北本市の粗大ごみ・不用品回収を解説

北本市のゴミ事情

北本市のゴミの量は埼玉県で第35位です

北本市は埼玉県の東部中央にあり、平成28年2月時点の人口は67,319人(県内第13位）となっています。市の人口は平成16年の70,719人をピークとして、それ以降は年々減少しています。近年は高齢化の影響を受け、市民の平均年齢も上がって来ています。県の南部エリアのように東京への通勤率は高くなく、昼夜人口の差はさほど大きくありません。北本市のゴミの搬入量（生活系ゴミ収集量+事業系ゴミ収集量+直接搬入量）を調べてみると、19,925ｔという少ない値でした（平成26年度実績）。埼玉県内では第35位に位置しています。

北本市のゴミの量は全体としては減っています

ゴミの搬入量が埼玉県で35番目と少ない値の北本市では、人口が減少しているわりに家庭から出る生活系ゴミの量が減少していないようです。総量としてみれば平成24年から26年の間で608tも削減できていますが、生活系ゴミの量に関しては平成25年以降に再び増加傾向に転じています。このことは、事業所においてはゴミ削減対策が効果を示していますが、家庭においてはまだ充分でないことになります。

市民1人1日当たりのゴミの量は県の平均を大きく下回っています

ゴミの搬入量(総量)が削減されている北本市の市民1人1日当たりのゴミの量に関して調査すると、以下の表のとおり減少傾向となっています。内容をみると、事業系のごみの量は年々着実に減っていますが、生活系のごみに関しては平成24年から26年の間で僅かに増えています。しかし、埼玉県全体の平均値は生活系と事業系を合わせると1人1日当たり897g（平成26年度）であるため、北本市民1人1日あたりのゴミの搬出量は県の平均を大きく下回っていることになります。今後さらに各家庭においてゴミの削減に力を入れて行くことで、より良い環境を得ることができるでしょう！

市民1人1日当たりのゴミ搬出量

ゴミの削減に関する取り組み

北本市内のごみの25％が事業系ゴミとなっているため、廃棄物の発生を抑制することや、再使用および再生利用、適正処理を促進しています。そのため、事業所向けのパンフレットを配布し、事業系ごみ削減キャンペーンを実施しています。北本市では、これらの取り組みが成果を表しているため、近年事業系ゴミの量が着実に減っているのでしょう。

北本市の特徴

北本市は子育てするには最高の街です！

北本市には、中山道の宿場・鴻巣宿があり、江戸時代から栄えていました。産業としては農業が中心的で、特産品のトマトを使ったトマト大福、トマトようかん、トマト入り揚げ餃子などがあります。北本市では、「こどもと住むまち北本市」というキャッチフレーズで、子育て世帯への支援に力を入れています。平成24年度から3年連続で待機児童ゼロを達成していることが評価されていますが、ほかにも0歳児おむつ無料化・任意予防接種の費用補助・中学生まで医療費助成など多くの制度を設けています。また、平成24年から東保育所で病後児保育を開始し、平成26年から北里大学メディカルセンターで病児保育を始めるなど、市民にうれしい制度が次々とスタートしています。これらの取り組みによって、県の内外からの転入者が増えるよう、自治体として最大限努力しています。

北本市のゴミに関する情報

北本市の粗大ごみの出し方・収集方法

家庭で出るゴミのうち、45リットルのゴミ袋に入らない大きなゴミを粗大ごみと定義づけています。粗大ごみの収集および処理に関しては平成15年4月1日から有料となっています。料金はサイズによって異なります。品目と合わせて北本市のホームページで確認することができます。粗大ごみを処理する際は、下記のいずれかの方法でお願いいたします。

1. 個別収集を依頼する。
2. 埼玉中部環境センターに持ち込む。

戸別収集を依頼する

粗大ごみの戸別収集を依頼する際は、電話、ファックス、電子メールで北本リサイクル事業協同組合に申し込んでください。電話048?591?6724、ファックス048?593?2756、電子メール（kitamoto-recycle@asahi.email.ne.j）です。粗大ごみを収集してもらう場合、以下の手順となります。

1. 品目、寸法、点数を伝えてください。（1回に5点まで）
2. 料金と収集日を確認してください。
3. 粗大ごみ処理券を取扱店で購入します。
4. 粗大ごみ処理券を粗大ごみに貼り、指定日の朝に自宅前道路や専用の集積所に出してください。

粗大ごみ収集地区一覧

北本市では、以下の地区で粗大ごみの収集を行っています。

不法投棄に関する罰則について

家庭および事業所において不法投棄を行った場合は、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下（法人の場合は3億円以下）の罰金となります。また、不法投棄の未遂に関しても同様の罰則が科せられます。市内では多くの不法投棄が発見されています。埼玉県の産業廃棄物に関する不法投棄の通報制度を利用し、不法投棄を見つけた場合は直ちに産業廃棄物不法投棄110番（フリーダイヤル0120-530-384）に通報してください！

ゴミ・リサイクル関連施設について

埼玉中部環境センターのご紹介

埼玉中部環境センターでは、北本市で発生する様々なごみを処理しています。家庭や事業所から出たゴミを自己搬入することができる施設です。自己搬入の場合、処理手数料（戸別収集）の4割負担になります。

ゴミに関する知識を広めています！

埼玉中部環境センターは、誰でも見学することができます。小学生の団体などを積極的に受け入れ、ゴミ処理施設を見てもらうことで、ゴミに関する知識を高めることや、リサイクルへの意識づけ、資源ごみの有効活用など、多くの知識が得られるよう努力しています。

職場で出るごみ・産業廃棄物について

事業所から出るごみの出し方

商店、事務所、飲食店など事業活動に伴って発生する事業系一般廃棄物は地域のごみ集積所には出せません。廃棄物の処理及び清掃に関する法律によって事業者自らの責任で処理することが定められています。必ず以下の方法のいずれかで処理しましょう。

1. クリーンセンターへ自己搬入する。
2. 市の許可を受けた一般廃棄物収集運搬業者に処理を委託する。

事業所等で発生する一般廃棄物のうち「燃やせる」は小鉢クリーンセンターに自己搬入することができます。料金は10㎏あたり150円です。搬入できるものは、生ごみ・紙類・繊維類・植木類・綿布団等となっています。搬入する品目については事前に電話（048-559-3641）で確認しておきましょう。

産業廃棄物について

産業廃棄物とは、事業活動により生じた廃棄物のうち、廃油、燃え殻、汚泥、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類、その他政令で定める20種類の廃棄物のことを示します。産業廃棄物に関しては、北本市で収集及び処理を行っていません。事業者自らの責任において自己処理するか産業廃棄物処理業の許可を有する業者に処理を委託するなど、正しい方法で処理してください。

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