪(はにわ)が訛ったという説もあるようです。豊富な水資源を活用して、古くから農業と藍染めが盛んでした。東日本一の衣料の町として栄えて来ましたが、近年はファッション産業から自動車産業まで幅広くものづくりを行っており、県下有数の工業生産出荷都市へと発展しています。また、世界最大のキャラクターイベントが開かれる街としても知られており、毎年11月に羽生水郷公園において「世界キャラクターさみっとin羽生」を開催しています。羽生市のイメージキャラクターは「ムジナもん」です。
羽生市のゴミに関する情報
羽生市の粗大ごみの出し方・収集方法
家庭で出るゴミのうち、45リットルの袋(一般的なサイズ:65cm×80cm)に収まらない大きさのゴミを粗大ごみと定めています。例えば、家電製品(エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機、パソコン以外)、タンスなどの家具、椅子、自転車、ふとん、カーペットなどです。集積所は「燃やしてはいけないごみ」の集積所で、収集回数は年4回(2・4・7・11月の指定日)となっていますが、指定日以外に出す場合は、清掃センターへ直接搬入することができます。羽生市の粗大ごみの出し方は以下の2通りとなります。
- 指定された収集日に「燃やしてはいけないごみ」の集積所に出す。
- 自分で清掃センターに搬入する。
粗大ごみを清掃センターに持ち込む方法
市の指定日の収集以外の方法で粗大ごみを処理したい場合、清掃センターに自分で持ち込んで処理することになります。ただし、持ち込みできるごみは、羽生市内で発生したごみだけです。受付は平日か土曜日のみとなります。また、土曜日は混み合いますので、平日の持ち込みの方が待ち時間が少ないようです。受付の際には、運転免許証・保険証等で住所の確認が必要となります。持ち込めるゴミかどうかの判断が難しい場合は、あらかじめ清掃センターに電話で確認しましょう。電話番号は048-565-3979です。
粗大ごみ収集地区一覧
羽生市では、以下の地区で粗大ごみの収集を行っています。
稲子 | 神戸 | 中手子林 |
今泉 | 小須賀 | 西 |
大沼 | 小松 | 羽生 |
尾崎 | 小松台 | 東 |
加羽ケ崎 | 下岩瀬 | 秀安 |
上岩瀬 | 下川崎 | 日野手新田 |
上川崎 | 下新郷 | 藤井上組 |
上川俣 | 下新田 | 藤井下組 |
上新郷 | 下手子林 | 発戸 |
上手子林 | 下羽生 | 本川俣 |
上羽生 | 下村君 | 町屋 |
上村君 | 須影 | 三田ケ谷 |
川崎 | 砂山 | 南 |
喜右エ門新田 | 中央 | 南羽生 |
北 | 堤 | 名 |
北荻島 | 常木 | 弥勒 |
北袋 | 中岩瀬 | 与兵エ新田 |
桑崎 |
不法投棄に関する罰則について
家庭および事業所において不法投棄を行った場合は、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下(法人の場合は3億円以下)の罰金となります。また、不法投棄の未遂に関しても同様の罰則が科せられます。不法投棄は犯罪です。粗大ごみを含むすべての廃棄物は必ずルールを守って処理しましょう!
ゴミ・リサイクル関連施設のご紹介
ゴミ焼却施設のご紹介
羽生市には、下記のようなゴミ・リサイクル関連施設があります。
羽生市清掃センター
粗大ごみを含む家庭から出る可燃ゴミ及び事業系ごみ(一般廃棄物)を搬入できる施設です。可燃ごみに関しては准連続燃焼方式の焼却炉で一日あたり80tの焼却能力を持っています。また、粗大ごみに関しては一日あたり30tの処理能力となっています。
リサイクル家具の展示・無償提供について
羽生市では、家庭で不要となった家具などを粗大ゴミとして収集していますが、ごみの減量化と資源化を進めるため、収集した家具の展示および無償提供を行っています。対象は市内に在住か勤務している方です。原則として一人1点までの抽選方式となっており、家具がなくなり次第終了となります。日時・場所等の開催情報に関しては市のホームページなどで告知しています。
職場で出るごみ・産業廃棄物について
事業所から出るごみの出し方
商店、事務所、飲食店など事業活動に伴うごみ(事業系一般廃棄物)は地域のごみの集積所には出せません。廃棄物の処理及び清掃に関する法律により、事業者自らの責任で処理することが定められています。以下の方法のいずれかで処理しましょう。
- 清掃センターへ自己搬入する。
- 市の許可を受けた一般廃棄物収集運搬業者に処理を委託する。
手数料は品目や量によって異なりますが、基本的にはすべて有料です。
産業廃棄物について
産業廃棄物とは、事業活動により生じた廃棄物のうち、廃油、燃え殻、汚泥、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類、その他政令で定める廃棄物のことを示します。産業廃棄物については、市では収集及び処理を行っていません。事業者自らの責任において自己処理するか産業廃棄物処理業の許可を有する業者に処理を委託してください。
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