吉川市の粗大ごみ・不用品回収を解説
吉川市のゴミ事情
吉川市のゴミの量は埼玉県で第34位です
吉川市は埼玉県の南東部にあり、人口は69,970人(平成28年2月時点)となっています。東京都特別区部への通勤率は19.1%と南東部にありながら左程高くありません。なまず料理などの川魚料理が有名で、吉川駅前には金色のなまずのオブジェが設置されています。吉川市のゴミの搬入量(生活系ゴミ収集量+事業系ゴミ収集量+直接搬入量)を調べてみると、20,052tでした(平成26年度実績)。この値は埼玉県内では第34位という低い順位です。
吉川市のゴミの量は総量としては増加しています
ゴミの搬入量が埼玉県で34番目という吉川市では、人口が増加し続けていることもあり、ゴミの量が年々増えている状況です。ゴミの搬入量(総量)の推移をみると、平成24年から26年の間に162t増えてしまっています。しかしながら、家庭から出される生活系ごみの量に関しては、平成25年から26年の間で減少傾向に転じています。このことは、各家庭におけるゴミ削減への努力が成果を表していると判断できます。
年度 | 総量 | 生活系ゴミ |
---|---|---|
平成24年度 | 19,890t | 15,327t |
平成25年度 | 19,893t | 15,370t |
平成26年度 | 20,052t | 15,315t |
市民1人1日当たりのゴミの量は着実に減少しています
ゴミの搬入量が増加傾向となっている吉川市の、市民1人1日当たりのゴミの量を調べてみると、こちらは年々減少している状況です。市民1人1日当たりのゴミ搬出量(総量)の県の平均値は897gであるため、吉川市民1人1日当たりのゴミ搬出量は平均以下ということになります。人口が増加しているにも関わらず、1人当たりの値が減るということは非常に良い傾向です。しかし、事業系のごみに関しては平成26年に増えてしまっているため、注意が必要です。
市民1人1日当たりのゴミ搬出量
年度 | 生活系ゴミ | 事業系ゴミ | 合計 |
---|---|---|---|
平成24年度 | 705g | 161g | 866g |
平成25年度 | 701g | 159g | 860g |
平成26年度 | 685g | 166g | 851g |
吉川市の特徴
吉川市は彩の国さいたま景観賞を受賞した美しい街です
吉川市は、江戸川と中川に挟まれた水と緑が豊かな環境にあるため、中世以前から稲作が盛んです。江戸時代には天領となり、米の供給を行っていました。昭和48年に武蔵野線が開通し、吉川駅が開業してからは急速に人口が増え、平成27年には一時的に7万人を超えました。市の中心部には「人にやさしい街づくり」をコンセプトとする「吉川きよみ野」があります。平成9年度には吉川きよみ野コミュニティ道路が都市景観大賞を受賞しています。また、平成11年度には「彩の国さいたま景観賞」を受賞しています。現在、吉川美南駅を中心とする新たな街づくりが進められており、今後さらに人口が増えて行くと予想されています。
吉川市のゴミに関する情報
吉川市の粗大ごみの出し方・収集方法
家庭で出るゴミのうち、1辺が50cmを超えるものは粗大ごみになります。粗大ごみは地域のごみ集積所に出せません。家庭で出た粗大ごみを処理する方法は、下記のいずれかとなります。処理に際しては手数料が発生します。手数料は現金または納付書による支払となります。粗大ごみに関する問合せ・予約申込先は、吉川市環境センター:048-983-2281まで。
- 戸別収集を依頼して処理する。
- 環境センターに自己搬入して処理する。
戸別収集は、環境センター(048-983-2281)に電話で申し込みます。1回につき10点まで収集可能です。料金は納付書で支払うことができるので立ち合いは不要です。
粗大ごみを環境センターへ直接搬入する場合、事前予約の必要はありません。処理手数料は10kgあたり150円です。持ち込まれた際に 市内居住者であることを証明するため運転免許証や健康保険証等の身分証明書の提示が必要です。
粗大ごみ収集地区一覧
吉川市では、以下の地区で粗大ごみの収集を行っています。
会野谷 | 鹿見塚 | 中野 |
旭 | 下内川 | 鍋小路 |
飯島 | 拾壱軒 | 八子新田 |
加藤 | 新栄 | 半割 |
上内川 | 須賀 | 平方新田 |
上笹塚 | 関 | 平沼 |
川富 | 関新田 | 深井新田 |
川野 | 高富 | 二ツ沼 |
川藤 | 高久 | 保 |
木売 | 道庭 | 美南 |
木売新田 | 土場 | 南広島 |
共保 | 富新田 | 三輪野江 |
きよみ野 | 中井 | 吉川 |
小松川 | 中川台 | 吉川団地 |
栄町 | 中島 | 吉屋 |
皿沼 | 中曽根 |
不法投棄に関する罰則について
家庭および事業所のいずれにおいても不法投棄を行った場合は、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下(法人の場合は3億円以下)の罰金となります。また、不法投棄の未遂に関しても同様の罰則が科せられます。埼玉県では産業廃棄物に関する不法投棄の通報制度を設けています。もし、吉川市内において不法投棄を見つけた場合は、直ちに産業廃棄物不法投棄110番(フリーダイヤル0120-530-384)に通報してください!
ゴミ・リサイクル関連施設のご紹介
東埼玉資源環境組合のご紹介
東埼玉資源環境組合の施設で吉川市で発生する可燃ごみ、不燃ごみ、粗大ごみを処理しています。
東埼玉資源環境組合焼却場
家庭及び事業所から出る可燃ごみを処理する施設です。
吉川市環境センター
家庭及び事業所から出る不燃ごみ、粗大ごみを処理する施設です。粗大ごみの自己搬入を受け付けています。
ごみ削減への取り組み
生ごみ用の水切り器と水切りネットを無料配布しています
吉川市では、生ごみの水切り排出を励行することで、「ごみの減量化」「焼却効率の向上」「地球温暖化の防止」を推進するべく、市民に水切り器と水切りネットを無料で配布しています。1世帯につき各1個までです。配布場所は保健センター2階・環境課窓口となります。
職場で出るごみ・産業廃棄物について
事業所から出るごみの出し方
事業所・商店・飲食店など事業活動に伴って発生する事業系一般廃棄物は、一般家庭ごみの集積所には出せません。廃棄物の処理及び清掃に関する法律により、事業者自らの責任で処理することが定められています。事業系一般廃棄物については、コンポストや生ごみ処理機を利用して自己処理するか、吉川市の許可を受けた一般廃棄物処理業者に委託して処理してください。品目によっては吉川市環境センターに直接搬入できるものもあります。
ごみの内容物調査を行っています
事業系一般廃棄物は一般廃棄物処理業者によって収集された後、東埼玉資源環境組合に搬入されます。東埼玉資源環境組合と吉川市は、ゴミの分別が正しく行われているかチェックするため定期的に収集車の中のごみの内容物を調査しています。
産業廃棄物について
産業廃棄物とは、事業活動により生じた廃棄物のうち、燃え殻、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類の6種類と「廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令」で定めるゴムくず、金属くず、ガラスくずなど14種類の合計20種類の廃棄物のことを示します。産業廃棄物は環境センターで受入および処理することができません。事業系一般廃棄物収集運搬業の許可を取得した業者に依頼するなど、事業者が自己責任で処理しましょう。産業廃棄物に関するお問い合わせ先は、埼玉県越谷環境管理事務所(048-966-2311)です。
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